そのため、様々な要素を考慮して、取捨を判断する。
休み明けの馬は、状態が万全でないことも多いので、順調に使われている馬よりも不利な点は否めない。
しかしながら、現在は、調教施設や調教方法が昔よりも 格段に進歩しており、 休み明けだからというだけで走らないとは一概に言い切れない。
競馬理論は、以下の点を考慮して予想をする。
一つ目は、調教の本数や内容。
これは、普通の競馬ファンの多くが参考にしていると思うの 説明を省略。
二つ目は、休み明けの馬が所属する厩舎がどこか。
調教師により、休み明けに対する考え方が違うので、 休み明けでも目一杯仕上げてくる厩舎もあれば、 逆に、休み明けは無理をさせない厩舎もある。
そこで、厩舎によって、仕上がり状態のある程度の判断は可能である。
三つ目は、休み明けの馬に騎乗する騎手が誰か。
調教師は、仕上がり状態が良くて、休み明けでも勝負になると判断すれば、上手い騎手を確保するからだ。
四つ目は、休み明けの馬の気性。
気性の激しい馬は、常に一生懸命走る傾向が強いので、休み明けでも走る。
逆に、気性のおとなしい馬は、休み明けだと走らない傾向にある。
五つめは、休み明けの馬の脚質。
競馬では、ある程度の期間休んでいると、強い馬は勝って上のクラスに上がってしまうため、メンバーが弱化してしまう。
そして、メンバーが弱化して最も恵まれる可能性が高い脚質は逃げ・先行なのである。
なぜならば、メンバーが弱化すると、ペースも遅くなるからだ。
そのため、休んでいる間にメンバーが弱化すると、休み明けの馬は、マイペースで先行する競馬ができるようになり、自らの能力を最大限に発揮できるようになる。
そのため、休み明けの馬が逃げ・先行脚質の場合には、ある程度高い評価を与えるべきと考える。
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。