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こんばんは!玉嶋です。
早速ですが、今週末の『ジャパンカップ』予想のポイント、番付について、玉嶋の見解をお届けします。
●雑談
今週は、マスターの予想で6的中いただきました。ありがとうございます。買い目を選定している段階で、「今週は、特にチャンスかもな」と思いました。
▼マスター予想を使ったマイルCS週の的中報告
https://www.keibariron.com/tamashima/61547.html
何故ですか笑?
いつも以上に、基準オッズ以下の消すべき買い目が少なかったんです。軸は、いつも通り高い精度を期待して良いと思い、あとはマスターが推奨するヒモに穴馬が多かったので、高回収を期待できる買い目が多かったんです。違う言い方をすると、マトリックス『H-L型』(高的中-低回収型)の買い目がいつも以上に少ない印象がありました。
まあ、オッズは蓋を開けてみないと分からないからね。27年間プロでやっていて、新聞も複数見ているけど、全然読めない笑。玉嶋さんが言うように、オッズフィルターをかけて、高配当だけ買っておけば良いと思います。
●『単勝チャレンジ』プロアマ対談
【質問】マイルチャンピオンシップの『単勝チャレンジ』を拝見しました。人気馬4頭の単勝多点買い。こういう買い方は初めて見たのですが、上手くやれば投資にできるのではないか?ワクワクしています。来週の競馬が待ち遠しく、早速やってみたいと思っています。ポイントを教えてください。
マイルCS 買い目
◎セリフォス
◎サリオス
◎シュネルマイスター
◎ダノンスコーピオン
単勝4点 合成オッズ1.46倍
マイルチャンピオンシップで、また面白いことやってましたね笑。単勝チャレンジでしたっけ?こんなのやるのって、玉嶋さんくらいじゃないですか?
そうかも知れません笑。あれは、自分で言うのもアレですが、本当に最終手段というか。。。合成オッズ1.46倍あったので、これならいけるか?と思って踏み切りました。先週の無料メルマガで書いた通り、人気馬総崩れが考えにくい局面で、ヒモ荒れリスクが結構あると思っていたので。
ただ、『単勝チャレンジ』は、『複勝チャレンジ』以上に使える機会は超限定だと思っています。少なくとも、多用できるような戦術ではないと思っていますが、マスターはどう思いますか?
まったく同感です。今回みたいなケースなら、分からなくもないけど、そもそも単勝の上位人気って、ほとんどのケースで売れちゃうからね。
そうなんですよ。さっきマスターが言っていた通り、オッズって本当に読めません。ぶっちゃけ言うと、先週はコラムを書いている時点で、「期待値低すぎて、参戦できないだろうな」と思っていたんですよ。でも、蓋を開けるとソダシ(内前有利のトラックバイアスでないと、厳しい)とソウルラッシュ(番付は『大関』(5頭)よりワンランク下の『関脇』に配置。せめて、10倍くらいは付かないと、期待値が低すぎて無理)が人気を背負っていて「あれ?」と思いました。まあ、言っても、ソダシとソウルラッシュを消してやっと1.46倍ですから。やっぱり、ハードルは高いと思います。人気を背負う馬を、根拠を持って1着候補から2頭も消せるケースって、そうそうないですからね。
こんなの、やろうとも思ったことないけど笑。均等買いではなく、敢えて均等払戻しにした理由は何ですか?
配当で一喜一憂したくはないのと、さっさと収束させたいと思ったので、『均等払戻し』にしました。ぶっちゃけ「均等買い」「均等払戻し」どちらでも良かったんですけど。。。これについては、結構迷ったので、特に深い意味はありません。
あと、単勝チャレンジを「的中重視」でやれば、ほとんどのケースで期待値1.0に届かないんじゃないですか?
やっぱりそう思います?仰る通りです。実は、『単勝チャレンジ』は、今年のダービーの頃からやってみたいと思っていたのですが、なかなか使えるチャンスがありませんでした。先程マスターが仰っていた通り、多くのシーンで使えない戦術です。2つの具体例と、今年のジャパンカップの想定を以下に示します。
■事例① 2022年ダービー
◎イクイノックス
◎ジオグリフ
◎ダノンベルーガ
◎ドウデュース
単勝4点 合成オッズ1.05倍
元本保証されていない馬券で、1.05倍では、とても手が出せません。投資信託の方がマシです。
■事例② 2022年秋華賞
◎スターズオンアース
◎スタニングローズ
◎ナミュール
消アートハウス
単勝3点 合成オッズ1.23倍
的中85%でやっと想定回収率105%。使えるか?使えないか?微妙なラインでした。結論は、◎3頭を1着に据えた馬単の変則フォーメーションで的中。
■2022年ジャパンカップ 適用性
それでは、気になっている方が多いと思われるジャパンカップにおける『単勝チャレンジ』の適用性について言及したいと思います。
人気を背負いそうなのはシャフリヤール、ダノンベルーガ、ヴェラアズール。当日のオッズとトラックバイアスにも依りますが、的中最優先のマトリックス『H-H型』を想定する前提で、この3頭の内から理路整然と買い目から消せる馬っているだろうか?と考えた場合、ちょっと厳しい気がします。『単勝チャレンジ』をやるなら、最低でも合成オッズ1.25倍くらいは欲しいです。そうなったら、ちょっと考えますが。。。
●『ジャパンカップ』有力馬
●シャフリヤール
去年のダービー馬であり、実績的には大将格。ダノンベルーガと二強。
●ダノンベルーガ
天皇賞(秋)では、イクイノックスに屈したが、有意な差はない。シャフリヤールと二強。
●デアリングタクト
番付的には『大関』だが、ピークアウトした感が否めない。オールカマー、エリザベス女王杯では、ゴール手前で脚色劣勢。この馬が強かった時は、どんな状況でもゴール前で強襲する強さ(ド根性系)があったが、陰りが見える。一方、コーナリングが弱点であるため、東京へのコース替わりはプラス材料ではあり、不的中上等で狙うなら、オッズ次第でアリ。
●ヴェラアズール
京都大賞典は、外差し有利のトラックバイアスに恵まれたとは言え、ボッケリーニ相手に快勝し、ケチの付けようがない。一方、ボッケリーニは一線級とは言えない。したがって、シャフリヤールやダノンベルーガと同等クラスとまでは、現時点では言えない。
底を見せていないが、一線級相手にどこまで通用するか?との見方。「底を見せていない」点が過剰に評価されるようなら、期待値は低い。「単勝は、最大出力が高いと分かりきっているシャフリヤール、ダノンベルーガらをまとめて沈めないと獲れない」ことを、肝に銘じておきたい。ボッケリーニも弱くない。トラックバイアスや枠順にも依るが、こういうタイプの馬で単勝を狙うなら、7倍が最低死守ライン。それ以下のオッズ(馬単合成オッズも含めて)になるなら、私なら躊躇なく1着候補から消す。
●ボッケリーニ
シャフリヤールやダノンベルーガら『大関』には見劣るが、番付上位の中で異端性のある先行脚質が魅力的(シャフリヤール、ダノンベルーガが先行する可能性もあるが)。内前有利のトラックバイアスになるならば、粘り込んで穴をあける可能性は十分ある。コースや季節を問わず、相手なりにコンスタントに好走できるキャラは魅力的であり、しかもあまり人気にならない。また、日経賞では、タイトルホルダーと接戦を演じる等、しぶとい一面もある。
●外国馬
海外競馬は、よく分からない。
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●シャフリヤール&ダノンベルーガ
天皇賞(秋)では、ジャックドール率いる2番手集団から、ダノンベルーガとイクイノックスが抜け出した。一方で、シャフリヤールはジャックドールにも遅れを取る結果で、物足りない。前回の結果を受けて、素直にダノンベルーガがやや上と見て問題ないと考える。
シャフリヤールが逆転するかどうかは別として「秋の最大目標」「ダービーを勝った東京2400m」はそれほど推し材料にはならない。
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●『ジャパンカップ』番付
横綱
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大関
シャフリヤール
ダノンベルーガ
デアリングタクト
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関脇
ヴェラアズール
ボッケリーニ
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小結
ヴェルトライゼンデ
カラテ
シャドウディーヴァ
テーオーロイヤル
ハーツイストワール
ユーバーレーベン
ユニコーンライオン
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前頭以下
ゴールドスミス
リッジマン
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不明
外国馬全て
※番付の意味
1ランク差
→枠順、トラックバイアス、展開次第では逆転可能。
2ランク差
→枠順、トラックバイアス、展開に恵まれても逆転困難。
秘密兵器
→過去のレースから、番付上位と互角に渡り合える可能性を秘めた馬。
※番付は、過去のレースにおける最大出力を評価する指標であり、この序列の通り決着することを示すものではありません。
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玉嶋亮
メルマガ発行人:
予想屋マスター事務局
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2022年 上半期 成績
年間予算の52%消化(32R)
的中率53%(17/32)
複勝チャレンジ除く 40%(10/25)
主力券種:馬単、三連単
回収率&主な的中: Twitterプロフィール欄
複勝チャレンジ:7戦7勝
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。