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マイラーズカップ(GⅡ)
ジュンブロッサムの巻き返しなるか?
作成日: 2025/04/22 更新日: 2025/04/25

記事と併せて動画もご覧ください

京都コース1600mの特徴

2コーナー奥のポケットからスタートで最初のコーナーまで712もあり、枠順の有利不利は少なく、ペースも落ち着きやすい。今週は開幕週でイン有利のトラックバイアスが想定される上に少頭数なので、スローペースの前残りの展開には注意を払いたい。

2025年「マイラーズカップ」出馬表
25/4/27 (日) 読売マイラーズカップ(GⅡ)/京都/別定/1600m(右・芝)
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2025年「マイラーズカップ」の前哨戦分析

今週は、フルゲート18頭に対して10頭の出走登録馬にとどまったマイラーズカップ(2024年)の予想について解説する。マイラーズカップは、安田記念を目指すマイルのトップクラスが例年は出走するが、今年はなぜか寂しいメンバー構成となりそうである。富士ステークス馬ジュンブロッサムが人気を集めそうだが、追い込み脚質なので、京都の開幕週でイン有利のトラックバイアスとなったときには波乱の余地もある。そこで、競馬理論の競馬予想では、マイラーズカップの出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

東京新聞杯組

ジュンブロッサム

東京新聞杯の9着は、見所がなかったが、G3にしては強いメンバー構成、59キロの斤量、イン有利のトラックバイアス、前残りの展開など、悪い条件が多すぎたので同情の余地がある。なお、ジュンブロッサムは、富士ステークスにおいて、後にマイルチャンピオンシップ及びドバイターフを制したソウルラッシュを破っており、能力的にはG1級である。ただし、ジュンブロッサムは、差し脚質であり、開幕週のトラックバイアスは向かない可能性がある。よって、マイラーズカップにおいては、ジュンブロッサムに能力的に高い評価を与えて当然だが、トラックバイアス次第では脚を余す可能性も否定できない。

小倉大賞典組

ロングラン

小倉大賞典の勝利は、後方の内目で脚をためて直線でスムーズに外に持ち出されるとまとめて差し切った。なお、ロングランは、小倉大賞典で重賞初制覇であったが、それ以前でも勝ちきれないものの堅実に脚を使っている。よって、マイラーズカップにおいては、ロングランの差し脚に注意を払うべきだが、メンバー強化及び開幕週の馬場を考慮すると、押さえ程度の評価を与えれば十分である。

エアファンディタ

小倉大賞典の11着は、出遅れて後方のままで見せ場すらなかった。なお、エアファンディタは、チャレンジカップで3着に追い込んでいるように、展開やトラックバイアスに恵まれれば重賞でも好走できる能力を秘める。ただし、マイラーズカップは、京都の開幕週に行われることを考慮すると、トラックバイアスが向く可能性は低い。よって、マイラーズカップにおいては、エアファンディタに高い評価は不要である。

六甲ステークス組

セオ

六甲ステークスの4着は、スタート直後の不利がありながらも僅差で粘り込んでおり、スムーズならば上位争いをしていたはずである。なお、セオは、東京新聞杯や京都金杯でも僅差で走っており、展開の助けがあれば重賞でも好走可能である。よって、マイラーズカップにおいては、京都の開幕週で楽に先行する展開に恵まれるようであれば、セオの逃げ粘りにも高い評価を与えるべきである。

ホウオウリアリティ

六甲ステークスの5着は、馬群から離れたところを気分よく追走する展開に恵まれたにもかかわらず、掲示板が精一杯であった。また、ホウオウリアリティは、それ以前はOP特別ですら惨敗を繰り返していた。よって、マイラーズカップにおいては、ホウオウリアリティに高い評価は不要である。

グラティアス

六甲ステークスの6着は、スタート後に気合をつけられて好位を取りに行った分、ゴール前で甘くなってしまったが、弱メンバー構成で見所もなかった。また、グラティアスは、近走の走りを見る限り、OP特別でこそ掲示板くらいは走れるが、重賞では通用していない。よって、マイラーズカップにおいては、グラティアスに高い評価は不要である。

ニホンピロキーフ

六甲ステークスの7着は、スタート直後によられる不利があったので同情の余地はあるが、見所もなかった。なお、ニホンピロキーフは、去年のマイラーズカップの3着馬であり、ソウルラッシュ及びセリフォスと僅差の内容だけ走れば、今年のメンバーならば勝ち負けできる。ただし、ニホンピロキーフは、去年のマイラーズカップの走りを受けて、そのあと人気になったが、人気を裏切り続けてもいる。よって、マイラーズカップにおいては、去年の走りだけできれば好走可能だが、ニホンピロキーフに過大評価も禁物である。

美浦ステークス組

ミスタージーティー

美浦ステークスの3着は、上位2頭に伸び負けており、3勝クラスのメンバーを考えると勝たなければならない内容であった。なお、ミスタージーティーは、若葉ステークスを制して、クラシックに挑戦したが、能力不足で惨敗であった。よって、マイラーズカップにおいては、中長距離の王道路線よりはメンバーが弱化することを考慮しても、ミスタージーティーに押さえ程度の評価を与えれば十分である。

ニューイヤーステークス組

レイベリング

ニューイヤーステークスの7着は、押して先手を取ったが、ゴール前で止まってしまった。なお、レイベリングは、信越ステークスでオープン勝ちの実績があるが、ローカルの弱いメンバー構成に恵まれた。よって、マイラーズカップにおいては、開幕週の馬場で楽に先手が取れそうな場合にのみ、レイベリングに少し注意を払えばいい程度である。

まとめ

例年よりもかなり低調なメンバー構成なので、実績的にはジュンブロッサムが断然。ただし開幕週でイン有利のトラックバイアスとなった場合には、ジュンブロッサムが届かずに前残りの展開で波乱も。以上、マイラーズカップに出走登録している有力各馬の能力を分析した。この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、マイラーズカップ(2025年)の最終的な予想を決断する。

昨年の「マイラーズカップ」レース結果

開催日:2024/04/21

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着順 馬番 馬名 MI 性別 馬齢 斤量 タイム KP BP AP TP
1 14 ソウルラッシュ 80 6 57 01:32.5 -2 82
0
0
0
2 3 セリフォス 79 5 58 01:32.8 0 79
0
0
0
3 9 ニホンピロキーフ 75 4 57 01:32.9 -2 78
0
-1
0
4 5 エアロロノア 73 セン 7 57 01:33.2 -2 75
0
0
0
5 12 ソーヴァリアント 71 6 57 01:33.4 -2 73
0
0
0
6 6 ビーアストニッシド 70 5 57 01:33.5 -2 72
0
0
0
7 8 トランキリテ 69 5 57 01:33.6 -2 71
0
0
0
8 10 コレペティトール 69 4 57 01:33.6 -2 71
0
0
0
9 16 ボルザコフスキー 68 5 57 01:33.7 -2 70
0
0
0
10 1 トゥードジボン 67 5 57 01:33.8 -2 69
0
0
0
11 13 セッション 66 4 57 01:33.9 -2 68
0
0
0
12 7 ノースザワールド 64 6 57 01:34.1 -2 66
0
0
0
13 15 フリームファクシ 64 4 57 01:34.1 -2 66
0
0
0
14 4 リューベック 59 5 57 01:34.6 -2 61
0
0
0
15 11 アリストテレス 59 7 57 01:34.6 -2 61
0
0
0
16 2 スパイダーゴールド 59 5 57 01:34.6 -2 61
0
0
0
17 17 エエヤン 48 4 57 01:35.7 -2 50
0
0
0

展開図

今週のトラックバイアス

4/26(土)青葉賞4/27(日)フローラS・マイラーズC※更新をお待ちください

阪神
フラット
ダート
フラット
先週と同じ想定
25/4/23 06:54 更新
中山
フラット
ダート
フラット
先週と同じ想定
25/4/23 06:54 更新
福島
ややイン有利
ダート
フラット
先週と同じ想定
25/4/16 08:53 更新
イン有利→ややイン有利→外回イン有利※→フラット→外有利 ※外を回り過ぎてインが有利の状態
マイラーズカップ
過去5年のトラックバイアス
2024
4/21(日)京都
フラット
開幕週ながらもフラット
2023
4/23(日)京都
フラット
開幕週
2022
4/24(日)阪神
フラット
2021
4/25(日)阪神
ややイン有利
2020
4/26(日)京都
フラット
開幕週
2019
4/21(日)京都
ややイン有利
開幕週

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