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関屋記念(GⅢ)
ジュンブロッサムの重賞初制覇なるか?
作成日: 2024/08/06 更新日: 2024/08/11

記事と併せて動画もご覧ください

関屋記念(2024)出馬表とMI値

出走日: 関屋記念(GⅢ)/新潟/別定/1600m(左・芝)

※枠順発表次第、出走馬表示。予想オッズはnetkeibaを参考

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今週のトラックバイアス
9/14(土)9/15(日)ローズS開催 ※更新をお待ちください
開催ダートコメント
中山
京成杯オータムハンデ
ややイン有利フラット開幕週
24/9/4 17:25更新
中京
セントウルステークス
フラットフラット芝は先週の台風の影響がありそう
24/9/4 17:25更新
イン有利→ややイン有利→外回イン有利※→フラット→外有利 ※外を回り過ぎてインが有利の状態
コースの特徴

ワンターンで、最初のコーナーまでが548m、ゴール前も日本一長い659mの直線ということもあり、スローペースの瞬発力勝負となることが非常に多い。そのため、トラックバイアスが内有利となった場合には、前残りの展開での波乱も。

昨年関屋記念の結果とMI値

開催日:2023/08/13

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着順 馬番 馬名 MI 性別 馬齢 斤量 タイム KP BP AP TP
12アヴェラーレ7855501:32.180-2
0
0
0
21ディヴィーナ7755501:32.279-2
0
0
0
316ラインベック77セン65701:32.279-2
0
0
0
47フィアスプライド7555501:32.477-2
0
0
0
511メイショウシンタケ7555701:32.477-2
0
0
0
613サクラトゥジュール7365701:32.675-2
0
0
0
79ミッキーブリランテ7375701:32.675-2
0
0
0
85セルバーグ7445801:32.7740
0
0
0
98ララクリスティーヌ7155501:32.873-2
0
0
0
106フラーズダルム7155501:32.873-2
0
0
0
1117ビューティフルデイ7155501:32.873-2
0
0
0
1214ロータスランド7065501:32.972-2
0
0
0
133フォルコメン69セン75701:33.071-2
0
0
0
1415アナザーリリック6655501:33.368-2
0
0
0
1512ノルカソルカ6565701:33.467-2
0
0
0
1610カワキタレブリー6445701:33.566-2
0
0
0
174コンシリエーレ6245701:33.764-2
0
0
0
【関屋記念の展開図】

関屋記念(2024)の前哨戦を分析

今週は、フルゲート18頭に対して19頭の登録があった関屋記念(2024年)。秋のG1戦線を狙う馬が揃い、3歳馬と古馬の比較も難しく、大混戦模様である。

パラダイスステークス組

ロジリオン

パラダイスステークスの4着は、みんなで内を開けすぎて外が全く伸びない特殊なトラックバイアスにおいて、出遅れて外を回らされて脚を余したものであり、1番人気を裏切ってしまったが、同情の余地がある。なお、ロジリオンは、一線級はクラシックに向かったことでの手薄なメンバー構成と有力馬の不利などに恵まれたにせよ、NHKマイルカップでの3着は立派である。また、ロジリオンは、常に掲示板を確保しているように、相手なりに崩れない。よって、関屋記念の予想においては、クイーンステークスで3歳世代が好走していることをも考慮すると、ロジリオンにかなり高い評価を与えるべきである。

NHKマイルカップ組

ディスペランツァ

NHKマイルカップの7着は、ロジリオンに少し見劣る内容であったことは確かだが、スタートでの出遅れと4コーナーでの不利を考えると、そこまで大きな差はない。なお、ディスペランツァは、アーリントンカップを制したとき、スローペースを差し切ったとみれば立派だが、イン有利のトラックバイアスに恵まれた感もあり評価は分かれる。よって、関屋記念においては、ディスペランツァにもそれなりの高い評価を与えるべきである。
3歳馬のレベルはどう見るかというところがあるが、NHKマイルカップ組の中では若干ロジリオンの方が上。ただし、アーリントンカップのように中団のインで足を溜めて、内側でロスなく乗った馬が来るような展開になればロジリオンが逆転してもおかしくない。この枠順であれば買わなければならない一頭。

安田記念組

パラレルヴィジョン

安田記念の13着は、中団の馬群の中から伸びを欠いており、力負けであった。なお、パラレルヴィジョンは、ダービー卿チャレンジトロフィーを制しているが、行ったきりの流れを2番手で追走する展開に恵まれたものである。よって、関屋記念においては、メンバー弱化を考慮すると、パラレルヴィジョンの巻き返しに注意を払うべきだが、過大評価も禁物である。

メイステークス組

プレサージュリフト

メイステークスの勝利は、弱いメンバー構成と前残りの展開に恵まれた感はあるが、OP特別では力の違いを見せつけた。なお、プレサージュリフトは、クイーンカップ勝ちだけでなく、京都金杯や東京新聞杯でも3着に好走しており、夏場のG3ならば能力的に上である。よって、関屋記念においては、プレサージュリフトにもそれなりの高い評価を与えるべきである。

米子ステークス組

トゥードジボン

米子ステークスの勝利は、前残りの流れを楽に逃げる展開に恵まれた。なお、トゥードジボンは、京都金杯で3着に好走しているがイン有利のトラックバイアスに恵まれた。よって、関屋記念においては、イン有利のトラックバイアスで楽に逃げるなど相当の助けがない限りは、トゥードジボンに高い評価は不要である。

ディオ

米子ステークスの2着は、ほぼ行ったきりの展開で逃げ馬を捕らえきれなかっただけで力負けではないが、勝たなきゃいけないメンバー構成でもあった。なお、ディオは、ダービー卿チャレンジトロフィーこそ崩れたが、それ以外は相手なりに安定して走っている。よって、関屋記念においては、ディオにも押さえ程度の評価は与えるべきである。

メイショウシンタケ

意外と堅実に追い込む馬。人気よりも能力が高く良い脚を使うが、今回の先行馬不在のメンバー構成を考えると、ペースが落ちそうで、買いづらい。

ラインベック

去年の関屋記念の内容だけ走れば悪くないが、最近の競馬を見ると負けすぎのため、買いづらい。

アスクコンナモンダ

米子ステークスの敗戦は見どころがなかった。よって、関屋記念の予想においては、さらなるメンバー強化を考慮すると、アスクコンナモンダ、メイショウシンタケ及びラインベックに高い評価は不要である。東京新聞杯4着、ダービー卿チャレンジトロフィー3着とそれなりに走っていることを考えると、すごく差があるわけではない。ただし、今回は前が有利になりそうなので、買いにくい。

東京新聞杯組

サクラトゥジュール

東京新聞杯の勝利は、1枠から内を突いてのものであり、イン有利のトラックバイアスを最大限に生かした。なお、サクラトゥジュールは、それ以前は、オープン特別での好走こそあったが、重賞では足りない競馬を繰り返していた。よって、関屋記念においてサクラトゥジュールが好走するためには、展開及びトラックバイアスの助けがかなり必要と判断すべきである。
東京新聞杯でメンバーが強かったので、その内容だけ走れば通用するが、東京新聞杯はイン有利なトラックバイアスを生かしての勝利。今回も2枠4番なので、同じように中団の内側で脚をためてロスなく走れれば、押さえなければならない一頭。。

水無月ステークス組

ジュンブロッサム

水無月ステークスの勝利は、3馬身差で力の違いを見せつけたが、弱いメンバー構成に恵まれた感は否めない。なお、ジュンブロッサムは、素質が評価されていたにせよ、9戦連続で1番人気に推されたように、人気先行タイプでもある。よって、関屋記念においては、ジュンブロッサムにも押さえ程度の評価を与えるべきだが、過剰に人気になるようであれば押さえ程度にとどめるべきでもある。前回の勝ちっぷりを考えると、買わなければならない馬であるが、前回の勝ちっぷりで他の重賞級がいる中で下から上がってきたこの馬が一番人気になるとすると、少し人気が出すぎる感も。能力的には差がないものの、一番人気になるほどの馬かどうかは疑問。

まとめ

基本的には直線が長く瞬発力勝負になるレース。人気となりそうなジュンブロッサム、プレサージュリフト、3歳馬2頭(ロジリオン、ディスペランツァ)も能力的には上位。ただし、先週までの新潟は、高速馬場で前が止まらずに波乱となることが多かった。関屋記念も先行馬がそこまで多くないことを考えると、前残りでの波乱には注意を払いたい。以上、関屋記念に出走登録している有力各馬の能力を分析した。この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、関屋記念(2023年)の最終的な予想を決断する。

過去 10 年の連対馬一覧表

年度

馬番

馬名

馬齢

人気

騎手

ハンデ

2023

1

2

アヴェラーレ

5

5

戸崎圭

55

2

1

ディヴィーナ

5

2

Mデム

55

3

16

ラインベック

6

6

石橋脩

57

2022

1

12

ウインカーネリアン

5

1

三浦皇

57

2

6

シュリ

6

12

津村明

57

3

8

ダノンザキッド

4

2

川田将

57

2021

1

6

ロータスランド

4

田辺裕

54

2

13

カラテ

5

菅原明

56

3

11

ソングライン

3

池添謙

51

2020

1

17

サトノアーサー

6

4

戸崎圭

56

2

18

トロワゼトワル

5

8

三浦皇

54

3

3

アンドラステ

4

1

岩田望

54

2019

1

13

ミッキーグローリー

6

1

ルメ

56

2

14

ミエノサクシード

6

6

川島信

54

3

6

ソーグリッタリング

5

4

浜中俊

57

2018

1

12

プリモシーン

3

1

北村宏

51

2

10

ワントゥワン

5

5

デム

54

3

4

エイシンティンクル

5

3

和田竜

54

2017

1

3

マルターズアポジー

5

7

武士沢

57

2

15

ウインガニオン

5

4

津村明

57

3

10

ダノンリバティ

5

5

松若風

56

2016

1

17

ヤングマンパワー

4

3

戸崎圭

56

2

12

ダノンリバティ

4

7

松若風

56

3

7

マジックタイム

5

1

ルメ

54

2015

1

12

レッドアリオン

5

2

川須栄

57

2

4

マジェスティハーツ

5

6

森一馬

56

3

10

ヤングマンパワー

3

9

松岡正

53

2014

1

13

クラレント

5

4

田辺裕

57

2

7

ダノンシャーク

6

1

内田博

58

3

1

サトノギャラント

5

6

北村宏

56

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