リピーター8割の定員制競馬予想サイト 無料会員登録 ログイン
予想屋マスター
TOP > 重賞コラム > 25/11/30 (日) ジャパンカップ
ジャパンカップ(GⅠ)
勝つのは3歳馬か世界ランク1位か実績古馬か?
作成日: 2025/11/25 更新日: 2025/11/27

記事と併せて動画もご覧ください

東京コース2400mの特徴

ダービーやオークスも行われる日本の競馬で最も価値の高いコース。枠順や脚質の有利不利はそこまで大きくはないが、一般的なイメージと異なり、内枠先行馬が有利になりやすいので、先行馬の残り目には注意を払いたい。

2025年「ジャパンカップ」出馬表
25/11/30 (日) ジャパンカップ(GⅠ)/東京/定量/2400m(左・芝)
スクロール→

閲覧するにはログインまたはメルマガ登録が必要になります。

今週は、フルゲート18頭に対して19頭もの出走登録馬があったジャパンカップ(2025年)の競馬予想について解説する。今年は、3歳馬クロワデュノールとマスカレードボールの2頭が人気になりそうだが、古馬の一線級も揃い、豪華メンバー楽しみな一戦となった。そこで、競馬理論の競馬予想では、ジャパンカップの出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

天皇賞秋組

マスカレードボール

天皇賞秋の勝利は、1000m通過62秒0の超スローペースを上がり32秒3の脚で1馬身近い差をつけて差し切っており、着差以上に強い内容であった。なお、マスカレードボールは、日本ダービーにおいて、クロワデュノールに敗れているが、外枠且つ位置取りの差が出ただけで、レース内容としては互角以上であった。よって、ジャパンカップにおいては、クロワデュノールが海外遠征帰りであることを考慮すると、マスカレードボールに本命級の高い評価を与えて当然である。

ジャスティンパレス

天皇賞秋の3着は、直線で前が詰まって外に立て直す不利がありながらも馬券圏内まで走っており、着順以上に強い内容であった。なお、ジャスティンパレスは、去年の秋こそ、スローペース続きで持ち味を発揮できなかったが、天皇賞春馬であり、天皇賞秋でもイクイノックスの2着に走った実績がある。よって、ジャパンカップにおいては、復調気配をうかがわせるジャスティンパレスにそれなりの高い評価を与えるべきである。

セイウンハーデス

天皇賞秋の7着は、直線で外からいい脚を使っており、力をつけていることは示したが、上位と少し差もあった。また、セイウンハーデスは、G3程度なれば上位争い可能だが、G1では荷が重い。よって、ジャパンカップにおいては、セイウンハーデスに高い評価は不要である。

タスティエーラ

天皇賞秋の8着は、直線一旦は先頭に立ったものの、仕上がり途上でゴール前で脚が上がってしまった。なお、タスティエーラは、日本ダービー馬で、去年の秋の天皇賞で復調し、クイーンエリザベス2世カップを制しており、実績的には遜色がない。よって、ジャパンカップにおいては、タスティエーラの巻き返しにも注意を払うべきである。

ブレイディヴェーグ

天皇賞秋の10着は、大きな差こそなかったが、見せ場もなかった。なお、ブレイディヴェーグは、エリザベス女王杯馬だが、牡馬相手のG1では厳しい競馬が続いている。よって、ジャパンカップにおいては、ブレイディヴェーグに高い評価は不要である。

コスモキュランダ

天皇賞の12着は、チグハグな競馬だったにせよ、見せ場すらなかった。なお、コスモキュランダは、皐月賞2着の実績があるが、その後の走りがあまりにさえない。よって、ジャパンカップにおいては、コスモキュランダに高い評価は不要である。

ホウオウビスケッツ

天皇賞馬の13着は、スローペースの2番手追走で止まってしまっており力負けであった。また、ホウオウビスケッツは、去年の天皇賞秋の3着馬だが、その時も楽に逃げる展開に恵まれており、レース内容の価値は低い。よって、ジャパンカップにおいては、ホウオウビスケッツに高い評価は不要である。

凱旋門賞組

クロワデュノール

凱旋門賞の敗戦は、不利な外枠で先行する競馬で能力を発揮できなかったので度外視可能である。なお、クロワデュノールは、皐月賞こそ2着に敗れてしまったが、日本ダービーでは断然人気に応えて勝利しており、マスカレードボールの追い上げを凌ぎ切っている。よって、ジャパンカップにおいては、遠征帰りで体調さえ万全であれば、クロワデュノールが凱旋門賞の雪辱を果たしてもおかしくはない。

イギリスのインターナショナル組

ダノンデザイル

イギリスのインターナショナルの5着は、イギリスの競馬の適性がなかっただけで度外視可能である。なお、ダノンデザイルは、日本ダービー及びドバイシーマクラシックを制しており、有馬記念でも3着に好走している。よって、ジャパンカップにおいては、楽に先行できる展開に恵まれるようであれば、ダノンデザイルが人気の3歳馬2頭を破ってもおかしくない。

イギリスのチャンピオンステークス組

カランダガン

カランダガンは、G1を3連勝中であり、実績的にはジャパンカップで通用してもおかしくない。なお、カランダガンは、ドバイシーマクラシックでダノンデザイルと差のない競馬をしている。よって、ジャパンカップにおいては、カランダガンにも注意を払うべきだが、今の日本馬のレベルを考える押さえ程度の評価を与えれば十分である。

アイリッシュチャンピオンステークス組

シンエンペラー

アイリッシュチャンピオンステークスは、海外遠征で全く見せ場がなかった。なお、シンエンペラーは、去年のジャパンカップの2着馬だが、スローペースを楽に先行する展開に恵まれただけで、レース内容の価値は低い。よって、ジャパンカップにおいては、去年よりもメンバー強化を考慮すると、シンエンペラーに高い評価は不要である。

京都大賞典組

ディープモンスター

京都大賞典の勝利は、外目を通った馬が伸びないトラックバイアスで内を突く展開に恵まれたものであり、レースレベルをも考慮すると、高い評価は不要である。なお、ディープモンスターは、それ以前はG3でもそこそこの競馬しかできないでいた。よって、ジャパンカップにおいては、ディープモンスターに高い評価は不要である。

サンライズアース

京都大賞典の2着は、スローペースを楽に先行する展開に恵まれておりレース内容の価値は低い。また、サンライズアースは、阪神大賞典を楽勝しているが、超スローペースで先行する展開に恵まれただけである。よって、ジャパンカップにおいては、サンライズアースにも高い評価は不要である。

アドマイヤテラ

京都大賞典の4着は、1番人気を裏切ってしまったが、イン有利のトラックバイアスで早めに外に持ち出されてしまってのもので、レース内容としては一番強かった。なお、アドマイヤテラは、菊花賞3着馬で目黒記念も制している。よって、ジャパンカップにおいては、京都大教典組の中ではアドマイヤテラに最も高い評価を与えるべきだが、急激なメンバー強化を考慮すると押さえ程度の評価を与えれば十分である。

ドゥレッツア

京都大賞典の8着は、早めに動いたことで止まってしまったが、レース内容の価値は低い。なお、ドゥレッツアは、菊花賞馬だが、レベルの低い世代と楽に先行する展開に恵まれた。また、ドゥレッツアは、去年のジャパンカップ3着もスローペースを早めに捲る競馬に恵まれただけで、レース内容の価値はこちらも低い。よって、ジャパンカップにおいては、ドウレッツアに高い評価は不要である。

オールカマー組

ヨーホーレイク

オールカマーの3着は、内で脚をためて直線だけ外に出して追い込んだが、上位2頭とは差があった。よって、ジャパンカップにおいては、さらなるメンバー強化を考慮すると、ヨーホーレイクに高い評価は不要である。

まとめ

人気の3歳馬2頭マスカレードボールとクロワデュノールは確かに強いが、古馬も一線級が勢揃いで、簡単には勝たせてもらえなそうなメンバー構成。展開的には先行馬が少ないので、穴を狙うのであれば先行馬の残り目か。この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、ジャパンカップ(2025年)の最終的な予想を決断する。

出走予定馬のマスター指数推移(MI)

馬名をクリックすると濃く線が表示されます(複数選択可能)

昨年の「ジャパンカップ」レース結果

開催日:2024/11/24

スクロール→
着順 馬番 馬名 mi 性齢 斤量 タイム KP BP AP TP
1 3 ドウデュース 87 牡5 58 02:25.5 82 0 0 2 3
2 7 シンエンペラー 80 牡3 56 02:25.5 82 0 0 0 -2
3 10 ドゥレッツァ 80 牡4 58 02:25.5 82 0 0 0 -2
4 9 チェルヴィニア 78 牝3 54 02:25.9 78 0 0 0 0
5 4 ジャスティンパレス 78 牡5 58 02:26.0 77 0 0 1 0
6 1 ゴリアット 77 セ4 58 02:26.0 77 0 0 0 0
7 14 スターズオンアース 75 牝5 56 02:26.1 76 0 0 0 -1
8 8 オーギュストロダン 75 牡4 58 02:26.2 75 0 0 0 0
9 6 ダノンベルーガ 75 牡5 58 02:26.2 75 0 0 0 0
10 5 シュトルーヴェ 75 セ5 58 02:26.3 74 0 0 0 1
11 13 ファンタスティックムーン 73 牡4 58 02:26.5 72 0 0 0 1
12 2 ブローザホーン 72 牡5 58 02:26.6 71 0 0 0 1
13 11 カラテ 71 牡8 58 02:26.7 70 0 0 0 1
14 12 ソールオリエンス 59 牡4 58 02:27.7 60 0 0 0 -1
展開図
今週のトラックバイアス
ジャパンカップ
過去5年のトラックバイアス
2024
11/24(日)東京
フラット
最終週
2023
11/26(日)東京
フラット
ダートがほんの少しイン有利
2022
11/27(日)東京
ややイン有利
2021
11/28(日)東京
フラット
2020
11/29(日)東京
フラット
2019
11/24(日)東京
イン有利

以下のフォームから新規メルマガ会員登録すると、毎週のトラックバイアス情報やマスター指数(MI)に関する情報が閲覧できます。

メルマガ会員登録するにはメールアドレスを入力して、「メールを受け取る」ボタンを押してください

※迷惑メールに紛れていないかご確認ください