
枠順の有利不利はそこまで大きくないが若干内枠有利。ペースが落ち着きやすい上に開幕週ので、逃げ先行馬の残り目と内枠にはいつも以上に注意が必要。

今週は、フルゲート18頭に対して14頭の出走登録馬があった金鯱賞(2025年)の予想について解説する。金鯱賞は、大阪杯を目指す馬が出走する注目の一戦であり、クイーンズウォークが連覇を狙うが去年以上にメンバーが揃っており、混戦模様である。そこで、競馬理論の競馬予想では、金鯱賞の出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。
天皇賞秋組
アーバンシック
天皇賞秋の5着は、上位勢には伸び負けたが、上がり32秒2の脚を使っており、復調気配を印象付けた。なお、アーバンシックは、菊花賞馬であり、破った相手が天皇賞馬ヘデントール、天皇賞2着馬ビザンチンドリーム、日本ダービー馬ダノンデザイルであったことからも、能力・実績的に上である。よって、金鯱賞においては、アーバンシックに高い評価を与えるべきだが、脚質的に開幕週向きではないのでトラックバイアス次第では評価を下げるべきでもある。
クイーンズウォーク
天皇賞の9着は、不利な外枠からの発走ではあったものの、力負けであった。なお、クイーンズウォークは、去年の勝ち馬である者の、逃げ争いから離れた3番手を気分よく追走する展開に恵まれた。よって、金鯱賞においてクイーンズウォークが連覇を果たすためには、去年のような展開及びトラックバイアスの助けが必要である。
ジャパンカップ組
ホウオウビスケッツ
ジャパンカップの16着は、大逃げを打った馬から離れた2番手を追走しており、多少ペースが速かったにせよ力負けであった。また、ホウオウビスケッツは、天皇賞秋でもスローペースの2番手を追走しながらも、13着に敗れてしまっている。ただし、ホウオウビスケッツは、去年の金鯱賞や毎日王冠で2着の成績があるように、展開とトラックバイアスに恵まれれば、一線級相手でも通用する。よって、金鯱賞においてホウオウビスケッツが好走するためには、去年と同様に楽に先行して前が止まらないトラックバイアスの助けが必要である。
アメリカジョッキークラブカップ組
ドゥラドーレス
アメリカジョッキークラブの2着は、縦長の展開で後ろの馬たちが仕掛けが遅れる中で唯一追い込んでおり、負けて強しの内容であった。また、ドゥラドーレスは、勝ちきれないが、4戦連続で重賞2着といつでも重賞を勝てる能力を秘めている。よって、金鯱賞においては、脚質的に開幕週の馬場が不安であるものの、堅実に脚を使うドゥラドーレスに高い評価を与えて当然である。
ディマイザキッド
アメリカジョッキークラブカップの6着は、仕掛けが遅れて脚を余しており、着順ほど内容は悪くない。なお、ディマイザキッドは、アルゼンチン共和国杯3着と好走しているが、ハンデ重賞のG2にしては弱いメンバー構成に恵まれた。よって、金鯱賞においては、開幕週のトラックバイアス及び後ろから行く脚質を考えると、ディマイザキッドに押さえ程度の評価を与えれば十分である。
ジョバンニ
アメリカジョッキークラブの7着は、位置取りが悪くなりすぎてしまったので、度外視可能である。なお、ジョバンニは、不利を受けながらも4着に好走した皐月賞が強い内容だったものの、その後の走りが皐月賞の内容から比較するとパッとしない。よって、金鯱賞においては、ジョバンニの巻き返しにも注意を払うべきだが、スタートが安定しないので開幕週の馬場を考えると過大評価も禁物である。
ニシノレヴナント
アメリカジョッキークラブカップの9着は力負けであった。なお、ニシノレヴナントは、オクトーバーステークスを制しているが、オープン特別の弱いメンバー構成に恵まれた。よって、金鯱賞においては、さらなるメンバー強化を考慮すると、ニシノレヴナントに高い評価は不要である。
京都記念組
ジューンテイク
京都記念の勝利は、エリキングを破ったことは立派だが、スローペースを先行する展開に恵まれた。なお、ジューンテイクは、京都新聞杯1着、神戸新聞杯2着の実績があるが、いずれもイン有利のトラックバイアスで好位のインを追走する展開に恵まれた。よって、金鯱賞においてジューンテイクが好走するためには、展開及びトラックバイアスの助けが必要と判断すべきである。
シェイクユアハート
京都記念の4着は、中団からジリジリと脚を使ったものの、上位には伸び負けた。また、シェイクユアハートは、中日新聞杯を制しているが、ローカルのハンデ戦の弱いメンバー構成に恵まれた。よって、金鯱賞においては、急激なメンバー強化を考慮すると、シェイクユアハートに高い評価は不要である。
サフィラ
京都記念の5着は、好位追走から伸びを欠いており力負けであった。また、サフィラは、阪神牝馬ステークスを制しているが、スローペースの2番手追走から押し切っただけである。よって、金鯱賞においては、サフィラに高い評価は不要である。
白富士ステークス組
ヴィレム
白富士ステークスの2着は、馬群から離れたところを気分よく追走したが、勝ち馬に切れ負けしてしまった。なお、ヴィレムは、安定して走っているが、条件クラスを勝ちあがるまでにも時間を要した。よって、金鯱賞においては、ヴィレムに高い評価は不要である。
キングスパレス
白富士ステークスの6着は、長期休養明けだったとはいえ、最後方からばてた馬を交わしただけである。なお、キングスパレスは、去年の金鯱賞の3着馬だが、上位2頭には離されてしまっていた。よって、金鯱賞においては、去年よりもメンバーが強化している点を考慮すると、キングスパレスに高い評価は不要である。
エリザベス女王杯組
セキトバイースト
エリザベス女王杯の6着は、好位のイン追走から伸び負けたが、この馬向きの展開ではなかった。なお、セキトバイーストは、都大路ステークス及び府中牝馬ステークスのように、好位の外目追走から早め先頭で押し切る競馬が最も能力を発揮する。よって、金鯱賞においては、セキトバイーストが自分の持ち味を発揮できる競馬ができれば好走可能と判断すべきである。
有馬記念組
アラタ
有馬記念の15着は、さすがにメンバーが強すぎて力負けであった。なお、アラタは、去年の札幌記念3着と9歳馬ながらも衰えは見られないが、内がぽっかりと開いたところを突く展開に恵まれた。よって、金鯱賞においては、アラタに高い評価は不要である。
まとめ
連覇を狙うクイーンズウォークが人気になりそうだが、去年よりもメンバー強化で絶対視は禁物。実力上位のアーバンシック、ジョバンニ、ドゥラドーレスも開幕週向きとは言えない脚質なので、展開やトラックバイアス次第では波乱の可能性も。以上、金鯱賞に出走登録している有力各馬の能力を分析した。この分析結果に、展開、調教、枠順、ハンデ、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、金鯱賞(2026年)の最終的な予想を決断する。
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開催日:2025/03/16
| 着順 ↕ | 馬番 ↕ | 馬名 ↕ | mi ↕ | 性齢 ↕ | 斤量 ↕ | タイム ↕ | 基 ↕ | KP ↕ | BP | AP | TP |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 6 | クイーンズウォーク | 79 | 牝4 | 55 | 02:01.3 | 82 | -2 | 0 | -1 | 0 |
| 2 | 2 | ホウオウビスケッツ | 79 | 牡5 | 57 | 02:01.3 | 82 | -2 | 0 | -1 | 0 |
| 3 | 4 | キングズパレス | 77 | 牡6 | 57 | 02:01.6 | 79 | -2 | 0 | 0 | 0 |
| 4 | 5 | デシエルト | 78 | 牡6 | 57 | 02:01.7 | 78 | -2 | 0 | 0 | 2 |
| 5 | 7 | ディープモンスター | 73 | 牡7 | 57 | 02:01.9 | 76 | -2 | 0 | -1 | 0 |
| 6 | 8 | プログノーシス | 72 | 牡7 | 58 | 02:02.3 | 72 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 7 | 10 | マイネルモーント | 67 | 牡5 | 57 | 02:02.6 | 69 | -2 | 0 | 0 | 0 |
| 8 | 3 | ライラック | 61 | 牝6 | 55 | 02:03.1 | 64 | -2 | 0 | -1 | 0 |
| 9 | 9 | ラヴェル | 57 | 牝5 | 55 | 02:03.6 | 59 | -2 | 0 | 0 | 0 |
| 10 | 1 | アスクドゥポルテ | 46 | 牡5 | 57 | 02:04.7 | 48 | -2 | 0 | 0 | 0 |

過去5年のトラックバイアス
3/16(日)中京
芝は重適性必要
3/10(日)中京
開幕週も芝はフラットに近づく
3/12(日)中京
開幕週
3/13(日)中京
開幕週
3/14(日)中京
開幕週
3/15(日)中京
芝Bコース替
3/10(日)中京
開幕週
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