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こんばんは!玉嶋です。
早速ですが、今週末の『東京新聞杯』予想のポイント、番付について、玉嶋の見解をお届けします。
東京新聞杯 番付(あいうえお順)
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横綱
大関
関脇
ブレイディヴェーグ
小結
ウォーターリヒト
オフトレイル
サクラトゥジュール
ジュンブロッサム
ジオグリフ
セオ
ボンドガール
マテンロウスカイ
ロジリオン
前頭以下
番付の意味
1ランク差
→枠順、トラックバイアス、展開次第では逆転可能。
2ランク差
→枠順、トラックバイアス、展開に恵まれても逆転困難。
秘密兵器
→過去のレースから、番付上位と互角に渡り合える可能性を秘めた馬。
※番付は、過去のレースにおける最大出力を評価する指標であり、この序列の通り決着することを示すものではありません。
特集記事 2025年マイル路線を占う
ハイレベルなメンバーが集結した東京新聞杯。マイル路線は今後、阪神牝馬ステークス、マイラーズカップ等、活況を帯びてきます。今週は、今年のマイル路線はどうなるか?以下の記事をお読みください。
ー以下『改訂資料2025』より抜粋ー
週中予想について、改めて触れておきたいと思います。『週中予想』って、一体何をするの?週中予想は、単に特別登録馬の分析をしているのではなく、『回顧の回顧 です。具体的に『回顧の回顧』とは
何か?もう少し踏み込んで解説したいと思います。前項までに述べた通り、レースが終わったら、いつも通りのルーティンとして回顧をします。これが1回目。
「え?回顧って、レースが終わってからやれば、それでおしまいじゃないの?」実は違います。例えば、2024年のマイル路線では、2023年のマイルチャンピオンシップで強い勝ち方をしたナミュール、セリフォス、ソウルラッシュらを安田記念のレース前に一旦は『大関』クラスとしました。
しかしながら、安田記念で香港馬のロマンチックウォリアーに圧倒的な力を見せ付けられ敗れてしまいます。それ以外にも、富士ステークスではソウルラッシュがジュンブロッサムに後塵を拝する等、2023年の超ハイレベルだったマイル路線からすると、『大関』としては物足りないレースが続きました。そこで、マイルチャンピオンシップでは思い切ってテコ入れをして、番付を大きく見直しました。
関脇
セリフォス
ソウルラッシュ
ナミュール
ブレイディヴェーグ
小結
ウインマーベル
エルトンバローズ
オオバンブルマイ
ジュンブロッサム
フィアスプライド
マテンロウスカイ
(*):スプリント路線では『関脇』レベルも、相対的にレベルの高いマイル戦線で番付ワンランクダウン。
少々、思い切りましたが、2024年秋のマイルチャンピオンシップで、マイル路線のG1級を『大関』不在のメンバーレベルに見直しをかけたということです。『関脇』には、出走予定だったシックスペンス、直前の故障で引退の憂き目に遭ったマスクトディーヴァも入ります。
全体のバランスを考えた時に、ナミュールも春の安田記念でソウルラッシュと僅差だったため、全体を見直してトップを 関脇 クラスに設定し混沌とした戦国時代のマイル戦線を、番付を見直すことによって表現したということです。
マイルチャンピオンシップを振り返ってみても、スプリント路線では強豪ではあるものの、2023年のマイル路線であれば通用しなかったであろうウインマーベルがマイルチャンピオンシップで早め先頭で堂々見せ場を作り3着、毎日王冠で3着だったエルトンバローズが、距離ロスを被りながら2着であった内容を考慮しても、2023年11月末時点でのマイル路線は『大関』不在が妥当と考えます。
これが『回顧の回顧』です。例えば、ジャンタルマンタルがマイルチャンピオンシップに出てきませんでしたが、2025年の安田記念に出てきて快勝すれば、そのまま『大関』に収まる画があってもおかしくないと考えます。次に、問題として出てくるのが、「じゃあ、その修正っていつやるの?」というハナシです。
毎週毎週、レースが繰り返されますから、本来ならば、毎週『回顧の修正』をする必要があります。では、具体的な方法論としてどうするか?週中予想こそが『回顧の回顧』です。
レース直後に一旦やった回顧であっても、そのレースに出ていたメンバーがその後どういう成績だったか等々を見直すことによって、回顧を修正する必要があるのは、先に書いた通りです。
しかしながら、評価を見直すタイミングや理由がないと、なかなか見直しにいけません。そこで、『週中予想』のタイミングに補正をかけるということです。
このタイミングで一旦立ち止まって、過去に行った回顧を改めて見直せるということです。ここまでやらないと、予想の精度が一向に上がらないということです。逆の言い方をすると『回顧の回顧』までしっかりやり切れば、分析精度が飛躍的にアップします。
ー以上『改訂資料2025』より抜粋ー
まとめると、2025年のマイル路線はソングラインやグランアレグリアのような王者不在の混戦。シックスペンスやジャンタルマンタルら、骨っぽい4歳馬が参戦することにより、混沌としていた勢力図が一気に変わる可能性がある。
また、4歳牝馬のボンドガールらは、牡馬一線級相手では分が悪そうなので、春の目標をヴィクトリアマイルから惰性で安田記念ローテーションを見据える陣営が多くなりそう。
今年は、例年以上にマイル路線が活況を帯びて、勢力図が一気に動く可能性が高い。
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2025年より、新サービスとして『改訂資料2025』読者様向けの無料予想を導入します。年間を通じて競馬を楽しんでいただけるよう、重賞前日21時までに『週中予想』の印を絞り込んだ『最終予想』を読者様専用Discord(Kindle内にリンクあり)で配信いたしますので、是非ご利用ください。
改訂資料2025▼
※直近の予想配信
⇒東京新聞杯
⇒京都記念
※期間:2025年1月〜12月
メルマガ作成者:
玉嶋亮
メルマガ発行人:
予想屋マスター事務局

30代半ば/本業:士業/大学から本格的に競馬を始める。予想屋マスターを知り、理論的な競馬の分析に目覚める。リトル予想屋マスターを目指し、予想法を徹底的にコピーした。時間の制約があるため、芝オープンのみにフィールドを限定している。凱旋門賞の単勝万馬券、AJCCの288万円等の的中実績あり。「単勝多点」「変則フォーメーション」等多彩な馬券術に定評がある。「競馬の教科書」は個人出版ながら異例のベストセラー。「別冊」は予想屋マスターとの共著で再びベストセラー。日本一の競馬作家になるのが夢。Twitter(keiba_tamashima)