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TOP > 重賞コラム > 25/12/28 (日) 函館スプリントステークス
【函館スプリントS】
函館コース1200mの特徴

函館SS 夏季競馬の短距離重賞の充実を図る目的で1994年に4歳(現3歳)以上の別定の混合の重賞競走、札幌スプリントステークスとして創設、第1回は札幌競馬場の芝1200mで施行された。

1996年からは特別指定交流競走に指定され、JRAに認定された地方所属の競走馬の出走が可能になり、1997年からは同年の番組改定で札幌競馬と函館競馬の開催順入れ替えにより、施行場所を函館競馬場の芝1200mとなり、名称を函館スプリントステークスに変更した。2006年からはサマースプリントシリーズの第1戦に指定されている。

サマースプリントシリーズに指定されてからは、本競走を優勝したワンカラット(2010年)がシリーズチャンピオンに輝いている。

夏季競馬開催の最初の短距離重賞競走と言う事もあり、夏の休養に入らなかった有力馬が出走する場合がある。また秋のスプリンターズステークスを見据える、力を付けてきた競走馬(昇り馬)がサマースプリントシリーズも視野に入れて出走する。

尚、本競走は安田富男が1996年にノーブルグラスに騎乗して当競走を優勝、JRAの全10競馬場の重賞競走制覇の記録を史上初めて達成した競走でもある。

本競走は平坦で直線の短いコースで行われるスプリント戦ゆえか、他の牡牝混合戦と比較して牝馬の好走が目立っており、特に2003年から2007年の5年間は、牝馬が連続制覇していた。

本競走の優勝馬からはマサラッキ・サニングデール・キンシャサノキセキ・カレンチャンの4頭が後にGI競走を優勝している。

現在の優勝レイの配色は、赤色地に銀色文字となっている。

出走資格は、サラ系3歳(旧4歳)以上のJRA所属の競走馬、JRAに認定された地方所属の競走馬(2頭まで)及び外国調教馬(8頭まで)。

負担重量は3歳(旧4歳)は53kg(開催日が7月1日以前の場合は52kg[1])、4歳(旧5歳)以上は56kg、牝馬は2kg減を基本とし、

日本馬は、収得賞金3,000万円超過馬は超過額が2,000万円毎に1kg増。
外国調教馬は、GI競走1着馬は5kg増、GII競走1着馬3kg増、GIII競走1着馬1kg増。(ただし2歳時の成績を除く)

以上のように斤量が課せられる。

^ 1600m以下のオープン競走のアローワンス([1]のアローワンスおよび南半球産馬の負担重量の減量についての項目参照)が6月は4kg、7月は3kgとなっている。開催日(天災地変その他やむを得ない事由により開催日の日取りを変更した場合における変更後の開催日を除く。)が2日以上連続する場合において、それらの開催日の最初の日とその他の日におけるアローワンスおよび南半球産馬の負担重量の減量が当該表に定めるところにより変更されることとなる場合については、当該最初の日現在における当該表による重量をもってそれらの開催日におけるアローワンスおよび南半球産馬の負担重量の減量とする。より、開催日が7月1日の場合でも前日の土曜日が6月30日と6月なのでアローワンスは4kg

2018年「函館スプリントS」出馬表
25/12/28 (日) 函館スプリントステークス(GⅢ)/函館/別定/1200m(右・芝)
スクロール→

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今週は、フルゲート16頭に対して17頭の出走登録馬があった

函館スプリントステークス(2018年)の予想について解説する。

函館スプリントステークスは、サマースプリントシリーズの第1戦である。

高松宮記念で3着に好走したナックビーナスが単勝オッズ2倍台の1番人気となりそうだが、開幕週の馬場ということもあり波乱の可能性もある。

そこで、競馬理論の競馬予想では、函館スプリントステークスの出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

 

高松宮記念組


3着のナックビーナス(三浦皇成)・10着のキングハート(北村宏司)・
17着のジューヌエコール(北村友一)・18着のダイアナヘイロー(武豊)
の合計4頭が出走登録している。

 

ナックビーナス

高松宮記念の3着という結果は、スプリントの一線級相手であったことを考慮すると立派である。
また、ナックビーナスは、逃げ差し自在の器用な脚質で開幕週の馬場向きである。
よって、函館スプリントステークスの予想では、ナックビーナスにかなり高い評価を与えるべきである。
特に、内枠を引いて好位のインを追走できるようであれば、ナックビーナスの評価を更に上げるべきである。

 

キングハート

高松宮記念の10着という結果は、外枠からの発走で終始外を回らされてしまっており、着順ほど悲観すべき内容ではない。
また、キングハートは、オーシャンステークスにおいてナックビーナスを破っている。
よって、函館スプリントステークスの予想では、キングハートにも高い評価を与えて当然である。

 

ジューヌエコール

高松宮記念の17着という結果は、一線級相手に完全に力負けであった。
ただし、ジューヌエコールは、去年の勝ち馬であり、函館の洋芝への適性が高い。
よって、函館スプリントステークスの予想では、連覇を狙うジューヌエコールにも多少の注意を払うべきである。

 

ダイアナヘイロー

高松宮記念の18着という結果は、ハイペースで競り合って潰れてしまった。
ただし、ダイアナヘイローは、楽に逃げを打てれば、1400m戦の阪急杯でも逃げ切っている。
よって、函館スプリントステークスの予想では、楽に先手を取れるようであれば、ダイアナヘイローが開幕週の馬場を生かして粘り込む可能性が高まると判断すべきである。

 

京王杯スプリングカップ組


5着のラインスピリット(森一)・9着のアドマイヤゴッド(岩田康誠)・
12着のセイウンコウセイ(池添謙一)・16着のノボバカラ(武藤)
の合計4頭が出走を予定している。

 

ラインスピリット

京王杯スプリングカップの5着という結果は、府中の1400m戦であることを考慮すると、よく粘った。
よって、函館スプリントステークスの予想では、ラインスピリットが楽に先行する展開に恵まれるようであれば粘り込みに注意を払うべきである。

 

セイウンコウセイ

京王杯スプリングカップの12着という結果は、着順ほど大きくは負けていないものの、力負けであった。
ただし、セイウンコウセイは、去年の高松宮記念馬であり、実績は上である。
よって、函館スプリントステークスの予想では、内枠を引いて好位のインを追走できるような展開になるようであれば、セイウンコウセイの巻き返しに注目すべきである。

 

アドマイヤゴッド・ノボバカラ

京王杯スプリングカップのレース内容は見所がなかった。
よって、函館スプリントステークスの予想では、アドマイヤゴッド及びノボバカラに高い評価は不要である。

 

京都牝馬ステークス組


5着のワンスインナムーンが出走登録している。

 

ワンスインナムーン

京都牝馬ステークスの5着という結果は、外差しの競馬を考慮すると、悪くない内容であった。
また、ワンスインナムーンは、スプリンターズステークスで3着に逃げ粘った実績もある。
よって、函館スプリントステークスの予想では、楽に先行できるようであれば、ワンスインナムーンの粘り込みに注意を払うべきである。

 

鞍馬ステークス組


1着のティーハーフ(国分優作)・2着のライトフェアリー(柴山雄一)

の合計2頭が出走を予定している。

 

ティーハーフ

鞍馬ステークスの勝利という結果は、スローペースを上がり32秒7の脚で差し切る着差以上に強い内容であった。
なお、ティーハーフは、3年前の勝ち馬であり、函館の洋芝は得意な舞台である。
よって、函館スプリントステークスの予想では、ハイペースで前崩れの展開になるようであれば、ティーハーフの好走もありうると判断すべきである。

 

ライトフェアリー

鞍馬ステークスの2着という結果は、得意の外枠で楽に先行する展開に恵まれたものである。
よって、函館スプリントステークスの予想では、先行馬が揃ったメンバー構成を考慮すると、ライトフェアリーに高い評価は不要である。

 

以上、函館スプリントステークスに出走登録している有力各馬の能力を分析した。

この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、

函館スプリントステークス(2018年)の最終的な予想を決断する。

出走予定馬のマスター指数推移(MI)

馬名をクリックすると濃く線が表示されます(複数選択可能)

昨年の「函館スプリントS」レース結果

開催日:2024/06/09

スクロール→
着順 馬番 馬名 mi 性齢 斤量 タイム KP BP AP TP
1 4 サトノレーヴ 77 牡5 57 01:08.4 80 -2 -1 0 0
2 10 ウイングレイテスト 80 牡7 59 01:08.6 78 2 0 0 0
3 13 ビッグシーザー 76 牡4 57 01:08.6 78 -2 0 0 0
4 1 サウザンサニー 75 牡4 57 01:08.6 78 -2 -1 0 0
5 5 オタルエバー 74 牡5 57 01:08.7 77 -2 -1 0 0
6 16 ゾンニッヒ 74 牡6 57 01:08.8 76 -2 0 0 0
7 9 キミワクイーン 76 牝5 56 01:08.9 75 0 1 0 0
8 14 セッション 73 牡4 57 01:08.9 75 -2 -1 0 1
9 3 アサカラキング 74 牡4 57 01:08.9 75 -2 0 0 1
10 11 ジャスティンスカイ 75 牡5 57 01:08.9 75 -2 1 0 1
11 6 シナモンスティック 70 牝5 55 01:09.1 73 -2 -1 0 0
12 7 シュバルツカイザー 70 セ6 57 01:09.3 71 -2 1 0 0
13 15 マテンロウオリオン 69 牡5 57 01:09.4 70 -2 1 0 0
14 12 ジュビリーヘッド 67 牡7 57 01:09.4 70 -2 -1 0 0
15 2 カイザーメランジェ 66 牡9 57 01:09.5 69 -2 -1 0 0
16 8 カルネアサーダ 56 牝5 55 01:10.6 58 -2 0 0 0
展開図
今週のトラックバイアス
函館スプリントS
過去5年のトラックバイアス
2025
6/14(土)函館
イン有利
開幕週
2024
6/9(日)函館
フラット
芝ダートともにほんの少しだけイン有利
2023
6/11(日)函館
フラット
開幕週
2022
6/12(日)函館
フラット
開幕週
2021
6/13(日)札幌
フラット
開幕週
2020
6/21(日)函館
ややイン有利
2019
6/16(日)函館
ややイン有利
開幕週

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