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【ホープフルS】
作成日: 2023/12/26 更新日: 2024/02/29

記事と併せて動画もご覧ください

中山コース2000mの特徴

ホープフルステークス。

2023年「ホープフルS」出馬表

24/12/22 (日) ホープフルステークス(GⅠ)/中山/馬齢/2000m(右・芝)

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2023年「ホープフルS」の前哨戦分析

 

今週は、フルゲート18頭に対して22頭もの出走登録馬があったホープフルステークス(2023年)の競馬予想について解説する。

 

ホープフルステークスは、3冠馬コントレイルを輩出しているように、来年のクラシック戦線を占う意味でも注目を集める。

 

2連勝中のシンエンペラー・コンバデカーブースが人気を集めそうだが、初対戦となる馬が殆どで混戦模様である。

 

そこで、競馬理論の競馬予想では、ホープフルステークスの出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

 

まずは京都2歳ステークス組

1着のシンエンペラー(ムルザバル)・6着のディスペランツァ(モリス)が出走を予定している。

 

シンエンペラー

京都2歳ステークスの勝利という結果は、モレイラ騎手がうまく馬群をさばいたことも確かだが、スタートで出遅れて後方からの競馬になったにもかかわらずまとめて差し切っており、着差以上に強い内容であった。

 

なお、京都2歳ステークスのメンバーレベルは、王道の2000m前後の新馬・未勝利を勝ち上がった馬が多かったので、それなりの高いはずである。

 

また、シンエンペラーは、デビュー戦で好位のイン追走から抜け出しており、スタートさえ決めれば器用な競馬もできる。

 

よって、ホープフルステークスの予想においては、シンエンペラーに人気であってもそれなりの高い評価を与えるべきである。

 

ディスペランツァ

京都2歳ステークスの6着という結果は、最後方をポツンと一頭で気分良く追走して直線で脚を使っただけなので、勝ったシンエンペラーとは着差以上の能力差がある。

 

よって、ホープフルステークスの予想においては、ディスペランツァに高い評価は不要である。

 

サウジアラビアロイヤルカップ組

1着のコンバデカーブース(松山弘平)が出走を予定している。

 

コンバデカーブース

サウジアラビアロイヤルカップの勝利という結果は、最後方で気分良く追走できたことは確かだが、直線ゴボウ抜きで2馬身差をつけており強い内容であった。

 

メンバー的にも、2着のボンドガールが最強メンバーの新馬戦勝ちの実績、3着のシュトラウスが次走で東京スポーツ杯2歳ステークス勝ちと、レベルは高かった。

 

また、コンバデカーブースは、デビュー戦ではスピードの違いで逃げ切った。

 

よって、ホープフルステークスの予想においては、初の2000m戦であっても、能力的に底を見せていないコンバデカーブースに高い評価を与えて当然である。

 

野路菊ステークス組

1着のヴェロキラプトル(戸崎系)が出走登録している。

 

ヴェロキラプトル

野路菊ステークスの勝利という結果は、好位追走から抜け出したが、7頭立ての弱いメンバー構成に恵まれた可能性が高い。

 

これは、2着のメイショウゴーフルが次走のエリカ賞で8着に敗れていることからも、野路菊ステークスのレベルがうかがえる。

 

また、ヴェロキラプトルは、東京の新馬戦も楽に逃げる展開に恵まれて押し切っただけである。

 

よって、ホープフルステークスの予想においては、未知の魅力を評価しつつも、ヴェロキラプトルに押さえ程度の評価を与えれば十分である。

 

アイビーステークス組

3着のレガレイラ(ルメール)が出走を予定している。

 

レガレイラ

アイビーステークスの3着という結果は、勝ったダノンエアズロックとの差を詰められなかったことは残念だが、この馬自身も上がり32秒7の脚を使っており、スローペースで脚を余した感が強い。

 

また、レガレイラは、デビュー戦でセットアップを破っており、そのセットアップが札幌2歳ステークスを4馬身差で制している。

 

よって、ホープフルステークスの予想においては、レガレイラの巻き返しにも注目すべきである。

 

黄菊賞組

1着のセンチュリボンド(武豊)が出走登録している。

 

センチュリボンド

黄菊賞の勝利という結果は、スローの2番手追走から押し切っただけで、時計・レース内容ともに微妙である。

 

なお、センチュリボンドは、デビュー戦で途中から先頭に立つ展開だったにせよ、3着に敗れてしまっている。

 

よって、ホープフルステークスの予想においては、センチュリボンドに高い評価は不要である。

 

東京スポーツ杯2歳ステークス組

4着のショウナンラプンタ(鮫島駿)が出走を予定している。

 

ショウナンラプンタ

東京スポーツ杯2歳ステークスの4着という結果は、2~4番手追走の馬が上位を独占する前残りの展開で脚を余しただけと見ることもできるが、上がりナンバーワンの脚を使っただけで見どころがある内容でもなかった。

 

ただし、ショウナンラプンタが新馬戦で2馬身半差で破ったサトノシュトラーセが後のラジオNIKKEI杯2歳ステークスでシュトラウスと0秒1差の3着に走っており、単純な比較ではシュトラウス以上という見方もできる。

 

よって、ホープフルステークスの予想においては、ショウナンラプンタにも押さえ程度の評価は与えるべきである。

 

京都の新馬組

1着のミスタージーティー(坂井瑠星)・サンライズアース(ミルコ・デムーロ)・アドミラルシップ(ドイル)が出走登録している。

 

ミスタージーティー

京都の新馬戦の勝利という結果は、内が有利なトラックバイアスを外から差し切っており、着差以上に強しの内容であった。

 

また2着馬ハヤテノフクノスケが次走の未勝利戦を楽勝しているように、新馬戦としてはレースのレベルも低くない。

 

よって、ホープフルステークスの予想においては、急激なメンバー強化であるものの、能力的に底を見せていないミスタージーティーに注意は払うべきである。

 

サンライズアース

京都の新馬戦の勝利という結果は、少頭数で楽に逃げる展開に恵まれたものであり、レース内容としての価値は低い。

 

よって、ホープフルステークスの予想においては、サンライズアースに高い評価は不要である。

 

アドミラルシップ

京都の新馬戦の勝利という結果は、3番手追走から押し切っただけで、時計・内容ともに平凡であった。

 

よって、ホープフルステークスの予想においては、アドミラルシップに高い評価は不要である。

 

東京の新馬組

1着のタリフライン(マーカンド)が出走を予定している。

 

タリフライン

新馬戦の勝利という結果は、時計こそ平凡だが、出遅れて外から楽に差し切っており、着差以上に強い内容であった。

 

また2着馬フォーザボーイズが次走の未勝利戦を勝利しているように、新馬戦のレースのレベルも低くない。

 

よって、ホープフルステークスの予想においては、外の差しが届くような展開になるようであれば、タリフラインにも注意を払うべきである。

 

芙蓉ステークス組

1着のシリウスコルト(三浦皇成)が出走登録している。

 

シリウスコルト

芙蓉ステークスの勝利という結果は、イン有利のトラックバイアスで外をまくって押し切っており、強い内容だったが、8頭立ての少頭数とかなり弱いメンバーに恵まれた感もある。

 

なお、シリウスコルトは、新潟2歳ステークスで5着に敗れているが、スローの前残りの展開で脚を余したので同情の余地はある。

 

よって、ホープフルステークスの予想においては、外の差しが届く展開になりそうな場合にのみ、シリウスコルトに押さえ程度の評価を与えるべきである。

 

以上、ホープフルステークスに出走登録している有力各馬の能力を分析した。

 

この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、ホープフルステークス(2023年)の最終的な予想を決断する。

 

過去10年の連対馬一覧表

年度

馬番

馬名

人気

騎手

2022

1

11

ドゥラエレーデ

14

ムル

2

8

トップナイフ

7

横山典

3

15

キングズレイン

6

ルメ

2021

1

5

キラーアビリティ

2

横山武

2

8

ジャスティンパレス

4

デム

3

3

ラーグルフ

8

丸田恭

2020

1

10

ダノンザキッド

1

川田将

2

1

オーソクレース

3

ルメ

3

2

ヨーホーレイク

4

武豊

2019

1

2

コントレイル

1

福永祐

2

5

ヴェルトライゼンデ

3

マー

3

7

ワーケア

2

ルメ

2018

1

5

サートゥルナーリア

1

デム

2

8

アドマイヤジャスタ

2

ルメ

3

1

ニシノデイジー

3

勝浦正

2017

1

7

タイムフライヤー

1

デム

2

15

ジャンダルム

4

武豊

3

13

ステイフーリッシュ

8

中谷雄

2016

1

2

レイデオロ

1

ルメ

2

11

マイネルスフェーン

8

シュ

3

6

グローブシアター

2

福永祐

2015

1

6

ハートレー

3

ボウ

2

9

ロードクエスト

1

デム

3

8

バティスティーニ

2

ルメ

2014

1

10

シャイニングレイ

2

川田将

2

6

コメート

8

嘉藤貴

3

7

ブラックバゴ

9

戸崎圭

2013

1

1

ワンアンドオンリー

7

ルメ

2

12

アズマシャトル

8

松山弘

3

3

サトノアラジン

1

戸崎圭

 

出走登録馬

馬名

前走

馬名

前走

シンエンペラー

京都2S(G3)1

サンライズアース

京都の新馬戦1

ゴンバデカーブース

サウジアラビアRC(G3)

1

インザモーメント

京都の2歳未勝利1

ヴェロキラプトル

野路菊S(OP)1

カフェグランデ

ベゴニア賞(1勝クラス)

3

ミスタージーティー

京都の新馬戦1

アンモシエラ 

もちの木賞(1勝クラス)

1

レガレイラ 

アイビーS(L)3

サンライズジパング

カトレアS(OP)15

センチュリボンド

黄菊賞(1勝クラス)1

テンエースワン

もちの木賞(1勝クラス)

3

ショウナンラプンタ

東京スポーツ杯2S(G2)4

ウインマクシマム

中山の未勝利戦1

シリウスコルト

芙蓉S(OP)1

タリフライン

東京の2歳新馬1

アドミラルシップ

京都の新馬戦1

ディスペランツァ

京都2S(G3)6

 

マスターと椎名友希が『ホープフルS』の質問に 答えます

Q1:中山芝2,000mの特徴

中山芝2,000mの特徴を教えてください。昨年は逃げた馬のワンツーで波乱となりました。押さえるべきポイントがあったら教えてください。

Q2:シンエンペラーの評価

京都2歳S(G3)から1着のシンエンペラーが出走予定です。出遅れて後方馬群から内に入り、直線は馬群から抜けて勝ちました。楽な競馬には見えませんでしたが、京都2歳Sのレベルがよく分かりません。0.1秒差の5着のキープカルムは新馬戦で2着で、この時の勝ち馬は朝日杯FS馬のジャンタルマンタルで0.4秒差、TB表では『イン有利』となっていました。キープカルムがそこそこ強いとみればシンエンペラーも強いとみていいでしょうか?

Q3:サウジアラビアRC(G3)の評価

サウジアラビアRC(G3)1着のゴンバデカーブースが出走予定です。最後方からの競馬で、直線は外に出して伸びました。この時2着は ボンドガールで、3着のシュトラウスは内枠でかなりかかりながら位置を上げて馬群から伸びました。シュトラウスは朝日杯FSで2番人気で、大外枠から出遅れて最初のコーナー手前から暴走気味に捲って行き、ハナに立ちましたが直線脚が止まりました。この敗戦は度外視できますか?シュトラウスは東京スポーツ杯2歳S勝ち馬で、ゴンバデカーブースはシュトラウスに先着していることを評価していいでしょうか?

Q4:ヴェロキラプトルとセンチュリボンドの評価

野路菊S(OP)1着のヴェロキラプトルが出走予定です。7頭立てのレースで中団から伸びました。この時3着のヘルモーズは、次走の黄菊賞で出負けしてかなり掛かって後方からの競馬で直線は伸びず、1番人気6着でした。この時1着のセンチュリボンドは今回出走予定で、2番手追走から直線伸びましたが2着以下とは大きな差はありませんでした。ヘルモーズはかかっていたので比較が難しいですが、この2頭の能力はどうみますか?(表参照)

馬名

札幌2S

(G3)

野路菊S

(OP)

黄菊賞

(1勝クラス)

葉牡丹賞

(1勝クラス)

エリカ賞

(1勝クラス)

ヴェロキラプトル

(出走予定)

1

センチュリボンド

(出走予定)

1

ヘルモーズ

(出走予定なし)

3

6

8

ウールデュボヌール

(出走予定なし)

9

2

メイショウゴーフル

(出走予定なし)

2

8

ミラキュラスドラマ

(出走予定なし)

3

9

 

Q5:レガレイラの評価

アイビーS(L)3着の レガレイラが出走予定です。1.5倍の断然人気で、少頭数の3、4番手追走 で直線入ってからは伸びそうで伸びず、ゴール前で伸びてきました。新馬戦では逃げたセットアップを捉えて勝ちましたが、セットアップは 朝日杯FS7着でした。マスターの評価を教えてください。

Q6:ショウナンラプンタの評価

東京スポーツ杯2歳S(G2)4着のショウナンラプンタが出走予定です。出遅れて殿追走で、直線はやや内目を追い込みましたが届きませんでした。新馬戦でも出遅れましたが、中団外目の追走で、コーナーも外を回って直線は伸びて快勝でした。スタートが悪そうなので後ろからの競馬になりそうですが、マスターは今回どう評価しますか?

Q7:シリウスコルトの評価

芙蓉S(OP)1着のシリウスコルトが出走予定 です。外外を回って直線も伸びて勝ちました。前走の新潟2歳S(G3)では出遅れて、後方 内目から直線はやや内を選んで伸びましたが届きませんでした。この時1着のアスコリピチェーノは阪神JFで1着、3着のクリーンエアは朝日杯FS16着でしたが先行外目で直線は 馬に挟まれていたようにみえました。シリウスコルトのデビュー戦は福島の1,200mで、出負けして後方馬群から直線伸びて10番人気1着でした。距離が伸びてからも善戦していますが、今回は厳しいでしょうか?

Q8:ミスタージーティーの評価

11/5の京都2歳新馬戦からミスタージーティーが出走予定です。出負けして後方馬群から少し位置を下げ、直線は最後一気に伸びて差し切りました。マスターのTB表では『ややイン有利』でした。新馬戦組の中では人気になりそうですが、マスターはどう評価しますか?

昨年の「ホープフルS」レース結果

開催日:2023/12/28

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着順 馬番 馬名 MI 性別 馬齢 斤量 タイム KP BP AP TP
1 13 レガレイラ 82 2 55 02:00.2 0 79
0
2
1
2 6 シンエンペラー 77 2 56 02:00.3 0 78
-1
0
0
3 5 サンライズジパング 76 2 56 02:00.6 0 75
0
1
0
4 4 アドミラルシップ 74 2 56 02:00.7 0 74
-1
1
0
5 18 ミスタージーティー 75 2 56 02:00.7 0 74
0
1
0
6 10 シリウスコルト 72 2 56 02:00.8 0 73
-1
0
0
7 11 ショウナンラプンタ 71 2 56 02:01.0 0 71
0
0
0
8 8 インザモーメント 71 2 56 02:01.0 0 71
0
0
0
9 12 ディスペランツァ 70 2 56 02:01.1 0 70
0
0
0
10 2 ヴェロキラプトル 65 2 56 02:01.5 0 66
-1
0
0
11 14 ホルトバージ 63 2 56 02:01.8 0 63
0
0
0
12 15 ウインマクシマム 61 2 56 02:02.0 0 61
0
0
0
13 7 テンエースワン 60 2 56 02:02.0 0 61
-1
0
0
14 16 センチュリボンド 60 2 56 02:02.1 0 60
0
0
0
15 3 アンモシエラ 57 2 55 02:02.4 0 57
0
0
0
- 9 タリフライン 0 2 56 00:00.0 0 0
0
0
0
- 1 ゴンバデカーブース 0 2 56 00:00.0 0 0
0
0
0
- 17 サンライズアース 0 2 56 00:00.0 0 0
0
0
0

展開図

今週のトラックバイアス

12/21(土)阪神C12/22(日)有馬記念※更新をお待ちください

京都
フラット
ダート
フラット
先週と同じ想定
24/12/19 15:34 更新
中山
無料会員以上
※※※※※
ダート
※※※※※
※※※※※※※※※※※※※※※
24/12/19 15:34 更新
イン有利→ややイン有利→外回イン有利※→フラット→外有利 ※外を回り過ぎてインが有利の状態

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ホープフルS
過去5年のトラックバイアス
2023
12/28(木)中山
フラット
2022
12/28(水)中山
フラット
2021
12/28(火)中山
フラット
2020
12/26(土)中山
フラット
2019
12/28(土)中山
フラット

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