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中山記念(GⅡ)
皐月賞馬ソールオリエンスが始動
作成日: 2024/02/20 更新日: 2024/02/29

記事と併せて動画もご覧ください

中山コース1800mの特徴

枠順の有利不利は少ないが、ペースが落ち着きやすく、前残りに注意。開幕週の馬場を考えると、内枠・先行馬にはいつも以上に注意が必要。

2024年「中山記念」出馬表
26/9/27 (日) 中山記念(GⅡ)/中山/別定/1800m(右・芝)
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今週は、フルゲート16頭に対して19頭もの出走登録馬があった中山記念(2024年)の予想について解説する。

 

中山記念は、例年G1馬が数多く出走するが、今年も今後の飛躍が楽しみな好メンバーが揃った。

 

皐月賞馬ソールオリエンスが1番人気となりそうだが、中山の開幕週でソールオリエンスの脚質を考えると、波乱もあり得る。

 

そこで、競馬理論の競馬予想では、中山記念の出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

 

マイルチャンピオンシップ組

4着のエルトンバローズ(西村淳)・6着のイルーシヴパンサー(岩田望)・9着のレッドモンレーヴ(横山和生)・12着のソーヴァリアント(武豊)の合計4頭が出走登録している。

 

エルトンバローズ

マイルチャンピオンシップの4着という結果は、好位の外目追走から上位3頭には伸び負けたが、G1で4着は立派である。

 

ただし、マイルチャンピオンシップは、シュネルマイスター及びセリフォスが能力を発揮できずに凡走してしまったことに恵まれた感がある。

 

また、エルトンバローズは、ラジオNIKKEI賞で重賞初制覇を飾っているが、開幕週のイン有利のトラックバイアスを最大限に生かしたものである。

 

更に、毎日王冠の勝利も、同じように開幕週のイン有利のトラックバイアス並びにソングライン及びシュネルマイスターのし掛け遅れにも恵まれたが、このG1馬2頭を破った事自体は立派である。

 

よって、中山記念の予想においては、エルトンバローズに実績ほど高い評価は不要だが、競馬が上手なタイプなので内枠を引くようであれば開幕週の馬場を生かせそうなので評価を上げるべきである。

 

イルーシヴパンサー

マイルチャンピオンシップの6着という結果は、直線で大外からいい脚を使ったが上位には少し伸び負けた。

 

ただし、直線で外に出しすぎた感もあることと着差は僅かなので、そこまで大きな能力差はない。

 

なお、イルーシヴパンサーは、京都金杯を制したが、このときはイン有利なトラックバイアスを最大限に生かしたものである。

 

また、イルーシヴパンサーは、一昨年の東京新聞杯を圧勝して、安田記念で1番人気に推された実績もある。

 

よって、中山記念の予想においては、能力的には差のないイルーシヴパンサーにもそれなりの高い評価を与えるべきだが、差し脚質であることを考慮すると、展開やトラックバイアスの助けが必要とも判断すべきである。

 

レッドモンレーヴ

マイルチャンピオンシップの9着という結果は、着順ほど大きくは負けていないが、見どころもなかった。

 

ただし、レッドモンレーヴは、富士ステークスにおいて、マイルチャンピオンシップ馬ナミュールの2着に好走しており、イルーシヴパンサーにも先着した。

 

また、レッドモンレーヴは、京王杯スプリングカップをも制している。

 

よって、中山記念の予想においては、レッドモンレーヴの巻き返しにも注意を払うべきだが、差し脚質を考慮すると、イルーシヴパンサー同様に展開やトラックバイアスの助けが必要と判断すべきである。

 

ソーヴァリアント

マイルチャンピオンシップの12着という結果は、スタートで躓いたものの、好位追走から伸びを欠いており、見せ場すらなかった。

 

また、ソーヴァリアントは、初のマイル戦の富士ステークスで3着だったが、上位2頭には離されてしまった。

 

さらに、ソーヴァリアントは、去年の中山記念で1番人気を裏切ってしまったが、見せ場すらなく明らかに人気になり過ぎであった。

 

よって、中山記念の予想においては、人気先行タイプのソーヴァリアントに高い評価は不要である。

 

有馬記念組

8着のソールオリエンス(田辺裕信)が出走を予定している。

 

ソールオリエンス

有馬記念の8着という結果は、内で詰まって仕掛けが遅れてしまったが、スムーズな競馬でも上位争いができたとは言い切れず、4歳世代のレベルの低さを示してしまった。

 

ただし有馬記念はメンバーが強すぎたことも確かである。

 

なお、ソールオリエンスは、セントライト記念、日本ダービー及び菊花賞と3戦連続で人気ながらも取りこぼしているが、いずれも前残りの展開で脚を余しており、着順以上には強い内容であった。

 

また、ソールオリエンスは、前潰れの展開に恵まれたとはいえ、皐月賞のゴボウ抜きでの勝利は圧巻であった。

 

よって、中山記念においては、実績断然のソールオリエンスがメンバー弱化で巻き返す可能性は高いが、開幕週でイン有利なトラックバイアスになってしまうと取りこぼす可能性も否定できない。

 

中山金杯組

3着のマイネルクリソーラ・4着のボーンディスウェイ(小幡巧)・の合計3頭が出走を予定している。

 

マイネルクリソーラ

中山金杯の3着という結果は、好位の外目を追走して抜け出しを狙ったが、上位2頭に差し込まれてしまったが、外目を回ったコース取りを考慮すると、レース内容としては上位2頭と互角である。

 

ただし、中山金杯は、オープン特別に毛が生えた程度のメンバー構成で、例年よりも低レベルであった。

 

また、マイネルクリソーラは、アンドロメダステークスで、ディープモンスターに力負けであった。

 

よって、中山記念の予想においては、急激なメンバー強化を考慮すると、マイネルクリソーラに押さえ程度の評価を与えれば十分である。

 

ボーンディスウェイ

中山記念の結果は、スローペースを楽に先行しながらも上位3頭に差し込まれてしまった。

 

よって、中山記念の予想においては、さらなるメンバー強化で先行馬も増えそうなことを考慮すると、ボーンディスウェイに高い評価は不要である。

 

アメリカジョッキークラブカップ

8着のラーグルフ(三浦皇成)が出走登録している。

 

ラーグルフ

アメリカジョッキークラブカップの8着という結果は、着順ほど大きく負けていない上に道悪適性がでるくらい悪い馬場状態だったので度外視可能である。

 

なお、ラーグルフは、去年中山金杯を制した後に、中山記念でも2着に好走しており、そのときは、開幕週の馬場で外を回らされながらも好走している(内を突いたシュネルマイスターの不利などがあったにせよ)。

 

よって、中山記念の予想においては、ラーグルフの巻き返しにも注意を払うべきである。

東京新聞杯組

5着のマテンロウスカイ(横山典弘)が出走を予定している。

 

マテンロウスカイ

東京新聞杯の5着という結果は、道中内を通った馬が1~4着を独占するインがかなり有利なトラックバイアスにおいて外目を回らされて唯一掲示板を確保しており、負けて強しの内容であった。

 

ただし、マテンロウスカイのリゲルステークスの勝利は、スローペースの2番手追走から抜け出しただけであり、レース内容としての価値は低い。

 

よって、中山記念においてマテンロウスカイが好走するためには、楽に先行する又は好位のインでロスなく走れるなどの助けが必要と判断すべきである。

 

香港カップ組

3着のヒシイグアス(キング)が出走登録している。

 

ヒシイグアス

香港カップの3着という結果は、海外のレースなので評価が難しいが、日本の一線級も混じっていた割にはよく走った。

 

なお、ヒシイグアスは、去年の中山記念において、久しぶりの競馬を克服して勝利を収めている。

 

また、ヒシイグアスは、イン有利のトラックバイアスを最大限に生かしたにせよ、宝塚記念で2着の実績がある。

 

よって、中山記念の予想においては、ヒシイグアスの連覇があってもおかしくないと判断すべきである。

 

以上、中山記念に出走登録している有力各馬の能力を分析した。

 

この分析結果に、展開、調教、枠順、ハンデ、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、中山記念(2023年)の最終的な予想を決断する。

 

過去10年の連対馬一覧表

年度

着

馬番

馬名

馬齢

人気

騎手

2023

1

11

ヒシイグアス

牡7

4

松山弘

2

13

ラーグルフ

牡4

8

菅原明

3

4

ドーブネ

牡4

7

武豊

2022

1

5

パンサラッサ

牡5

2

吉田豊

2

11

カラテ

牡6

4

菅原明

3

12

アドマイヤハダル

牡4

3

横山武

2021

1

8

ヒシイグアス

牡5

1

松山弘

2

4

ケイデンスコール

牡5

5

岩田康

3

13

ウインイクシード

牡7

7

横山武

2020

1

3

ダノンキングリー

牡4

1

横山典

2

7

ラッキーライラック

牝5

2

Mデム

3

4

ソウルスターリング

牝6

6

北村宏

2019

1

1

ウインブライト

牡5

5

松岡正

2

3

ラッキーライラック

牝4

6

石橋脩

3

7

ステルヴィオ

牡4

2

丸山元

2018

1

5

ウインブライト

牡4

2

松岡正

2

10

アエロリット

牝4

5

横山典

3

8

マルターズアポジー

牡6

6

柴田善

2017

1

1

ネオリアリズム

牡6

3

Mデム

2

5

サクラアンプルール

牡6

8

横山典

3

9

ロゴタイプ

牡7

7

田辺裕

2016

1

9

ドゥラメンテ

牡4

1

Mデム

2

10

アンビシャス

牡4

4

Cルメ

3

2

リアルスティール

牡4

2

福永祐

2015

1

4

ヌーヴォレコルト

牝4

3

岩田康

2

7

ロゴタイプ

牡5

2

Cデム

3

11

ステファノス

牡4

4

Aシュ

2014

1

4

ジャスタウェイ

牡5

2

横山典

2

9

アルキメデス

牡5

4

岩田康

3

5

ロゴタイプ

牡4

3

Cデム

 

出走予定馬

馬名

馬齢

前走

馬名

馬齢

前走

ヒシイグアス

牡8

香港C(G1)3着

天皇賞(秋)(G1)9着

ジオグリフ 

牡5

チャンピオンズC(G1)15着

エルトンバローズ

牡4

マイルチャンピオンS(G1)4着

ソーヴァリアント

牡6

マイルチャンピオンS(G1)12着

ソールオリエンス

牡4

有馬記念(G1)8着

ドーブネ

牡5

京都金杯(G3)14着

レッドモンレーヴ

牡5

マイルチャンピオンS(G1)9着

グリューネグリーン

牡4

白富士S(L)5着

イルーシヴパンサー

牡6

マイルチャンピオンS(G1)6着

ホウオウアマゾン

牡8

中山金杯(G3)5着

マイネルクリソーラ

牡5

中山金杯(G3)3着

ボーンディスウェイ

牡5

中山金杯(G3)4着

ラーグルフ 

牡5

アメリカジョッキーC(G2)8着

エエヤン 

牡4

阪神C(G2)14着

マテンロウスカイ

セ5

東京新聞杯(G3)5着

タイムトゥヘヴン

牡6

京都金杯(G3)7着

 

マスターと椎名友希が『中山記念』の質問に 答えます

Q1:中山芝1,800mの特徴

中山芝1,800mの特徴を教えてください。昨年は直線で内にいた馬がごちゃついていたところ、ヒシイグアスが中団から抜けて勝ち、後方から外を追い込んだラーグルフが追い込んで2着でした。中山の開幕週ですが押さえるべきポイントがありましたら教えてください。

02:ヒシイグアスの評価

香港C(G1)3着のヒシイグアスが出走予定です。やや後方内目を追走し直線は狭いところを抜けて接戦でした。前々走の天皇賞(秋)では中団外目追走で直線は脚が止まりました。近走の国内のレースでは外枠が多いですが内枠を引いたら評価は上げますか?また8歳ですが衰えはまだみえないと思ったのですが、マスターの評価を教えてください。

Q3:マイルCS(G1)組の評価

マイルCSから、4着のエルトンバローズ、6着のイルーシヴパンサー、9着のレッドモンレーヴ、10着のエエヤン、12着のソーヴァリアントが出走予定です。エルトンバローズは中団外から追い込み、イルーシヴパンサーは8枠で後方馬群から一番外を追い込みました。レッドモンレーヴは出遅れて後方外目、エエヤンは中団内目で直線も内を突き、ソーヴァリアントはスタートでよれて先行馬群から抜けましたが直線で後続勢に差されました。マスターの評価を教えてください。

Q4:ソールオリエンスの評価

ソールオリエンスが出走予定です。皐月賞の勝ち方が派手なので日本ダービーで1番人気になったが、皐月賞は展開に恵まれたと、マスターは何度も言っていたと思います。クラシック戦線では馬券外なしと安定していましたが、初古馬対戦の有馬記念では4番人気8着でした。マスターは今回のメンバーではどう評価しますか?

Q5:ラーグルフの評価

昨年の2着馬のラーグルフが出走予定です。前走のAJCC(G2)は休み明けで、後方外目でかかっていて、直線は伸びませんでした。この日は不良馬場でしたが、適正の差が出たのでしょうか?マスターの評価を教えてください。

Q6:マテンロウスカイの評価

東京新聞杯(G3)5着のマテンロウスカイが出走予定です。先行外目を追走しましたが、届きませんでした。この日は雨の影響でイン有利だったと、マスターはウインカーネリアンを軸にして的中でした。外を回った分、上位とは大きな差はないと見ていいですか?マスターの評価を教えてください。

Q7:ジオグリフ復活の可能性は?

チャンピオンズC(G1)で最下位のジオグリフが出走予定です。ダートを2戦使って芝に戻ってきます。皐月賞馬ですが、海外を使っていることもあり、着順だけみればパッとしません。ここで復活の可能性はあるでしょうか?

出走予定馬のマスター指数推移(MI)

※ 馬名をクリックすると濃く線が表示されます(複数選択可能)

昨年の「中山記念」レース結果

開催日:2025/03/02

スクロール→
着順 ↕ 馬番 ↕ 馬名 ↕ mi ↕ 性齢 ↕ 斤量 ↕ タイム ↕ 基 ↕ KP ↕ BP AP TP
1 1 シックスペンス 81 牡4 58 01:44.8 82 0 -1 0 0
2 4 エコロヴァルツ 79 牡4 57 01:44.8 82 -2 -1 0 0
3 8 ソウルラッシュ 82 牡7 59 01:45.0 80 2 0 0 0
4 5 タイムトゥヘヴン 76 牡7 57 01:45.3 77 -2 1 0 0
5 16 クルゼイロドスル 76 牡5 57 01:45.3 77 -2 1 0 0
6 7 メイショウチタン 74 牡8 57 01:45.3 77 -2 -1 0 0
7 11 グランディア 73 セ6 57 01:45.4 76 -2 -1 0 0
8 3 ボーンディスウェイ 73 牡6 57 01:45.5 75 -2 0 0 0
9 9 マテンロウスカイ 75 セ6 58 01:45.6 74 0 1 0 0
10 6 カラテ 71 牡9 57 01:45.7 73 -2 0 0 0
11 15 サイルーン 71 セ6 57 01:45.7 73 -2 0 0 0
12 10 アルナシーム 70 牡6 57 01:45.9 71 -2 1 0 0
13 12 ボッケリーニ 69 牡9 57 01:45.9 71 -2 0 0 0
14 13 グラティアス 69 牡7 57 01:45.9 71 -2 0 0 0
15 2 リフレーミング 68 牡7 57 01:46.0 70 -2 0 0 0
16 14 パラレルヴィジョン 65 牡6 57 01:46.4 66 -2 1 0 0
展開図
今週のトラックバイアス
中山
芝
ややイン有利
ダート
フラット
雨の影響ありそう 13時間前
阪神
芝
フラット
ダート
フラット
先週と同じ想定 13時間前
中山記念
過去5年のトラックバイアス
2026
3/1(日)中山
芝
ややイン有利
開幕週
2025
3/2(日)中山
芝
ややイン有利
開幕週
2024
2/25(日)中山
芝
イン有利
雨で芝のイン有利度が増す
2023
2/26(日)中山
芝
フラット
開幕週
2022
2/27(日)中山
芝
ややイン有利
開幕週
2021
2/28(日)中山
芝
ややイン有利
開幕週
2020
3/1(日)中山
芝
イン有利
開幕週
2019
2/24(日)中山
芝
フラット
開幕週

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