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キーンランドカップ(GⅢ)
ナムラクレアの連覇なるか?
作成日: 2024/08/20 更新日: 2024/08/23

記事と併せて動画もご覧ください

キーンランドカップ(2024)出馬表とMI値

出走日: キーンランドカップ(GⅢ)/札幌/別定/1200m(右・芝)

※枠順発表次第、出走馬表示。予想オッズはnetkeibaを参考

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今週のトラックバイアス
9/14(土)9/15(日)ローズS開催 ※更新をお待ちください
開催ダートコメント
中山
セントライト記念
フラットフラット先週と同じ想定
24/9/12 15:59更新
中京
ローズステークス
フラットフラット芝は今週からコース替り
24/9/12 15:59更新
イン有利→ややイン有利→外回イン有利※→フラット→外有利 ※外を回り過ぎてインが有利の状態
コースの特徴

向こう正面のポケットからのスタートで最初のコーナーまで距離がある上に、直線も短いので前残りに警戒が必要な条件。ただし、枠順の有利不利はほとんどない

昨年キーンランドカップの結果とMI値

開催日:2023/08/27

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着順 馬番 馬名 MI 性別 馬齢 斤量 タイム KP BP AP TP
114ナムラクレア7945501:09.979-2
1
1
0
28シナモンスティック7445501:10.177-2
0
0
-1
312トウシンマカオ7645701:10.177-2
1
0
0
416シュバルツカイザー75セン55701:10.177-2
0
0
0
511ヴァトレニ71セン55701:10.474-2
0
0
-1
69ジュビリーヘッド7165701:10.573-2
0
0
0
74キミワクイーン7045501:10.672-2
0
0
0
810ゾンニッヒ6855701:10.969-2
1
0
0
915サトノアイ6755501:11.068-2
1
0
0
102ナランフレグ6875801:11.1670
0
0
1
111ウォーターナビレラ6345501:11.365-2
0
0
0
126タイセイアベニール6485701:11.365-2
0
0
1
133レッドベルオーブ6255701:11.464-2
0
0
0
1413レイハリア6255501:11.662-2
1
0
1
157カイザーメランジェ6085701:11.761-2
0
0
1
165ウインマーベル5545701:12.256-2
0
0
1
【キーンランドカップの展開図】

キーンランドカップ(2024)の前哨戦を分析

今週は、フルゲート16頭に対して20頭もの出走登録馬があったキーンランドカップ(2024年)の予想について解説する。キーンランドカップは、サマースプリントシリーズの1戦である。連覇を狙うナムラクレアが1番人気となりそうだが、去年よりもメンバーが弱く、負けられない一戦となりそうである。>そこで、競馬理論の競馬予想では、キーンランドカップの出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

高松宮記念組

ナムラクレア

高松宮記念の2着は、スローペースの前残りの展開の中での位置取りの差で、同タイムの頭差まで迫っており、レース内容としては一番強かった。また、ナムラクレアは、去年のキーンランドカップも楽勝しているうえに、スプリンターズステークスでもチグハグな競馬ながら3着と好走しており、現役屈指のスプリンターである。よって、ナムラクレアはキーンランドカップの連覇の可能性が高い。

函館スプリントステークス組

サトノレーヴ

函館スプリントステークスの勝利は、開幕週のイン有利のトラックバイアスで好位のインを追走する展開に恵まれたものではあるが、2着に1馬身以上の差をつけたことは立派である。また、函館スプリントステークスの2着馬ウイングレイテストは、次走のアイビスサマーダッシュでも2着に好走しており、レースのレベルも低くはない。よって、キーンランドカップにおいては、スプリント戦では能力的に底を見せていないサトノレーヴにもそれなりの高い評価を与えるべきである。

オタルエバー

函館スプリントステークスの5着は、ややイン有利のトラックバイアスの中で好位のインを追走してのものであり、レース内容は着順ほどよくない。よって、キーンランドカップの予想においては、オタルエバーに高い評価は不要である。

セッション

函館スプリントステークスの8着は、初のスプリント戦でペースに戸惑ったにせよ、見せ場がなかった。よって、キーンランドカップにおいて、セッションに高い評価は不要である。

マテンロウオリオン・ジュビリーヘッド

函館スプリントステークスのレース内容は見どころがなかった。よってキーンランドカップにおいては、マテンロウオリオン及びジュビリーヘッドに高い評価は不要である。

青函ステークス組

モリノドリーム

青函ステークスの勝利は、前残りの展開を差し切ったころは立派だが、OP特別の弱いメンバー構成に恵まれた感も否めない。なお、モリノドリームは、2勝クラスの時にサトノレーヴに離されてしまっているうえに、重賞のセントウルステークスでは11着と惨敗を喫してしまっている。よって、キーンランドカップにおいては、モリノドリームに押さえ程度の評価を与えれば十分である。

ビッグシーザー

青函ステークスの6着は、好位追走から伸びを欠く残念な内容だったが、59キロを考えると同情の余地はある。なお、ビッグシーザーは、オーシャンステークス2着、函館スプリントステークスの3着の実績があり、函館スプリントステークスの3着は、コース取りの差を考えると、着差ほどの能力差はない。よって、キーンランドカップにおいて展開の助けがあれば、ビッグシーザーの巻き返しも可能と判断すべきである。

しらかばステークス組

ゾンニッヒ

しらかばステークスの勝利は、前残りの展開で出遅れたにもかかわらず、まとめて差し切っており、着差以上に強い内容であった。なお、ゾンニッヒは、函館スプリントステークスで6着に敗れているが、ややイン有利のトラックバイアスで大外から追い込んでおり、着順ほど内容は悪くない。よって、キーンランドカップにおいてゾンニッヒが好走するためには、外の差しが届く展開の助けが必要と判断すべきである。

UHB賞組

プルパレイ

UHB賞の勝利は、好位のイン追走からロスのないコース取りに恵まれた。また、プルパレイは、しらかばステークスでもゾンニッヒと0秒1差の3着に好走しているが、ロスのないコース取りを加味すると、着差以上に能力差がある。よって、キーンランドカップにおいては、さらなるメンバー強化を考慮すると、プルパレイに高い評価は不要である。

ソウテン

UHB賞の5着は、内をロスなく走ってのものであり、レース内容としては見どころがなかった。よって、キーンランドカップにおいては、ソウテンに高い評価は不要である。

葵ステークス組

エトヴプレ

葵ステークスの4着は、上位3頭が行ったきりの競馬だったとみれば悪くないが、内をロスなく突くコース取りを考えると、もう少し走ってほしかった。ただし、エトヴプレは、桜花賞5着で見せたスピードが非凡だった上に、今年の3歳世代は短距離重賞ならばすでに通用している。よって、キーンランドカップにおいては、エトヴプレにもそれなりの高い評価は与えるべきである。

北九州記念組

エイシンスポッター

北九州記念の9着は、中途半端な競馬で能力を発揮できなかった。なお、エイシンポッターは、OP特別2勝、G3でも3着の実績があり、前崩れの展開がハマれば通用する能力を秘める。よって、キーンランドカップにおいては、前崩れの展開になりそうな場合にのみ、エイシンスポッターにも注意を払うべきである。

チャンピオンズマイル組

オオバンブルマイ

チャンピオンズマイルの10着は、負け過ぎだが、海外のレースで度外視することもできる。なお、オオバンブルマイは、ゴールデンイーグルを制して、5億円の賞金を獲得した実績がある。ただし、オオバンブルマイは、国内のレースでは、NHKマイルカップ3着の実績馬だが、2023年のNHKマイルカップは史上最弱レベルの非常に低調なメンバー構成であった。よって、キーンランドカップにおいては、オオバンブルマイにも押さえ程度の評価を与えれば十分である。

まとめ

連覇を狙うナムラクレアにとっては、去年よりも明らかにメンバーが落ちるので、負けられない一戦。ナムラクレアの相手探しとなりそうだが、2番手以下は大混戦のため、展開やトラックバイアスに注意したい。以上、キーンランドカップに出走登録している有力各馬の能力を分析した。この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、キーンランドカップ(2023年)の最終的な予想を決断する。

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