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新潟記念(GⅢ)
ライトバックが51年ぶりの3歳牝馬Vの達成なるか?
作成日: 2024/08/27 更新日: 2024/08/30

記事と併せて動画もご覧ください

新潟記念(2024)出馬表とMI値

出走日: 農林水産省賞典 新潟記念(GⅢ)/新潟/ハンデ/2000m(左・芝)

※枠順発表次第、出走馬表示。予想オッズはnetkeibaを参考

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今週のトラックバイアス
9/21(土)9/22(日)オールカマー・神戸新聞杯開催 ※更新をお待ちください
開催ダートコメント
中山
セントライト記念
ややイン有利フラット芝は先週より内有利に見える
24/9/15 07:17更新
中京
ローズステークス
フラットフラット雨の影響ありそうで様子見
24/9/15 07:17更新
イン有利→ややイン有利→外回イン有利※→フラット→外有利 ※外を回り過ぎてインが有利の状態
コースの特徴

最初のコーナーまで約950mある上に、最後の直線も日本最長649mということで、スローペースの瞬発力勝負となることが多い。基本的に枠順の有利不利はないが、新潟記念は、新潟の最終週に行われるので外差しが有利になることが多いのは頭に入れておきたい。

昨年新潟記念の結果とMI値

開催日:2023/09/03

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着順 馬番 馬名 MI 性別 馬齢 斤量 タイム KP BP AP TP
13ノッキングポイント7735401:59.079-2
0
0
0
29ユーキャンスマイル7785801:59.2770
0
0
0
38インプレス7245601:59.277-4
0
-1
0
413プラダリア7445701:59.376-2
0
0
0
511バラジ7245601:59.475-4
0
1
0
67フラーズダルム6955301:59.475-6
0
0
0
71サリエラ75455.501:59.475-1
0
1
0
810ファユエン6955301:59.475-6
0
0
0
95イクスプロージョン7255701:59.574-2
0
0
0
1014マイネルウィルトス7275701:59.574-2
0
0
0
112グランオフィシエ7155701:59.673-2
0
0
0
126ブラヴァス6675702:00.168-2
0
0
0
1312イーサンパンサー5475202:00.366-12
0
0
0
144サトノルークス5175502:01.257-6
0
0
0
【農林水産省賞典 新潟記念の展開図】

新潟記念(2024)の前哨戦を分析

今週は、フルゲート18頭に対して13頭の出走登録馬にとどまった新潟記念(2024年)の予想について解説する。新潟記念は、サマー2000シリーズの一戦である。新潟記念では、桜花賞及びオークスの3着馬ライトバックが人気を集めそうだが、初の古馬との対戦ということもあり、混戦模様である。以下、新潟記念の出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

中山記念組

ラーグルフ

中山記念の9着は、イン有利なトラックバイアスで外を回らされてのものであり、着順ほど悲観すべき内容ではないが、見どころもなかった。なお、ラーグルフは、一線級相手では通用していないが、中山金杯1着、去年の中山記念2着の実績があり、夏場のG3ならば能力的に上である。よって、新潟記念においては、近走の成績が冴えないラーグルフにそれなりの高い評価を与えるべきである。

七夕賞組

レッドラディエンス

七夕賞の勝利は、2着に2馬身もの差をつけたことは立派だが、馬群から離れたところを気分よく追走する展開にも恵まれた。なお、レッドラディエンスは、七夕賞が重賞初挑戦だったものの、9戦連続で連対中と能力的にも底を見せていない。よって、新潟記念においては、レッドラディエンスにも高い評価を与えるべきだが、七夕賞の勝利は展開に恵まれていたことを考慮すると、絶対視までは禁物である。

キングスパレス

七夕賞の2着は、久しぶりの速いペースに戸惑った上に直線で大外に持ち出されてのものであり、着差ほど大きな差があるわけではない。また、キングスパレスは、新潟大賞典において、スローペースの前残りの展開ながらも2着に追い込んでおり、新潟外回りの2000m及びスローの瞬発力勝負は得意である。よって、新潟記念においては、堅実に脚を使うキングスパレスにも高い評価を与えるべきである。

オークス組

ライトバック

オークスの3着は、出遅れた上に直線でも前がなかなか開かない中でよく追い込んだ。また、ライトバックは、桜花賞でも3着に追い込んでおり、3歳牝馬世代の中ではトップクラスの能力を秘める。ここで問題となるのは、3歳牝馬世代のレベルで古馬相手でも通用するかどうかだが、オークス12着馬コガネノソラがクイーンステークスを制しているように、低レベルな世代ということはない。よって、新潟記念においては、ライトバックにもかなり高い評価を与えるべきである。

福島牝馬ステークス組

シンリョクカ

福島牝馬ステークスでは落馬事故で競争中止のため度外視可能である。なお、シンリョクカは、中山牝馬ステークスで3着に好走しているが、スローペースで好位のインを追走する展開に恵まれたので、レース内容としての価値は低い。よって、新潟記念においては、シンリョクカに高い評価は不要である。

天皇賞春組

ゴールドプリンセス

天皇賞春の9着は、力負けであったが、G1なので同情の余地がある。ただし、ゴールドプリンセスは、長距離戦でOPまであがってきたが、レースっぷりからは2000mでは少し距離が短い。よって、新潟記念においては、2000mの重賞であることを考慮すると、ゴールドプリンセスに高い評価は不要である。

マーメイドステークス組

アリスヴェリテ

マーメイドステークスの勝利という結果は、ハイペースで押し切り2馬身差をつけたが、50キロの軽ハンデと弱いメンバー構成に恵まれた。なお、アリスヴェリテは、1勝クラスを勝ち上がるまでにかなり時間を要しており、牡馬相手の重賞で通用するためには、展開やトラックバイアスの助けが必要である。よって、新潟記念においてアリスヴェリテが逃げ残るためには、ハンデや展開などかなりの助けが必要と判断すべきである。

エーデルブルーメ

マーメイドステークスの2着は、ハンデ差を考えると内容は悪くないが、アリスヴェリテを捕らえられなかっただけでなく、ゴール前で後続に迫られた。また、マーメイドステークスは、2勝クラスを勝ち上がったばかりのアリスヴェリテが制しており、低レベルな一戦であった。なお、エーデルブルーメは、3勝クラスを勝ち上がるまでに5戦要しており、上がり目も少ない。よって、新潟記念においては、エーデルブルーメに押さえ程度の評価を与えれば十分である。

小倉記念組

ファユエン

小倉記念の8着は、見せ場すらなく力負けであった。なお、ファユエンは、マーメイドステークスで5着に追い込んだが、弱いメンバー構成に恵まれた感が強い。よって、新潟記念においては、ファユエンに高い評価は不要である。

目黒記念組

バラジ

目黒記念の8着は、逃げ馬から離れた2番手を追走してのものであり、見どころはなかった。なお、バラジは、去年の新潟記念5着の実績はあるが、それ以外はOP入り後通用していない。よって、新潟記念においては、バラジに高い評価は不要である。

ジューンアヲニヨシ

目黒記念の12着は、内で少し詰まったにせよ見どころはなかった。また、ジューンアヲニヨシは、烏丸ステークスを制したが、馬群から離れたところを気分よく追走する展開に恵まれた。よって、新潟記念においては、ジューンアヲニヨシにも高い評価は不要である。

関越ステークス組

セレシオン

関越ステークスの3着は、出遅れて位置取りが悪くなってしまったため届かなかったが、ゴール前の脚は目を見張る内容であった。なお、セレシオンは、復帰後崩れなく相手なりに走っており、重賞でも通用する能力を秘める。よって、新潟記念においては、セレシオンにもそれなりの高い評価を与えるべきである。以上、新潟記念に出走登録している有力各馬の能力を分析した。この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、新潟記念(2024年)の最終的な予想を決断する。

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