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こんばんは!玉嶋です。
高回収 事例紹介
2022年に回収率113%を記録したダンク氏をゲストに迎えて、その事例を紹介したいと思います。
◆ダンク 年間収支
https://twitter.com/sbgdunk100/status/1607045822545563649?s=46&t=FbRmxJEiquimoU90P7tBrQ
◆自己紹介
はじめまして。ダンクと申します。24歳の会社員です。競馬の教科書を読み始めたのは2021年8月です。父の影響で競馬をたまに観ていましたが、本格的に馬券を買い始めたのは2021年の有馬記念です。
◆1週間のルーティン(予想屋マスターの動画を視聴するタイミングや、全頭診断、分析の具体例、週中予想)
週中(月曜日~金曜日)
基本的に分析をする時間帯は朝が中心です。誰にも邪魔をされない時間は朝なので、しっかり時間を確保することができます。また、仕事の休み時間の際も映像を見ています。
テレワークを希望すれば、もっとレース映像を見る時間が増やせるかも知れないですね(小声)。いつも言っていますが、競馬はとにかくレース映像が大事です。スキマ時間を活用すれば、いくらでもレースを見れます。
月曜〜火曜
この2日間は次週のレースに出走予定の馬を分析しています。芝オープンクラスの馬を約300頭と仮定すると、私は約300頭の特徴をスラスラ言うことができません。玉嶋さんは芝オープンクラスの馬の特徴はほとんど記憶されていると思うので、そこの差を埋めるためにも現状はたくさん映像を見る必要があります。
芝オープンクラスを主戦場にしているとのこと。ご指摘の通りで、レースに出走する馬の全頭比較をしないと期待値を高い精度で読むのは難しいので、とにかくレース映像を沢山見る作業を繰り返すしかありません。感覚論ですが、2,3年くらい芝オープンクラスの全レースを分析し続ければ、メドが立ってくると思います。とにかく、毎週回顧を続けていくことが大事です。
木曜
事前に能力比較「番付」を作成しておき、木曜に配信される玉嶋さんのメルマガで答え合わせをします。大きなズレが無ければ大丈夫だと思っています。そもそも、ちゃんと能力比較できていれば、大きなズレはありません。
金曜
予想屋マスター『直前解説』を視聴します。マスターの動画では、分析方法が合っているかを確認します。「気分良く追走した・逃げた」、「終始外を回らされた」「レースレベルが高い・低い」などをチェックします。
土曜
トラックバイアスを確認します。下級条件になればなるほどトラックバイアス関係なく能力だけで勝ってしまうこともあるので注視するのは芝オープンクラス以上のレースです。
芝オープンだけでトラックバイアス判断しているとのことですが、芝オープンのレースって、どれだけの数の番組が組まれているでしょうか?揚げ足を取る訳ではないですが、それだと不十分だと思います。芝のレースは下のクラスであっても全てチェックして、それなりに気付くことがあるはずです。馬場読みは、マスターでも「難しい」と言うくらい難しいです。とにかく場数を踏まないと、精度は上がりません。
◆競馬の教科書、予想屋マスターを知って、変化は?
「能力比較」、「トラックバイアス」を中心に取り組めば競馬は勝てるということが分かりました。競馬の教科書や予想屋マスターに出会うまでは、どのファクターを重要視すれば良いか分かっておらず、霧の中をモヤモヤとした気持ちで進んでいるような感覚でした。
そこに玉嶋さん、予想屋マスターが現れ、「能力比較」、「トラックバイアス」この2つを中核のファクターとして扱えば良いと指南されているのを見て、「これだ!!」と思いました。それまでは霧の中をコンパスがない状態で進んでいる感覚でしたが、一気に進むべき方向性が見えたのが、正にこの時でした。それまでは、色々なファクターが気になったり、色々な予想方法に浮気したりして、予想した気になっていたように思います。
また、競馬の教科書、予想屋マスターを知る前後では、参戦率がガラっと変わりました。知る前は新馬戦、未勝利戦、ダートなどあらゆる分野に手を出しておりメチャクチャで、さらに、能力比較をロクにせずオッズだけを見て馬券を買っていた時期もありました。
知った後は芝オープンクラス以上にフィールドを限定し、馬券を買うのに慎重に、良い意味で臆病になりました。「馬券は買えないのが当たり前で、条件の良い時だけ買う」と考え方を切り替えてからは、期待値が高い馬券を探すようになりました。
◆2022年の成績(参戦レース数、的中率、回収率、勝てるようになって生活や心境の変化は?)
2022年成績
参戦160R、的中率20%、回収率113%
2022年は一時期回収率30%まで落ちた時がありました。当時はこんなにも外れるかと思っており、かなり焦りました。そんな時に出会ったのが競馬の教科書、予想屋マスターでした。参戦率がグッと下がり、3週連続で見送った後のマイルCSで一撃で回収しました。無駄な馬券を買うことがどれだけ収益に影響を及ぼすか実感しました。2022年は参戦数160Rと少し多かったため、今年は半分以下に減らしていこうと考えています。
今年は大きく勝ち越していないため生活に変化はありませんが、プラス収支だったことは少し自信になりました。
また、玉嶋さんがよく言っているように、競馬は楽しくないです。予想して、回顧しての単調な毎週の繰り返し。さらに、せっかく予想しても控除率が突破できそうにないから見送るなど、キツいことばかりです。ただ、勝てるようになれば全て報われます。2023年も苦しいことが多いと思いますが、淡々と取り組んでいこうと思っています。
◆2023年の計画(予算、カテゴリー(芝orダート、クラス))
年間予算40万円
土日OP以上(芝)2Rまで+海外競馬
参戦75R
週1R予算10,000円
目標回収額52万円(130%)
メイン券種:単勝、馬単
◆その他
どんな分野においても、成果を出すためには基礎が大事だと思います。スポーツにしろ、勉強にしろ、基礎ができていない状態で応用に取り組んでも、良い成果は出せません。競馬の基礎は散々言っていますが「能力比較」、「トラックバイアス」であり、これらがしっかりできてから次のステップに移るべきだと思います。
貴重なお時間を割いて、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
高回収 馬券戦略 『ワイド』
今週は『ワイド』をテーマにしたいと思います。よろしくお願いします。
ワイドねえ、オススメしないよ。当てること重視で楽しみたいなら、止めないけど。
何故、このテーマにしようと思ったかと言うと、今週はAJCCがあって、その時のエピソードを思い出しました。TwitterでDMメッセージをくれた方なんですが、私のツイートを参考にしてキングオブコージとマイネルファンロンのワイドを当てて、わざわざ御礼を言ってくださったのですが。。。私は「おめでとうございます。でも、ワイドは今後止めた方が良いと思います」と率直な意見を言いました。
AJCC 配当
馬連=343.3倍 ワイド=18.8倍
https://race.sp.netkeiba.com/?pid=race_result&race_id=202206010811
期待値まで考えてワイド買うなら分かるんだけど、そうじゃないでしょ?「当たりやすい」「外れるのが怖い」で妥協して、穴で簡単な券種に大多数の人が逃げるから、穴のワイドだと厳しいんですよ。
本人の自由なんですが、年末までワイドを買い続けて、去年は結局マイナスだったと連絡をもらいました。当たるとやっぱり嬉しいから、なかなか問題に気付くのって、難しいんですよね。
麻雀の配牌で『国士無双』が見えているのに、鳴いて鳴いて、安めのチャンタに舵を切る人って少ないと思うんだけど、競馬は本当に多いよね。あと、穴でレート下げちゃうとか。期待値が高いなら、穴だろうが厚く張らないと。
そうなんですよね。『競馬の教科書』でも散々触れていますが、穴を狙いにいくなら、難しい券種で回収すべき時に回収して貯金を作っておかないと、やっぱり苦しい。かずまさんも、よく同じようなことを言っていますが。
穴で難しい券種を使うと、どうしても的中率を犠牲にしなきゃならなくなるから、みんなそれを嫌がるんだよね。でも、それを乗り越えないとね。
AJCC 番付
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関脇
エピファニー(『秘密兵器』寄り)
ガイアフォース
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小結
アリストテレス
エヒト
ノースブリッジ
ユーバーレーベン
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十両以下
オウケンムーン
シャムロックヒル
バビット
ブラックマジック
ラーゴム
レインカルナティオ
レッドガラン
ーーー
秘密の花園
スタッドリー
ーーー
※番付の意味
1ランク差
→枠順、トラックバイアス、展開次第では逆転可能。
2ランク差
→枠順、トラックバイアス、展開に恵まれても逆転困難。
秘密の花園
→予想屋マスター『直前解説』にて、解説します。(YouTube:金曜日リリース)
※番付は、過去のレースにおける最大出力を評価する指標であり、この序列の通り決着することを示すものではありません。
AJCC 展望&馬券の組立て
番付で示す通り、ガイアフォースとエピファニーが優位。他の馬と比較しての傑出度は、先週のヴェルトライゼンデほどではないが、強い。「強い馬が2頭いる」のが先週の日経新春杯(1強)と異なる点であり、そういう意味では穴があくハードルがより高くなったと考える。
馬券をどう組むかだが、先週同様、穴が空きにくい状況下であることを考慮すると、枠順やオッズを考慮して2頭のいずれか、或いは両方を軸に据える戦略が妥当か?オッズが渋いなら、躊躇なく馬券の購入を見送るのは、いつもと同じ。
繰り返すが、「穴をあけたい願望」を優先して穴馬を軸に据えるのは、日経新春杯同様、オススメしない。
メルマガ作成者:
玉嶋亮
メルマガ発行人:
予想屋マスター事務局
★新刊★ 予約開始!! ¥1,980
30代半ば/本業:士業/大学から本格的に競馬を始める。予想屋マスターを知り、理論的な競馬の分析に目覚める。リトル予想屋マスターを目指し、予想法を徹底的にコピーした。時間の制約があるため、芝オープンのみにフィールドを限定している。凱旋門賞の単勝万馬券、AJCCの288万円等の的中実績あり。「単勝多点」「変則フォーメーション」等多彩な馬券術に定評がある。「競馬の教科書」は個人出版ながら異例のベストセラー。「別冊」は予想屋マスターとの共著で再びベストセラー。日本一の競馬作家になるのが夢。Twitter(keiba_tamashima)