7→10,9,11,4,2,14
7はデビュー戦の勝ち馬が強すぎただけで格上げでも負けられない。9,10,11は楽に先行できれば展開利を生かして粘り込む。2は好位のインでロスのない競馬ができれば。4,14は差しが届く展開になれば好走可能。配当が安すぎる場合には見送りが妥当。


1コーナーまで距離もあるので枠順の有利不利は少ないコース。基本は逃げ先行馬が有利だが、トラックバイアスや展開次第では差しも届くので、中山最終週のトラックバイアスには要注意。

馬番 | 馬名 | MI | 予想オッズ |
1 | ニシノエージェント | 59 | 38.0 (13人気) |
2 | エリキング | 68 | 9.8 (3人気) |
3 | キングスコール | 63 | 64.7 (18人気) |
4 | ジュタ | 66 | 63.8 (16人気) |
5 | ジョバンニ | 70 | 10.4 (4人気) |
6 | マスカレードボール | 70 | 19.4 (8人気) |
7 | フクノブルーレイク | 65 | 49.1 (14人気) |
8 | ジーティーアダマン | 59 | 16.3 (6人気) |
9 | ピコチャンブラック | 65 | 26.6 (10人気) |
10 | クロワデュノール | 73 | 2.1 (1人気) |
11 | ミュージアムマイル | 65 | 16.7 (7人気) |
12 | ドラゴンブースト | 59 | 64.0 (17人気) |
13 | アロヒアリイ | 68 | 30.6 (12人気) |
14 | カラマティアノス | 69 | 21.8 (9人気) |
15 | ヴィンセンシオ | 66 | 14.7 (5人気) |
16 | サトノシャイニング | 66 | 6.9 (2人気) |
17 | ファウストラーゼン | 68 | 30.5 (11人気) |
18 | マジックサンズ | 62 | 55.4 (15人気) |

今週は、フルゲート18頭に対して21頭もの出走登録があった皐月賞(2025年)の予想について解説する。皐月賞は、2025年の牡馬クラシック第一弾であり、日本ダービーを占う意味でも注目を集める。ホープフルステークスを制したクロワデュノールが断然の1番人気となりそうだが、破ってきたメンバーや内容を考えると断然人気も当然なので、3冠馬を目指す意味でも負けられない一戦となりそうである。そこで、競馬理論の競馬予想では、皐月賞の出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。
目次
ホープフルステークス組
クロワデュノール
ホープフルステークスの勝利は、中団の外目追走から楽に抜け出して2馬身もの差をつけており、力の違いを見せつけた。また、クロワデュノールは、東京スポーツ杯2歳ステークスでもスローで逃げたサトノシャイニングを捕らえる着差以上に強い内容で、サトノシャイニングがきさらぎ賞を3馬身差で楽勝していることからも、クロワデュノールの強さが引き立つ。よって、皐月賞においては、断然人気であっても、能力が抜けているクロワデュノールに本命級の高い評価を与えざるを得ない。
ディープインパクト記念弥生賞組
ファウストラーゼン
ディープインパクト記念弥生賞の勝利は、ペースが落ち着いたところを捲って押し切ったが、2~3着馬にゴール前で迫られた。また、ファウストラーゼンは、ホープフルステークスにおいても、スローペースを早めに捲って3着に粘りこんだが、上位2頭には離された。よって、皐月賞においては、近2走よりもペースが上がりそうなこととメンバー強化を考えると、ファウストラーゼンに高い評価は不要である。
ヴィンセンシオ
ディープインパクト記念弥生賞の2着は、楽に先手を取り、ファウストラーゼンが捲ってきたときに一旦先頭を譲ってゴール前で差し返したが僅かに届かず、競馬が上手なところを見せた一方で、少し物足りないレース内容でもあった。また、ヴィンセンシオは、同じ中山2000mの葉牡丹賞を制しているが、中団のインで脚をためて直線でうまく外に持ち出す展開に恵まれた。よって、皐月賞においては、競馬が上手な点を認めても、少し力が足りないヴィンセンシオに高い評価は不要である。
アロヒアイリ
ディープインパクト記念弥生賞の3着は、スタートで接触して4コーナーでは外に振られながらも僅差で走っており、レース内容は一番強かった。アロヒアイリは、1勝クラスで断然人気を裏切って2着に敗れてしまっているが、ハイペースを勝ちにいく競馬で差し切られてしまったものであり、悲観すべき内容ではない。よって、皐月賞においては、アロヒアイリに弥生賞組の中で一番高い評価を与えるべきだが、弥生賞組自体のレベルが低い可能性も否定できない。
ミュージアムマイル
ディープインパクト記念弥生賞の4着は、前を捕らえきれなかっただけでなく、後ろからアロヒアイリに差し込まれる残念な内容であった。また、ミュージアムマイルは、朝日杯フューチュリティステークスで出遅れながらも2着に好走しているが、去年の朝日杯フューチュリティステークスはかなり低レベルな一戦であった。よって、皐月賞においては、ミュージアムマイルに高い評価は不要である。
ジュタ
ディープインパクト記念弥生賞の10着は、見所がなかった。また、ジュタは、若葉ステークスを制しているが、ホープフルステークスでは上位から離された4着止まりであった。よって、皐月賞においては、ジュタに高い評価は不要である。
スプリングステークス組
ピコチャンブラック
スプリングステークスの勝利は、早め先頭で押し切る強い内容だが、一線級不在の弱いメンバー構成に恵まれた。なお、ピコチャンブラックは、ホープフルステークスで惨敗している上に、アイビーステークスでもマスカレードポールに楽に差し切られてしまっている。よって、皐月賞においては、メンバー強化を考慮すると、ピコチャンブラックに高い評価は不要である。
フクノブルーレイク
スプリングステークスの2着は、外を回って勝ち馬に迫ったことは立派だが、この馬が2着に好走できたことからもスプリングステークスのレベルの低さがわかる。よって、皐月賞においては、フクノブルーレイクを含むスプリングステークス組に高い評価は不要である。
キングスコール
スプリングステークスの3着は、休み明けで出遅れてしまったことで伸びを欠いてしまっており、同情の余地はある。なお、キングスコールは、デビュー戦でテリオスララ(阪神ジュベナイルフィリーズ3着馬)に楽勝しており、スムーズな競馬ならばもう少し走れそうである。よって、皐月賞においては、キングスコールにスプリングステークス組の中では一番高い評価を与えるべきだが、スプリングステークス組自体のレベルが低いので全馬が通用しない可能性も高い。
マテンロウバローズ
スプリンターズステークスの4着は、馬群から離れた内目を気分よく追走してのものであり、レース内容の価値は高くない。よって、皐月賞においては、スプリンターズステークス組のレベルの低さも考慮すると、マテンロウバローズに高い評価は不要である。
きさらぎ賞組
サトノシャイニング
きさらぎ賞の勝利は、中団の外目追走から突き抜けて2着に3馬身もの差をつけており、力の違いを見せつけた。なお、サトノシャイニングは、東京スポーツ杯において、スローペースで逃げを打つ展開に恵まれながらも、クロワデュノールに楽に交わされてしまっているが、きさらぎ賞の勝ち方を見ると、クロワデュノールが強すぎただけでもある。よって、皐月賞においては、クロワデュノールにこそ敵わないものの、サトノシャイニングにもそれなりの高い評価を与えるべきである。
共同通信杯
マスカレードポール
共同通信杯の勝利は、最内から一旦は先頭に立った2着馬を差し返しており、着差以上に強い内容であった。また、マスカレードポールは、ホープフルステークスで能力を発揮できずに惨敗してしまったが、アイビーステークスで後のスプリンターズステークス馬ピコチャンブラックに楽勝している。よって、皐月賞において能力さえ発揮できれば、マスカレードポールも好走可能と判断すべきである。
カラマティアノス
共同通信杯の2着は、出遅れてマスカレードポールと1馬身差と考えれば立派だが、最内を突くロスのないコース取りに恵まれた。また、カラマティアノスは、未勝利を勝ち上がるまでに3戦要しており、上がり目も少ない。よって、皐月賞においては、メンバー強化をも考慮すると、カラマティアノスに高い評価は不要である。
京都2歳ステークス組
エリキング
京都2歳ステークスの勝利は、好位追走から抜け出してジョバンニを寄せ付けなかった。なお、エリキングは、野路菊ステークスにおいてもジョバンニを破っており、ジョバンニを物差しにするとクロワデュノールと互角とみることもできるが、レース内容と見た目はクロワデュノールの方が上である。よって、皐月賞においては、未知の魅力を加味して、エリキングにも高い評価を与えるべきだが、クロワデュノールの方が強い可能性は高い。
京成杯組
ニシノエージェント
京成杯の勝利は、一線級不在の弱いメンバー構成とハイペースの前崩れの展開に恵まれており重賞勝ちほどの価値はない。また、ニシノエージェントは、未勝利を勝ち上がるまでに4戦も要しており、上がり目も少ない。よって、皐月賞においては、ニシノエージェントに高い評価は不要である。
ドラゴンブースト
京成杯の2着は、前潰れの展開と内を押し上げるコース取りに恵まれたので、レース内容の価値は低い。また、ドラゴンブーストは、デイリー杯2歳ステークスで2着に好走しているが、スローペースの2番手追走から粘り込んだだけであり、こちらも価値は低い。よって、皐月賞においては、ドラゴンブーストに高い評価は不要である。
まとめ
人気のクロワデュノールが断然で2着争いのレースとなりそう。馬券的には妙味がなさそうだが、2着争いが混戦模様なので、紐抜けでの高配当の可能性は若干あり。以上、皐月賞に出走登録している有力各馬の能力を分析した。この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、皐月賞(2025年)の最終的な予想を決断する。

開催日:2024/04/14
着順 | 馬番 | 馬名 | MI | 性別 | 馬齢 | 斤量 | タイム | 基 | KP | BP | AP | TP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 13 | ジャスティンミラノ | 84 | 牡 | 3 | 57 | 01:57.1 | 0 | 84 | 0
|
0
|
0
|
2 | 12 | コスモキュランダ | 83 | 牡 | 3 | 57 | 01:57.1 | 0 | 84 | 0
|
-1
|
0
|
3 | 8 | ジャンタルマンタル | 83 | 牡 | 3 | 57 | 01:57.2 | 0 | 83 | 0
|
0
|
0
|
4 | 9 | アーバンシック | 81 | 牡 | 3 | 57 | 01:57.5 | 0 | 80 | 0
|
1
|
0
|
5 | 14 | シンエンペラー | 80 | 牡 | 3 | 57 | 01:57.5 | 0 | 80 | 0
|
0
|
0
|
6 | 10 | レガレイラ | 80 | 牝 | 3 | 55 | 01:57.6 | 0 | 79 | 0
|
1
|
0
|
7 | 3 | エコロヴァルツ | 76 | 牡 | 3 | 57 | 01:57.8 | 0 | 77 | 0
|
-1
|
0
|
8 | 7 | ルカランフィースト | 75 | 牡 | 3 | 57 | 01:57.9 | 0 | 76 | 0
|
-1
|
0
|
9 | 1 | サンライズジパング | 75 | 牡 | 3 | 57 | 01:58.0 | 0 | 75 | 0
|
0
|
0
|
10 | 5 | ミスタージーティー | 74 | 牡 | 3 | 57 | 01:58.1 | 0 | 74 | 0
|
0
|
0
|
11 | 11 | ホウオウプロサンゲ | 72 | 牡 | 3 | 57 | 01:58.2 | 0 | 73 | 0
|
-1
|
0
|
12 | 15 | サンライズアース | 70 | 牡 | 3 | 57 | 01:58.5 | 0 | 70 | 0
|
0
|
0
|
13 | 17 | ビザンチンドリーム | 70 | 牡 | 3 | 57 | 01:58.5 | 0 | 70 | 0
|
0
|
0
|
14 | 4 | シリウスコルト | 69 | 牡 | 3 | 57 | 01:58.6 | 0 | 69 | 0
|
0
|
0
|
15 | 6 | アレグロブリランテ | 68 | 牡 | 3 | 57 | 01:58.7 | 0 | 68 | 0
|
0
|
0
|
16 | 18 | ウォーターリヒト | 63 | 牡 | 3 | 57 | 01:59.2 | 0 | 63 | 0
|
0
|
0
|
17 | 2 | メイショウタバル | 64 | 牡 | 3 | 57 | 01:59.3 | 0 | 62 | 0
|
0
|
2
|
- | 16 | ダノンデサイル | 0 | 牡 | 3 | 57 | 00:00.0 | 0 | 0 | 0
|
0
|
0
|

4/26(土)青葉賞4/27(日)フローラS・マイラーズC※更新をお待ちください
25/4/23 06:54 更新
25/4/16 08:53 更新
過去5年のトラックバイアス

4/20(日)中山
最終週
4/14(日)中山
最終週
4/16(日)中山
4/17(日)中山
4/18(日)中山
4/19(日)中山
4/14(日)中山
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25/4/23 06:54 更新