9→12,1,8,16,14,10
先行馬揃いのメンバー構成なので9の差し切りを狙う。軸は9で良さそうだが相手選びが難解な一戦。12は距離短縮で一変も。差しが届く展開になれば1,8,14,16が9と一緒に追い込む。10はダート適性次第で好走可能


基本的には内枠先行馬が有利なので、穴を狙うならこのタイプ。道悪で外が伸びるトラックバイアスになった際にだけ、外枠には注意を払いたい。

馬番 | 馬名 | MI | 予想オッズ |
1 | マッドクール | 80 | 7.0 (3人気) |
2 | ウイングレイテスト | 80 | 49.9 (11人気) |
3 | ビッグシーザー | 79 | 18.5 (7人気) |
4 | トゥラヴェスーラ | 78 | 94.1 (17人気) |
5 | オフトレイル | 79 | 54.6 (13人気) |
6 | ルガル | 82 | 8.1 (4人気) |
7 | モズメイメイ | 77 | 84.8 (16人気) |
8 | カンチェンジュンガ | 80 | 24.8 (8人気) |
9 | キタノエクスプレス | 71 | 53.3 (12人気) |
10 | サトノレーヴ | 82 | 4.5 (2人気) |
11 | スズハローム | 76 | 99.9 (18人気) |
12 | トウシンマカオ | 83 | 8.9 (5人気) |
13 | エイシンフェンサー | 78 | 32.4 (10人気) |
14 | ナムラクレア | 83 | 3.9 (1人気) |
15 | ママコチャ | 83 | 9.3 (6人気) |
16 | バルサムノート | 77 | 58.2 (14人気) |
17 | ドロップオブライト | 78 | 62.3 (15人気) |
18 | ペアポルックス | 78 | 26.6 (9人気) |

今週は、フルゲート18頭に対して20頭もの出走登録馬があった高松宮記念(2025年)の予想について解説する。高松宮記念は、春のスプリント王決定戦で、スプリント戦の一線級が勢揃いした。悲願のG1制覇を目指すナムラクレアが人気となりそうだが、G1ではいつも人気ながらも勝ちきれておらず、波乱もあり得る。そこで、競馬理論の競馬予想では、高松宮記念の出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。
目次
阪神カップ組
ナムラクレア
阪神カップの勝利は、中団の外目追走から差し切り、マイル戦線のトップクラスをも破ったことからも強い内容であった。なお、ナムラクレアは、高松宮記念やスプリンターズステークスなどG1で勝ちきれない競馬が続いているが、トラックバイアスや展開が向かなかっただけで、いずれも負けて強しの内容であった。よって、高松宮記念においては、ルメール騎手騎乗をも加味すると、ナムラクレアが悲願のG1制覇を果たす可能性は高いと判断すべきである。
マッドクール
阪神カップの2着は、2~3番手追走から抜け出しを狙ったが、ゴール前でナムラクレアに差されてしまった。確かに、ナムラクレアには力負けだが、逆転不可能な大きな差があるわけでもない。なお、マッドクールは、一昨年のスプリンターズステークス2着や去年の高松宮記念1着のように、先行力があるので好位のインで競馬をすることができ、イン有利のトラックバイアスを最大限に生かせる脚質である。よって、高松宮記念においては、能力だけなら少し見劣るものの、競馬の上手さがあるので、イン有利のトラックバイアスで楽に先行できるようであれば、マッドクールの連覇もあり得る。
オーシャンステークス組
ママコチャ
オーシャンステークスの勝利は、56キロの斤量を背負って好位から抜け出しており、力の違いを見せつけた。また、ママコチャは、一昨年のスプリンターズステークス馬であり、マッドクールやナムラクレアを破っている。よって、高松宮記念においては、ママコチャが先行力を生かせる競馬ができるようであれば、二つ目のG1制覇の称号を手にする可能性もある。
ペアポルックス
オーシャンステークスの2着は、楽に先行する展開ながらも、ママコチャに差されてしまっており、着差以上の能力差を感じた。よって、高松宮記念においては、さらなるメンバー強化を考えると、ペアポルックスに高い評価は不要である。
ウイングレイテスト
オーシャンステークスの内容は、ママコチャに力負けであった。よって、高松宮記念においては、さらなるメンバー強化を加味すると、ウイングレイテストに高い評価は不要である。
オフトレイル
オーシャンステークスの内容は、ママコチャに力負けであった。よって、高松宮記念においては、さらなるメンバー強化を加味すると、オフトレイルに高い評価は不要である。
香港スプリント組
サトノレーヴ
香港スプリントの3着は、初の海外遠征を考えると立派である。また、サトノレーヴは、スプリンターズステークスで1番人気を裏切ってしまったが、イン有利のトラックバイアスの中で出遅れて外を回らされたことによるものであり、度外視可能である。なお、サトノレーヴは、函館スプリントステークス及びキーンランドカップを強い内容で制しており、能力的にG1でもそん色はない。よって、高松宮記念においては、サトノレーヴの巻き返しにも注意を払って当然である。
トウシンマカオ
香港スプリントの9着は、初の海外遠征で見せ場すらなかった。なお、トウシンマカオは、スプリンターズステークスにおいて、イン有利のトラックバイアスを生かしたにせよ、僅差の2着に好走しており、スプリント戦線ではトップクラスの能力を秘める。よって、高松宮記念においては、展開やトラックバイアスの助けがあれば、トウシンマカオも好走可能と判断すべきである。
ルガル
香港スプリントの11着は、初の海外遠征を考えると同情の余地はあるが、負け過ぎでもある。なお、ルガルは、逃げ争いから離れた3番手を気分よく追走してイン有利のトラックバイアスを生かす展開に恵まれたとはいえ、強豪相手のスプリンターズステークスを制している。よって、高松宮記念においては、スプリンターズステークスのように気分よく先行する展開でイン有利のトラックバイアスに恵まれるようであれば、ルガルのG1連覇もあり得る。
阪急杯組
カンチェンジュンガ
阪急杯の勝利は、中団の外目追走から直線では大外から差し切る強い内容であった。ただし、カンチェンジュンガは、オープン入り後、直線ではいい脚を使うものの、スプリント戦では追走に苦労する競馬が続いていた。よって、高松宮記念においては、スピード自慢が揃ったメンバー構成を考慮すると、カンチェンジュンガに高い評価は不要である。
スズハローム
阪急杯の内容は、見所すらなく力負けであった。よって、高松宮記念においては、スズハロームに高い評価は不要である。
トゥラヴェスーラ
阪急杯の内容は、見所すらなく力負けであった。よって、高松宮記念においては、トゥラヴェスーラ及に高い評価は不要である。
モズメイメイ
阪急杯の内容は、見所すらなく力負けであった。よって、高松宮記念においては、モズメイメイに高い評価は不要である。
京阪杯組
ビッグシーザー
京阪杯の勝利は、イン有利のトラックバイアスで好位のインから抜け出す展開に恵まれたので、レース内容の価値は高くない。なお、ビッグシーザーは、一線級が揃った重賞では力不足のレースを繰り返していた。よって、高松宮記念においては、メンバー強化を考慮すると、ビッグシーザーに高い評価は不要である。
シルクロードステークス組
エイシンフェンサー
シルクロードステークスの勝利は、中団追走から差し切り、2着に1馬身以上の差をつけたことは立派だが、2着グランテストが示すようにハンデ重賞の弱いメンバー構成に恵まれたことも確かである。よって、高松宮記念においては、エイシンフェンサーに高い評価は不要である。
まとめ
ルメール騎手を配したナムラクレアが悲願のG1制覇を果たせるかが最大のポイント。一方で、スプリントG1にしては珍しく、絶対的な逃げ馬が少ないので、波乱になるとすれば前残りの展開か?以上、高松宮記念に出走登録している有力各馬の能力を分析した。この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、高松宮記念(2025年)の最終的な予想を決断する。

開催日:2024/03/24
着順 | 馬番 | 馬名 | MI | 性別 | 馬齢 | 斤量 | タイム | 基 | KP | BP | AP | TP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | マッドクール | 80 | 牡 | 5 | 58 | 01:08.9 | 84 | 0 | -2
|
0
|
-2
|
2 | 3 | ナムラクレア | 82 | 牝 | 5 | 56 | 01:08.9 | 84 | 0 | -2
|
0
|
0
|
3 | 10 | ビクターザウィナー | 78 | セン | 6 | 58 | 01:09.4 | 79 | 0 | 0
|
0
|
-1
|
4 | 13 | ウインカーネリアン | 77 | 牡 | 7 | 58 | 01:09.6 | 77 | 0 | 1
|
0
|
-1
|
5 | 12 | ロータスランド | 75 | 牝 | 7 | 56 | 01:09.6 | 77 | 0 | -2
|
0
|
0
|
6 | 5 | トウシンマカオ | 76 | 牡 | 5 | 58 | 01:09.7 | 76 | 0 | 0
|
0
|
0
|
7 | 1 | ビッグシーザー | 73 | 牡 | 4 | 58 | 01:09.8 | 75 | 0 | -2
|
0
|
0
|
8 | 14 | ママコチャ | 75 | 牝 | 5 | 56 | 01:09.9 | 74 | 0 | 1
|
0
|
0
|
9 | 11 | メイケイエール | 74 | 牝 | 6 | 56 | 01:10.0 | 73 | 0 | 1
|
0
|
0
|
10 | 6 | ルガル | 72 | 牡 | 4 | 58 | 01:10.1 | 72 | 0 | 0
|
0
|
0
|
11 | 15 | ディヴィーナ | 72 | 牝 | 6 | 56 | 01:10.2 | 71 | 0 | 0
|
0
|
1
|
12 | 16 | ウインマーベル | 68 | 牡 | 5 | 58 | 01:10.5 | 68 | 0 | 0
|
0
|
0
|
13 | 18 | シュバルツカイザー | 68 | セン | 6 | 58 | 01:10.6 | 67 | 0 | 1
|
0
|
0
|
14 | 8 | ソーダズリング | 67 | 牝 | 4 | 56 | 01:10.6 | 67 | 0 | 0
|
0
|
0
|
15 | 4 | モズメイメイ | 65 | 牝 | 4 | 56 | 01:10.8 | 65 | 0 | -1
|
0
|
1
|
16 | 17 | マテンロウオリオン | 66 | 牡 | 5 | 58 | 01:10.9 | 64 | 0 | 1
|
0
|
1
|
17 | 9 | シャンパンカラー | 60 | 牡 | 4 | 58 | 01:11.3 | 60 | 0 | -1
|
0
|
1
|
18 | 7 | テイエムスパーダ | 58 | 牝 | 5 | 56 | 01:11.6 | 57 | 0 | 1
|
0
|
0
|

4/5(土)ダービー卿チャレンジT・チャーチルダウンズC4/6(日)大阪杯※更新をお待ちください
25/3/29 18:52 更新
25/3/29 18:52 更新
過去5年のトラックバイアス

3/24(日)中京
芝は内を開けるが内だけ伸びる
3/26(日)中京
芝Bコース替
3/27(日)中京
芝Bコース替
3/28(日)中京
芝Bコース替
3/29(日)中京
3/24(日)中京
芝Bコース替
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25/3/29 18:52 更新