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2011/02/27 2016/08/19

【 阪急杯2011予想】 サンカルロが約2年ぶりの重賞制覇

出走日:2011年03月06日(日)
阪急杯(GⅢ)/阪神/別定/1400m(右・芝)

第55回阪急杯は、サンカルロ(吉田豊)がこれまでの鬱憤を晴らす快勝劇となった。

競馬理論は、阪神競馬の土曜日の芝のレースを見て、開幕週にしてはインが有利な馬場状態でないと判断し、能力を信頼して4番人気のサンカルロを本命に予想した。

なお、第55回阪急杯で以前から述べているように、第55回阪急杯は、今のスプリント戦線はレベルが低いので、スプリント戦線組よりも、1400m~1600mを中心に使われている馬の方が強い。

第55回阪急杯のレースでは、サンカルロは、いつものように出負け気味のスタートから、中段の馬込みの中を追走した。

そして、第55回阪急杯のサンカルロは、直線で吉田豊騎手に外に持ち出されると、あっという間に先頭に立ち、2着のガルボに1馬身以上の差をつけて、快勝した。

サンカルロの第55回阪急杯の勝利は、開幕週の馬場で外を回って押し切る横綱競馬によるものであり、第55回阪急杯のメンバーでは力が違うところを見せつけた。

よって、第55回阪急杯で次走の高松宮記念においても、ある程度ペースが上がって前潰れの競馬になるようであれば、サンカルロが好走してもおかしくないと競馬理論では判断している。

一方、第55回阪急杯の2着には、単勝2.6倍で1番人気のガルボ(岩田康)が入った。

第55回阪急杯で競馬理論は、開幕週の馬場で絶好位となる好位のインを走れそうな器用な先行力を考慮して、金曜日の時点では本命に予想する予定だったガルボを、インが思ったほど有利ではない馬場状態を考慮して、少し評価を落とした。

第55回阪急杯でレースでは、ガルボは、逃げ争いの直後の好位のインからレースを進めた。

そして、第55回阪急杯は、ガルボは、直線で狭い馬群を割って内から伸びてきたが、サンカルロには及ばず、2を確保するのが精一杯であった。

ガルボの第55回阪急杯の2着は、器用な先行力で安定感のある走りを見せてのものだが、レース内容としてはサンカルロに完敗であった。

しかしながら、第55回阪急杯でガルボは、常に好位のインを走れる先行力を持つので、インが有利な馬場で内枠を引いたときには、ガルボがサンカルロに先着する可能性が高まる。

一方で、外が伸びる馬場でもガルボが人気になるようであれば、軽視して穴を狙うべきと競馬理論では判断している。

一方、第55回阪急杯の3着には、フラガラッハ(四位)が追い込んだ。フラガラッハは、スタートが悪く、後方からの競馬となってしまった。

しかしながら、第55回阪急杯でフラガラッハは、直線で大外に持ち出されると、鋭い差し脚で3着まで追い込んだ。

フラガラッハの第55回阪急杯の3着は、速い流れに恵まれたと見ることもできるが、開幕週の馬場でかなり外を回らされたことを考慮すると、悪くないレース内容であった。

よって、第55回阪急杯後の重賞戦線においても、成長途上のフラガラッハにはそれなりの注意を払うべきと競馬理論では判断している。

以上のように、第55回阪急杯は、サンカルロの強さだけが目立つ一戦となった。

また、サンカルロは、第55回阪急杯の勝利で賞金を加算できたので、高松宮記念への出走という意味でも価値のある勝利となった。

よって、春のスプリント王決定戦の高松宮記念においても、第55回阪急杯でサンカルロにはそれなりの注意が必要と競馬理論では判断している。

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