

逃げ・先行馬が有利で、極端に枠順の有利不利はないが、若干内枠が有利。ただし、大阪杯の週は、コース替りなので、いつも以上に内枠先行馬には注意が必要。


今週は、フルゲート16頭に対して17頭もの出走登録馬があった大阪杯(2025年)の予想について解説する。大阪杯は、ドウデュースの引退や超一線級がドバイに向かったこともあり、中心馬不在の馬券的には面白い一戦となりそうである。毎日王冠、中山記念を連勝して臨むシックスペンスが人気になりそうだが、厳しい流れを経験しておらず、波乱もあり得る。そこで、競馬理論の競馬予想では、大阪杯の出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。
目次
中山記念組
シックスペンス
中山記念の勝利は、イン有利のトラックバイアスで好位のインを追走する展開に恵まれたが、58キロの斤量できっちりと差し切ったことは立派である。また、シックスペンスは、毎日王冠においても、スローペースを先行する展開に恵まれはしたものの、ホウオウビスケッツ(天皇賞3着馬)とエルトンバローズ(マイルチャンピオンシップ2着馬)をきっちりと捕らえきったことは価値がある。ただし、シックスペンスは、今まで平均からややスローペースの競馬しかしておらず、厳しい流れの競馬を経験したことがない。よって、大阪杯においては、シックスペンスに高い評価を与えて当然だが、絶対視までは禁物である。
エコロヴァルツ
中山記念の2着は、シックスペンスと鼻差だったことは立派だが、開幕週のイン有利のトラックバイアスで絶好の好位のインを追走する展開と斤量差にも恵まれた。なお、エコロヴァルツは、ディセンバーステークスの勝利も、好位のインを追走する展開に恵まれた。よって、大阪杯においてエコロヴァルツが好走するためには、ここ2走と同様に、イン有利のトラックバイアスで好位のインを追走する展開の助けが必要である。
アルナシーム
中山記念の敗戦は、見所がなかった。よって、大阪杯においては、メンバー強化を考慮すると、アルナシーム及びカラテに高い評価は不要である。
カラテ
中山記念の敗戦は、見所がなかった。よって、大阪杯においては、メンバー強化を考慮すると、カラテに高い評価は不要である。
香港ヴァーズ
ステレンボッシュ
香港ヴァーズの3着は、3~4コーナーでかなり外を回らされた分伸びを欠いただけであり、負けて強しの内容であった。また、ステレンボッシュは、桜花賞馬というだけでなく、オークスも負けて強しの内容で走っており、4歳牝馬世代ではチェルヴィニアと2強といっても言い過ぎではない。よって、大阪杯においては、4歳牝馬世代のレベルをどう見るかで判断は変わるが、ステレンボッシュにもかなり高い評価を与えるべきである。
有馬記念組
ベラジオオペラ
有馬記念の4着は、国内の一線級勢揃いの強敵相手のメンバーを考えると立派だが、スローペースを先行する競馬に恵まれた。なお、ベラジオオペラは、有馬記念と同様にスローペースを楽に先行する競馬に恵まれたとはいえ、去年の大阪杯の勝ち馬でもある。よって、大阪杯においては、楽に先行する展開に恵まれるようであれば、ベラジオオペラの連覇もあり得る。
日経新春杯組
ロードデルレイ
日経新春杯の勝利は、中団の内目で脚をためるロスのない展開に恵まれたことは確かだが、57.5キロのハンデで2着に3馬身もの差をつけたことは立派である。なお、ロードデルレイは、デシエルトに展開利で2度逃げ切られてはいるものの、堅実に脚を使っており、能力的には底を見せていない。よって、大阪杯においては、さらなるメンバー強化ではあるものの、ロードデルレイに高い評価を与えて当然である。
金鯱賞組
ホウオウビスケッツ
金鯱賞の2着は、デシエルトから大きく離れた2番手という単騎逃げと同じ状態に恵まれたにもかかわらず、ゴール寸前でクイーンズウォークに差し込まれしまった。また、ホウオウビスケッツは、天皇賞秋3着の実績は立派だが、スローペースを楽に逃げる展開に恵まれていた。さらに、ホウオウビスケッツは、毎日王冠において、楽に逃げる展開に恵まれたながらも、シックスセンスに交わされてしまった。よって、大阪杯においてホウオウビスケッツが好走するためには、イン有利のトラックバイアスで楽に先行するかなりの展開の助けが必要である。
キングズパレス
金鯱賞の3着は、最後方追走からよく追い込んだが、デシエルトの暴走気味の逃げのペースに助けられた感もある。なお、キングズパレスは、いつも直線でいい脚を使うものの、G3でも勝ちきれない競馬が続いている。よって、大阪杯においては、コース替りのトラックバイアスを考慮すると、キングズパレスに高い評価は不要である。
デシエルト
金鯱賞の4着は、暴走気味の大逃げを打ってしまったためゴール前で止まってしまった。なお、デシエルトは、アンドロメダステークス及び中日新聞杯でロードデルレイを破っているようにマイペースで逃げる自分の競馬ができればしぶとい。よって、大阪杯においては、デシエルトが気分よく逃げを打てるようであれば、コース替りのトラックバイアスをも生かしての粘り込みまであり得る。
ラヴェル
金鯱賞の9着は、道悪だったとは言えども見所がなかった。なお、ラヴェルは、エリザベス女王杯で2着に好走しているが、G1とは言えないくらいの弱いメンバー構成に恵まれただけである。よって、大阪杯においては、牡馬の一線級が揃うメンバー構成を考慮すると、ラヴェルに高い評価は不要である。
京都記念組
ヨーホーレイク
京都記念の1着は、イン有利のトラックバイアスで好位のインから抜け出す展開に恵まれた。なお、ヨーホーレイクは、ボッケリーニを破って鳴尾記念を制しているが、弱いメンバー構成に恵まれた感は否めない。よって、大阪杯においてヨーホーレイクが好走するためには、イン有利のトラックバイアスで好位のインを追走するなど展開の助けが必要である。
ソールオリエンス
京都記念の5着は、上がりナンバーワンの脚を使ったものの、前が止まらなかった。なお、ソールオリエンスは、瞬発力勝負だと分が悪いが、皐月賞1着、宝塚記念2着のように力のいる馬場になれば一線級相手でも通用する。よって、大阪杯においては、コース替りのトラックバイアスを考えると、ソールオリエンスに高い評価は不要だが、道悪になった場合には評価を上げるべきである。
アメリカジョッキークラブカップ組
コスモキュランダ
アメリカジョッキークラブの3着は、若干ではあるもののイン有利なトラックバイアスで、大外を捲りながらも僅差で走っており、能力の高さは示した。また、コスモキュランダは、レベルの高い4歳世代の皐月賞2着馬であり、G1でも通用する能力を秘める。よって、大阪杯においては、コスモキュランダにも高い評価を与えるべきだが、一方でコース替りのイン有利のトラックバイアスになった際には外を捲る脚質は合わないので評価を下げるべきである。
ボルドグフーシュ
アメリカジョッキークラブの4着は、外を回らされたにせよ上位から離された。また、ボルドグフーシュは、菊花賞や有馬記念で2着に追い込んでいるように、差しが届く展開になればいい脚を使うが、コース替りの大阪杯では脚を余す可能性が高い。よって、大阪杯においては、ボルドグフーシュに高い評価は不要である。
まとめ
シックスセンス、ステレンボッシュ、ベラジオオペラあたりの人気馬が上位ではあるが、いずれも不安要素を抱えており、大混戦模様。枠順やトラックバイアス次第では波乱の可能性も。以上、大阪杯に出走登録している有力各馬の能力を分析した。この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、大阪杯(2024年)の最終的な予想を決断する。

開催日:2024/03/31
着順 | 馬番 | 馬名 | MI | 性別 | 馬齢 | 斤量 | タイム | 基 | KP | BP | AP | TP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 11 | ベラジオオペラ | 80 | 牡 | 4 | 58 | 01:58.2 | 81 | 0 | 0
|
0
|
-1
|
2 | 2 | ローシャムパーク | 82 | 牡 | 5 | 58 | 01:58.2 | 81 | 0 | 1
|
0
|
0
|
3 | 13 | ルージュエヴァイユ | 80 | 牝 | 5 | 56 | 01:58.2 | 81 | 0 | -1
|
0
|
0
|
4 | 9 | ステラヴェローチェ | 80 | 牡 | 6 | 58 | 01:58.3 | 80 | 0 | 0
|
0
|
0
|
5 | 6 | ジオグリフ | 78 | 牡 | 5 | 58 | 01:58.5 | 78 | 0 | 0
|
0
|
0
|
6 | 8 | プラダリア | 76 | 牡 | 5 | 58 | 01:58.6 | 77 | 0 | -1
|
0
|
0
|
7 | 10 | ソールオリエンス | 77 | 牡 | 4 | 58 | 01:58.7 | 76 | 0 | 1
|
0
|
0
|
8 | 5 | スタニングローズ | 74 | 牝 | 5 | 56 | 01:58.7 | 76 | 0 | -1
|
0
|
-1
|
9 | 16 | カテドラル | 75 | 牡 | 8 | 58 | 01:58.9 | 74 | 0 | 0
|
0
|
1
|
10 | 14 | エピファニー | 76 | 牡 | 5 | 58 | 01:58.9 | 74 | 0 | 0
|
1
|
1
|
11 | 3 | タスティエーラ | 72 | 牡 | 4 | 58 | 01:58.9 | 74 | 0 | -1
|
0
|
-1
|
12 | 4 | ハヤヤッコ | 75 | 牡 | 8 | 58 | 01:59.0 | 73 | 0 | 1
|
0
|
1
|
13 | 7 | ハーパー | 69 | 牝 | 4 | 56 | 01:59.5 | 68 | 0 | 1
|
0
|
0
|
14 | 1 | ミッキーゴージャス | 67 | 牝 | 4 | 56 | 01:59.5 | 68 | 0 | -1
|
0
|
0
|
15 | 12 | キラーアビリティ | 62 | 牡 | 5 | 58 | 02:00.2 | 61 | 0 | 1
|
0
|
0
|
16 | 15 | リカンカブール | 58 | 牡 | 5 | 58 | 02:00.5 | 58 | 0 | 0
|
0
|
0
|

4/5(土)ダービー卿チャレンジT・チャーチルダウンズC4/6(日)大阪杯※更新をお待ちください
25/4/2 10:42 更新
過去5年のトラックバイアス

3/31(日)阪神
Bコース替り
4/2(日)阪神
4/3(日)阪神
4/3(土)阪神
4/5(日)阪神
芝Bコース替
3/31(日)阪神
芝Bコース替
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25/4/2 10:42 更新