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【日本ダービー】
東京コース2400mの特徴

日本ダービー(東京優駿) 1932年(昭和7年)にイギリスのクラシック競走であるダービーステークスを範して創設された日本で最も古くから同一条件で開催されている競走の一つである。毎年5月末頃に開催され春の皐月賞、秋の菊花賞とともに牡馬の三冠競走を構成する。

出走資格は3歳の牡馬・牝馬の競走馬だけに与えられ、騸馬(去勢された牡馬)は出走権がない。また、未出走馬・未勝利馬も出走できない。牝馬も出走可能だが前週に優駿牝馬(オークス)があるため、出走することは稀である。

日本の3歳(旧4歳)馬の代表決定戦であり、日本の全てのホースマンが憧れる最高の舞台である。騎手にとっては本競走を制すと晴れてダービージョッキーの仲間入りを果たすことができる。

1973年(昭和48年)までは日本国内の最高賞金額で、名実ともに日本最大最高の競走だった。現在は賞金額においては国際招待競走であるジャパンカップ、全ての馬に出走権のある有馬記念に次ぐ3番目となっている。2010年(平成22年)から国際格付けで最高格となるGIとなる。

2012年「日本ダービー」出馬表
25/3/2 (日) 東京優駿(GⅠ)/東京/定量/2400m(左・芝)
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2012年「日本ダービー」の前哨戦分析

今週のメインレースは、競馬の祭典の第76回日本ダービーである。今年の牡馬クラシック戦線は、皐月賞の時点では3強対決と言われていたが、ロジユニヴァース(横山典)及びリーチザクラウン(武豊)が皐月賞で惨敗してしまったので、アンライバルド(岩田)の1強となってしまった。皐月賞馬アンライバルドが、第76回日本ダービーをも制覇して、無事に2冠馬となるのだろうか?そこで、競馬理論の競馬予想は、第76回日本ダービーへ出走する有力各馬をステップレースごとに分析する。

1冠目の皐月賞組からは、1着のアンライバルド、2着のトライアンフマーチ(武幸四郎)、3着のセイウンワンダー(福永祐一)、4着のシェーンヴァルト(北村友)、7着のフィフスペトル(安藤勝)、8着のナカヤマフェスタ(蛯名)、9着のアントニオバローズ(角田)、10着のミッキーペトラ(田中勝)、11着のゴールデンチケット(川田)、13着のリーチザクラウン(武豊)、14着のロジユニヴァース(横山典)、16着のアーリーロブスト(三浦)及び18着のイグゼキュティヴが第76回日本ダービーへ出走する。

第76回日本ダービーは、アンライバルドは、3番人気で皐月賞に臨んだが、ハイペースを中段よりやや後方で追走し、直線では早めに先頭に立って、2着のトライアンフマーチに1馬身半もの差をつけて快勝した。第76回日本ダービーは、アンライバルドの皐月賞の勝利は、ハイペースながらもいつもより前目の位置を追走してのものであり、完璧な内容であった。 よって、アンライバルドが、直線の長い東京コースで行われる第76回日本ダービーを制して2冠馬となる可能性は高い。ただし、第76回日本ダービーは、Bコースで行われていた今週までの東京競馬場の芝コースは、内を通った馬が好走を繰り返していたように、外が伸び難い馬場状態であった。よって、BコースからCコースへと変更となる東京競馬場の芝コースでイン有利の馬場状態が続くようであれば、実力断然のアンライバルドが第76回日本ダービーを取りこぼす可能性も出てくると競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、皐月賞で2着のトライアンフマーチ、3着のセイウンワンダー及び4着のシェーンヴァルトは、ハイペースで先行馬総崩れの流れを後方で追走する展開に恵まれて好走しており、着順ほどの過大評価は禁物である。 よって、第76回日本ダービーは、トライアンフマーチ、セイウンワンダー及びシェーンヴァルトが皐月賞の好走だけで人気になるようであれば、押さえ程度の評価にとどめるべきである。特に、東京競馬場の芝コースがイン有利の馬場状態のままである場合には、トライアンフマーチ、セイウンワンダー及びシェーンヴァルの評価を更に下げるべきである。なお、第76回日本ダービーで、この3頭の中であれば、2歳チャンピオンの実績を評価して、 セイウンワンダーに高い評価を与えるべきと競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、フィフスペトルは、今年に入ってのスプリングステークス、皐月賞及びNHKマイルカップでの敗戦を見る限り、早熟の感が否めない。よって、2400mと距離も不向きの第76回日本ダービー、フィフスペトルが好走する可能性は低いと競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、ナカヤマフェスタは、休み明けで臨んだ皐月賞において、ハイペースを先行したにもかかわらず大きく負けておらず、悲観すべき内容ではない。 よって、2戦2勝と得意の東京コースで行われる第76回日本ダービー、ナカヤマフェスタを穴候補の1頭として注目すべきと競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、リーチザクラウンは、2番人気で臨んだ皐月賞で折り合いを欠いてしまい、惨敗を喫してしまったが、スンナリと逃げを打てれば折り合って強さを発揮できるハズで巻き返す可能性も否定できない。 よって、第76回日本ダービー、マイペースで逃げを打てる展開となるかどうかが、リーチザクラウンの着順に大きな影響を与えると競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、ロジユニヴァースは、皐月賞において、単勝1.7倍の断然人気を裏切って14着に敗れてしまった。ロジユニヴァースの皐月賞の惨敗は、ハイペースで前崩れという不利な展開を考慮しても、故障したのではないかと思うくらい見せ場のないものであった。 よって、本来は、第76回日本ダービーにおいてもロジユニヴァースの巻き返しを期待すべきではない。しかしながら、第76回日本ダービーが極端にイン有利な馬場状態で行われるようであれば、好位のインを追走させて直線でもインを突く騎乗を試みそうな横山騎手が騎乗するロジユニヴァースにはそれなりの評価を与えるべきと競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、アーリーロブスト、ゴールデンチケット及びイグゼキュティヴは、皐月賞で惨敗しており、第76回日本ダービーではもっと苦しい競馬となるだろう。ただし、この3頭は強力な先行力があるので、この3頭の出方が第76回日本ダービーの展開及び結果に大きな影響を与えそうである。具体的には、この3頭のすべてが控える競馬をするようであれば、ペースが落ち着くので、リーチザクラウンやロジユニヴァースの巻き返しの可能性が高まる一方で、この3頭が強引に先行する競馬をするようであれば、アンライバルドの2冠制覇の確率が高まると競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、ダービートライアルの青葉賞組からは、1着のアプレザンレーヴ(内田博)、2着のマッハヴェロシティ(柴田善)及び3着のトップカミング(幸)が第76回日本ダービーに出走する。青葉賞において、アプレザンレーヴは、直線でトップカミングに一旦は交わされたが、そこからシブトイ伸びを発揮して、終ってみれば2着のマッハヴェロシティに1馬身以上の差をつけて快勝した。 よって、第76回日本ダービーにおいても、マッハヴェロシティ及びトップカミングがアプレザンレーヴを逆転する可能性はかなり低い。問題は、アプレザンレーヴが皐月賞組相手でも通用するか否かであるが、底を見せていないレースっぷりを見る限り、通用しそうである。ただし、アプレザンレーヴは、新馬戦及び毎日杯を取りこぼしていることも確かなので、過剰に人気になるようであれば、第76回日本ダービーでのメンバー強化を考慮して、押さえ程度にとどめるのが妥当と競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、もう一つのダービートライアルのプリンシパルステークス組からは、1着のケイアイライジン(松岡)及び2着のアントニオバローズ(角田)が第76回日本ダービーへ出走する。プリンシパルステークスのレース内容を見る限り、早め先頭で目標となりながらもアタマ差の2着に粘り込んだアントニオバローズのほうが、ケイアイライジンより上と判断できる。 しかしながら、弥生賞で5着と一線級相手では通用しないケイアイライジンに敗れたことは事実なので、アントニオバローズには押さえ程度の評価を与えれば十分と競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、3歳のマイル王決定戦のNHKマイルカップ組からは、1着のジョーカプチーノ(藤岡康)、5着のフィフスペトル、8着のアイアンルック(小牧)及び9着のブレイクランアウト(藤田)が第76回日本ダービーへ出走する。NHKマイルカップは、キングカメハメハやディープスカイなどのダービー馬を輩出しているように、近年では日本ダービーへの登竜門にもなっている。よって、そのNHKマイルカップを制覇したジョーカプチーノにも当然注目すべきである。しかしながら、ジョーカプチーノのNHKマイルカップの勝利は、3番手のレッドスパーダが33秒台の脚を使っても届かない先行馬有利の展開に恵まれたものであり、過大評価は禁物である。 よって、距離が800mも延長して、先行馬が揃った第76回日本ダービー、ジョーカプチーノに高い評価を与えるべきではないと競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、NHKマイルカップで1番人気に推されたブレイクランアウトは、

超スローで追い込みが届かない流れの中を、中段よりやや後方の外目を追走したこともあり、見せ場すらなく敗れてしまった。よって、ブレイクランアウトのNHKマイルカップの敗戦は、展開面の不利を考慮して、度外視することもできる。よって、藤田騎手が後方のインで待機して直線でも内をすくう共同通信杯のような騎乗をすれば、ブレイクランアウトの巻き返しも十分あり得ると競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、NHKマイルカップで2番人気を裏切ったアイアンルックだが、4コーナーで前を塞がれる大きな不利の影響を受けたものであり、レース内容的にはブレイクランアウトを上回る。 更に、アイアンルックは、青葉賞を制覇して第76回日本ダービーでも人気になりそうなアプレザンレーヴを、毎日杯で破っており、対戦メンバー比較でも互角以上である。よって、第76回日本ダービーにおいて、NHKマイルカップでの敗戦で人気が急落するようであれば、アイアンルックを穴馬として大いに注目すべきと競馬理論の競馬予想では判断している。

以上のように、競馬理論の競馬予想は、第76回日本ダービーに出走する有力各馬の能力を分析した。この分析結果に、枠順、展開、調教及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第76回日本ダービーの最終的な予想を決断する。特に、第76回日本ダービーは、大きな力量差があるわけではないので、馬場状態が非常に大きな影響を与えそうである。具体的には、外を回った馬でも伸びる馬場状態となれば、アンライバルドの2冠達成の確率が高まる一方で、イン有利の馬場状態となった場合には、ラチ沿いで上手な競馬をした馬が波乱を演出するだろう。競馬理論の競馬予想のファンの方は、競馬の祭典の第76回日本ダービーの予想をお楽しみに。

昨年の「日本ダービー」レース結果

開催日:2024/05/26

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着順 馬番 馬名 MI 性別 馬齢 斤量 タイム KP BP AP TP
1 5 ダノンデサイル 83 3 57 02:24.3 84 0
0
0
-1
2 15 ジャスティンミラノ 81 3 57 02:24.7 80 0
0
1
0
3 13 シンエンペラー 79 3 57 02:24.9 78 0
0
1
0
4 1 サンライズアース 78 3 57 02:25.0 77 0
0
1
0
5 2 レガレイラ 77 3 55 02:25.0 77 0
0
0
0
6 6 コスモキュランダ 77 3 57 02:25.1 76 0
0
1
0
7 11 シュガークン 74 3 57 02:25.2 75 0
0
0
-1
8 18 エコロヴァルツ 74 3 57 02:25.2 75 0
0
0
-1
9 12 シックスペンス 74 3 57 02:25.3 74 0
0
0
0
10 3 ジューンテイク 74 3 57 02:25.3 74 0
0
0
0
11 8 アーバンシック 74 3 57 02:25.4 73 0
0
0
1
12 10 サンライズジパング 73 3 57 02:25.4 73 0
0
0
0
13 14 ゴンバデカーブース 72 3 57 02:25.5 72 0
0
0
0
14 9 ダノンエアズロック 71 3 57 02:25.6 71 0
0
0
0
15 17 ショウナンラプンタ 72 3 57 02:25.6 71 0
0
0
1
16 7 ミスタージーティー 72 3 57 02:25.6 71 0
0
0
1
17 4 ビザンチンドリーム 70 3 57 02:25.8 69 0
0
0
1
- 16 メイショウタバル 0 3 57 00:00.0 0 0
0
0
0

展開図

今週のトラックバイアス

3/1(土)オーシャンS3/2(日)中山記念・チューリップ賞※更新をお待ちください

小倉
フラット
ダート
フラット
先週の馬場と同じ想定
25/2/22 19:04 更新
東京
無料会員以上
※※※※※
ダート
※※※※※
※※※※※※※※※※※※※※※
25/2/22 19:04 更新
京都
フラット
ダート
フラット
先週の馬場と同じ想定
25/2/22 19:04 更新
イン有利→ややイン有利→外回イン有利※→フラット→外有利 ※外を回り過ぎてインが有利の状態

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日本ダービー
過去5年のトラックバイアス
2024
5/26(日)東京
フラット
コース替りもフラット
2023
5/28(日)東京
フラット
芝Cコース替
2022
5/29(日)東京
フラット
芝Cコース替
2021
5/30(日)東京
フラット
芝Cコース替
2020
5/31(日)東京
ややイン有利
芝Cコース替
2019
5/26(日)東京
イン有利
芝Cコース替

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