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TOP > 重賞コラム > 25/12/7 (日) チャンピオンズカップ
チャンピオンズカップ(GⅠ)
ナルカミが古馬相手でも逃げ切れるか?
作成日: 2025/12/02 更新日: 2025/12/04

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中京コース1800mの特徴

極端に枠順の有利不利は少ないが、基本的には先行馬が有利なコース。ただし今年のように先行馬が揃った場合には、差し競馬の可能性も。一方で、トラックバイアス次第では内枠や先行馬などのロスの少ない競馬をした馬が有利に。

2025年「チャンピオンズカップ」出馬表
25/12/7 (日) チャンピオンズカップ(GⅠ)/中京/定量/1800m(左・ダート)
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今週は、フルゲート16頭に対して24頭もの出走登録馬があったチャンピオンズカップ(2025年)の予想について解説する。チャンピオンズカップは、ナルカミやルクソールカフェといった3歳馬が人気になりそうだが、初対戦の馬が殆どで混戦模様である。そこで、競馬理論の競馬予想では、チャンピオンズカップの出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

ジャパンダートクラシック組

ナルカミ

ジャパンダートクラシックの勝利は、2着に3馬身差をつける圧巻の内容だったが、前が止まらない馬場で楽に逃げる展開に恵まれた。なお、そのときにナルカミから12馬身も離された3着馬ルクソールカフェ(地方の馬場の適性があったにせよ)が武蔵野ステークスを制していることから、メンバーのレベルも低くはなかった。また、ナルカミは、4連勝がいずれも後続を寄せ付けておらず、能力的にも底を見せていない。よって、チャンピオンズカップにおいては、ナルカミに高い評価を与えて当然だが、競り込まれる競馬を経験していないので、絶対視までは禁物である。

武蔵野ステークス

ルクソールカフェ

武蔵野ステークスの勝利は、初の古馬相手ながらも、3馬身半もの差をつけており、力の違いを見せつけた。なお、ルクソールカフェは、ジャパンダートクラシックでナルカミに大きく離されてしまったが、兄のカフェファラオも地方のダートでは人気を裏切り続けていたように、地方の適性がなかっただけと見ることもできる。よって、チャンピオンズカップにおいては、ルクソールカフェにも高い評価を与えるべきだが、兄も走らなかった中京のダートなので絶対視も禁物である。

みやこステークス組

ダブルハートボンド

みやこステークスの勝利は、2番手追走から押し切る着差以上に余裕があったが、湿った追い込みが届きにくい馬場に恵まれた感もある。なお、ダブルハートボンドは、7戦6勝2着1回と能力的に底を見せていないが、ブリーダーズゴールドカップでライオットガール程度に負けてしまったことは残念である。よって、チャンピオンズカップにおいては、ダブルハートボンドにそれなりの高い評価を与えるべきだが、過大評価も禁物である。

ラムジェット

みやこステークスの4着は、道悪で大外を回されながらも僅差まで追い込んでおり、内容は悪くない。なお、ラムジェットは、今年に入って勝ち星から遠ざかっているが、去年は4連勝で東京ダービーを制した実績がある。よって、チャンピオンズカップにおいて差しが届く展開になるようであれば、ラムジェットにも押さえ程度の評価は与えるべきである。

アウトレンジ

みやこステークスの7着は、いつもの先行する競馬ができずに能力を発揮できなかった。なお、アウトレンジは、帝王賞でミッキーファイトと差のない2着に好走しており、この内容だけ走ればG1でも通用する。よって、チャンピオンズカップにおいては、アウトレンジの巻き返しにも注意を払うべきである。

南部杯マイルチャンピオンシップ組

シックスペンス

南部杯マイルチャンピオンシップの2着は、初ダートながらもダート適性を示したことは立派だが、ウィルソンテソーロに離されてしまったことは残念である。よって、チャンピオンズカップにおいては、シックスペンスに押さえ程度の評価を与えれば十分である。

JBCクラシック組

メイショウハリオ

JBCクラシックの2着は、ミッキーファイトには離されてしまったが、3着以下を離しており、力を示した。なお、メイショウハリオは、帝王賞や川崎記念を制している上に、フェブラリーステークスでも好走歴があり、今回のメンバーにはいれば実績的にナンバーワンである。よって、チャンピオンズカップにおいて前崩れの展開になるようであれば、メイショウハリオにも注意を払うべきである。

ウィルソンテソーロ

JBCクラシックの5着は、見所がなかったが、ここまで離される馬でもないので、船橋の馬場があわなかった可能性が高い。なお、ウィルソンテソーロは、南部杯マイルチャンピオンシップを圧勝している上に、チャンピオンシップを2連連続で強い内容で2着に好走しており、この条件の適性も高い。よって、チャンピオンズカップにおいて、ウィルソンテソーロが悲願のJRAG1制覇を果たしてもおかしくない。

シリウスステークス組

テーオーパスワード

シリウスステークスの7着は、見所がなかったが、馬郡の厳しい位置に入ってしまっており同情の余地があった。なお、テーオーパスワードは、2連勝の内容が強いので、展開の助けがあればG1でも通用する可能性は秘めている。よって、チャンピオンズカップにおいては、テーオーパスワードにも多少注意を払うべきである。

まとめ

人気が割れているように、何が勝ってもおかしくないメンバー構成。枠順が確定した後に展開やトラックバイアスを含めてじっくりと予想したい。以上、チャンピオンズカップに出走登録している有力各馬の能力を分析した。この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、チャンピオンズカップ(2024年)の最終的な予想を決断する。

出走予定馬のマスター指数推移(MI)

馬名をクリックすると濃く線が表示されます(複数選択可能)

昨年の「チャンピオンズカップ」レース結果

開催日:2024/12/01

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着順 馬番 馬名 mi 性齢 斤量 タイム KP BP AP TP
1 2 レモンポップ 80 牡6 58 01:50.1 80 0 0 0 0
2 8 ウィルソンテソーロ 80 牡5 58 01:50.1 80 0 0 0 0
3 6 ドゥラエレーデ 77 牡4 58 01:50.4 77 0 0 0 0
4 3 ハギノアレグリアス 76 牡7 58 01:50.5 76 0 0 0 0
5 4 ペプチドナイル 76 牡6 58 01:50.5 76 0 0 0 0
6 12 サンライズジパング 76 牡3 56 01:50.6 75 0 1 0 0
7 10 アーテルアストレア 75 牝5 56 01:50.6 75 0 0 0 0
8 5 ペイシャエス 73 牡5 58 01:50.8 73 0 0 0 0
9 15 グロリアムンディ 68 牡6 58 01:51.3 68 0 0 0 0
10 11 ミトノオー 67 牡4 58 01:51.4 67 0 0 0 0
11 1 クラウンプライド 61 牡5 58 01:52.0 61 0 0 0 0
12 7 セラフィックコール 58 牡4 58 01:52.4 57 0 1 0 0
13 13 ミックファイア 57 牡4 58 01:52.4 57 0 0 0 0
14 9 テーオードレフォン 53 牡5 58 01:52.8 53 0 0 0 0
15 16 ガイアフォース 45 牡5 58 01:53.7 44 0 1 0 0
16 14 スレイマン 44 牡6 58 01:53.8 43 0 1 0 0
展開図
今週のトラックバイアス
チャンピオンズカップ
過去5年のトラックバイアス
2024
12/1(日)中京
ややイン有利
開幕週
2023
12/3(日)中京
フラット
開幕週も芝はフラット
2022
12/4(日)中京
フラット
開幕週
2021
12/5(日)中京
フラット
開幕週
2020
12/6(日)中京
ややイン有利
開幕週
2019
12/1(日)中京
フラット
開幕週

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