競馬の内部情報、デキレース、インサイダー情報はあてにならない！

内部情報、デキレース、インサイダー情報を得たからといって、競馬には勝てない。

私は馬主でもあり内部で流れている情報を知っているが、特殊な情報など一切ないのだ。

さらにいえば、騎手も調教師も自分の馬の調子は知ることはできるが、私のように他馬との比較ができないので、予想に関してもあてにならない。

しかし、競馬ファンの間では「裏で特殊な情報が流れている」と考えている方が多いようだ。

そこで実際に私が聞いた内部情報の一部をお話した、ぜひ動画を見ていただきたい。

「2010/4/11　予想屋マスターと行く中山競馬場観戦ツアーより特別収録」

動画でお話しているように内部情報のみならず、例えばＪＲＡのポスターに勝ち馬のサインが隠してあるというインサイダー情報やデキレースの情報は論外で、原理的に考えてありえない。

多くの競馬ファンは予想が外れた理由を説明できないから、内部情報、デキレース、インサイダー情報を言い訳にしているだけである。

実際は1つ1つレースを正しく分析すれば、私が毎週記事にしている回顧録のように、論理的な説明がつくのだ。

しかしながら内部情報、デキレース、インサイダー情報をネタに高額予想を売りつける悪質業者が今も絶えない。

競馬理論のファンの方は、競馬の内部情報はあてにならないことをご理解いただき、決して悪質業者に騙されることなく競馬を楽しんでいただきたい。

よく問い合わせメールで来るのがね、みんな好きなんだよね、馬主がデキレースとかさ。

あるわけねーだろっていう。

みんな好きなの、競馬サークル内で、例えば東京競馬場だったらガラス一枚中に入ると特殊な情報が流れてると思ってるでしょ。

何にも流れてないからね。

あるわけないのが、例えば僕ジャパンカップのウオッカで谷水オーナーと角居調教師と横に僕話聞いてたら、角居調教師にルメールが初めて馬見て「僕どう乗ったらいいですか」って横でやってるのよ。

どう乗ったらってジャパンカップくらいのレースだよ。

そしたら戸崎のエイシンデピュティ見て「あれが逃げると思うけどね、でも競馬だから僕よくわからないよ」って言ってんのよ調教師が。

全然ねそんなレベルじゃないから。

騎手同士の会話とか聞いてると大体ひどいよ。

この間も府中で中で見てたら、三浦騎手と池添騎手が仲良くて、三浦騎手が馬くるの待ってたら池添騎手がきて「おれよー最近勝てないんだけどよー、どう乗ったらいいんだよ」って。

そしたら三浦騎手なんて答えたか「ゴール前一生懸命追えばいいっす」って答えてるのよ。

結構いい加減だよ、みんな聞いてると調教師に「どう乗ったらいいですか」っていったら「うまく乗ってね」とかさ、そんなレベルだから。

あのレベルの話しかしてないのにね、デキレースなんてできるわけないのにね。

それをみんななんかね。

だいたいデキレースするっていったら全員の騎手でさ、みんなで仕組んでなきゃできないのにさ、そういうレベルじゃないもん。

まあでも好きだよね、みんな競馬ファンってそういう話がね。

なんか特殊な情報が流れてると思ってるんだろうね。

だいたいね、よく馬主が勝てるって言ったとか、あんなの嘘だから。

みんな馬主なんかも、調教師がなんとなく「調子良いよ」とかっていうと、調子良いがいつの間にか三次情報、四次情報になると勝てるになってるんだよ。

騎手でも調教師でも、自分の馬の調子は分かっても、僕みたいに横の比較ができないから、どう乗ったらいいとかどう乗ったら競馬の筋がっていうのは全然わかってないから、そんなの全然関係ないよ。

ほんと外の人たちが聞いたらがっかりするような内容ばっかりだよ。

よくサイン読みとかっていうレーシングプログラムにサインが出てるって、あんなもんハクホウドウに頼んでるんだからハクホウドウに答え教えて、それからデザインさせるのかって話になるじゃん。

原理的にあり得ないんだけど、まあ好きだよね競馬ファンはね。