今週は、フルゲート１６頭に対して１２頭の出走登録馬にとどまった

七夕賞（２０１８年）の予想について解説する。

七夕賞は、サマー２０００シリーズの第１戦である。

七夕賞では、サーブルオールが人気を集めそうだが、ハンデ戦の重賞ということもあり混戦が予想される。

そこで、競馬理論の競馬予想では、七夕賞の出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

エプソムカップ組

４着のサーブルオール（戸崎圭太）・８着のバーディーイーグル（柴田善臣）・
９着のマイネルフロスト（柴田大知）・１１着のマイネルミラノ
の合計４頭が出走登録している。

サーブルオール

エプソムカップの４着という結果は、久しぶりの重賞挑戦で道悪だったことを考慮すると、よく走っている。
よって、七夕賞の予想では、サーブルオールにかなり高い評価を与えて当然である。
ただし、先週の福島は前が止まらない馬場だったので、サーブルオールが外を回りすぎると脚を余す可能性は否めない。

バーディーイーグル

エプソムカップの８着という結果は、５着馬と０秒１差であり、着順ほど差があったわけではない。
よって、七夕賞の予想では、内枠を引いてロスのない競馬ができるようであれば、バーディーイーグルにも多少の注意を払うべきである。

マイネルフロスト

エプソムカップの９着という結果は、２番手追走ながらも休み明けの分だけ粘れなかった。
なお、マイネルフロストは、去年の七夕賞で強い内容での２着の好走歴があり、福島の２０００ｍは得意な舞台である。
よって、七夕賞の予想では、叩き２走目で上がり目が見込めるマイネルフロストにかなり高い評価を与えるべきである。

マイネルミラノ

エプソムカップの１１着という結果は、出ムチを入れながらも行き脚がつかず、ポッカリと空いた内から好位を取りにいってのものである。
ただし、マイネルミラノは、８歳馬ながら、楽に先行できれば、アメリカジョッキークラブカップでも３着に粘り込んだ実績がある。
よって、七夕賞の予想では、楽に先手を取れるようであればマイネルミラノの逃げ粘りに注意を払うべきである。
ただし、マイネルミラノは行き脚がつかなくなってきているので、福島コースだと先手を取れない可能性もありそうである。

マーメイドステークス組

２着のワンブレスアウェイ（石橋脩）・６着のレイホーロマンス（内田博幸）・
７着のキンショーユキヒメ（北村宏司）
の合計３頭が出走を予定している。

ワンブレスアウェイ

マーメイドステークスの２着という結果は、１枠を生かしてのロスのない競馬によるものであり、イン有利の馬場を最大限に生かした。
よって、七夕賞でワンブレスアウェイが再度好走するためには、内枠を引いてロスのない競馬をする必要がある。

レイホーロマンス・キンショーユキヒメ

マーメイドステークスの敗戦は、イン有利の馬場で外から追い込んだものであり、着順ほど悲観すべき内容ではない。
よって、七夕賞の予想では、外の差しが届く展開になればレイホーロマンス及びキンショーユキヒメがワンブレスアウェイを逆転可能と判断すべきである。

都大路ステークス組

１４着のプラチナムバレット（岩崎）が出走登録している。

プラチナムバレット

都大路ステークスの１４着という結果は、直線で無理をしなかったため度外視可能である。
なお、プラチナムバレットは、レベルの高い４歳世代の京都新聞杯を制しており、サトノクロニクルを破っている。
よって、七夕賞の予想では、プラチナムバレットの巻き返しにも注意を払って当然である。

福島民報杯組

１着のマイネルサージュ（津村明秀）が七夕賞に出走を予定している。

マイネルサージュ

福島民報杯の勝利という結果は、ハイペースの前崩れの展開がハマったものである。
よって、七夕賞の予想では、１２頭立てでペースが上がりそうもないことを考慮すると、マイネルサージュに押さえ程度の評価を与えれば十分である。

以上、七夕賞に出走登録している有力各馬の能力を分析した。

この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、

七夕賞（２０１８年）の最終的な予想を決断する。