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【共同通信杯】
作成日: 2020/02/13 更新日: 2020/02/17

記事と併せて動画もご覧ください

  • 共同通信杯の解説動画は枠順発表後に公開します。今しばらくお待ちください。
東京コース1800mの特徴

共同通信杯。1967年に4歳(現3歳)の別定の重賞競走東京4歳ステークスとして創設。第1回は東京競馬場の芝1400mで施行され、翌1968年には芝1600mに変更されたが、この年は結局東京競馬場の改修工事と積雪の影響で、中山競馬場のダート1700mで施行されている。1969年にはトキノミノル記念の副称が付けられたが、副称は今日に至るまで場内放送(ラジオNIKKEIの実況放送)を除いて、テレビ・ラジオの中継ではアナウンスされない。出馬表についても、日本中央競馬会発行のレーシングプログラムには「トキノミノル記念」と掲載されているが、スポーツ紙などでは掲載される場合・されない場合とで社によってまちまちである。

1970年には再び積雪の影響でダート1600mで施行、翌1971年には現在の芝1800mに変更、1972年にはストライキ及び流行性の馬インフルエンザの影響で5月に開催順延し、福島競馬場の芝1800mで施行された。

1983年からは共同通信社から優勝杯の提供を受けた事を機に共同通信杯4歳ステークスに変更、1984年のグレード制施行によりGIIIに格付けされた。

1993年には混合競走に指定、1996年には特別指定交流競走に指定、1998年は三度積雪の影響でグレード格付け無しのダート1600mで施行、2001年には競走馬の年齢表示を国際基準に変更したことにより現在の名称に変更した。

皐月賞・東京優駿(日本ダービー)といった3歳春のクラシック戦線の前哨戦のひとつとして位置づけられている。とくに日本ダービーと同じ東京コースで行われる事から、この時点まで東京コースの出走経験が無い競走馬に対し、日本ダービーの前に一度東京コースを経験させておく目的で、いくつかある前哨戦の中からこの競走への出走を選択する陣営がある。

出走資格はサラ系3歳(旧4歳)のJRA所属の競走馬、JRAに認定された地方所属の競走馬(2頭まで)及び外国調教馬(8頭まで)。

負担重量は馬齢重量である56kg、牝馬は54kgを基本とし、更に日本馬については収得賞金額が2,000万円以上の競走馬は1kg、外国調教馬については重賞競走優勝馬の競走馬は1kgの負担が課せられるよう定められている。

2020年「共同通信杯」出馬表

24/12/1 (日) 共同通信杯(GⅢ)/東京/別定/1800m(左・芝)

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2024年「共同通信杯」の前哨戦分析

今週は、フルゲート18頭に対して15頭の出走登録馬にとどまったジャパンカップ(2024年)の競馬予想について解説する。今年は、天皇賞秋を制したドウデュースと、2冠牝馬チェルヴィニアの対決が注目を集めるが、外国馬を含め他にも豪華メンバーが揃い、馬券的にも楽しみな一戦となった。そこで、競馬理論の競馬予想では、ジャパンカップの出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

天皇賞秋組

ドウデュース

天皇賞秋の勝利は、8番人気のホウオウビスケッツが3着に逃げ残るスローペースの前残りの競馬を上がり32秒5の脚で差し切っており、着差以上に強い内容であった。また、ドウデュースは、道悪で能力を出し切れなかった宝塚記念でこそ惨敗してしまったが、去年の有馬記念でもスターズオンアース及びタイトルホルダーの先行2頭が2~3着に残る流れを差し切る強い内容で勝利を収めた。よって、ジャパンカップの予想においては、現役最強馬といっても言い過ぎでないドウデュースに本命級の高い評価を与えるべきである。

ジャスティンパレス

天皇賞の4着は、直線で前が壁になって仕掛けが遅れてのものであり、スムーズならば2着争いに加われたはずである。なお、ジャスティンパレスは、天皇賞(春)馬であるが、天皇賞(春)は、超一線級が揃わないメンバー構成に恵まれた感は否めない。また、ジャスティンパレスは、去年の有馬記念で前残りの展開の中4着まで追い込んだことは立派だが、ドウデュースには見劣る内容であった。よって、ジャパンカップの予想においては、差しが届く展開になるようであれば、ジャスティンパレスにもそれなりの高い評価を与えるべきである。

ソールオリエンス

天皇賞秋の7着は、大きくは負けていないが、中団追走からジリジリとしか伸びておらず、上位とは力の差を感じた。なお、ソールオリエンスは、皐月賞を圧勝しているが、前潰れの展開に恵まれたものであり、着差ほど圧倒的だったわけでもない。さらに、今年の4歳世代はレベルも低い。よって、ジャパンカップの予想においては、ソールオリエンスに高い評価は不要である。

ダノンベルーガ

天皇賞秋の14着は、好位追走から伸びを欠いており、負け過ぎである。なお、ダノンベルーガは、イクイノックス及びドウデュース世代の日本ダービーの1番人気馬だが、国内のG1では馬券圏内にすら入れておらず、一線級相手では力不足である。よって、ジャパンカップの予想においては、ダノンベルーガにも高い評価は不要である。

秋華賞組

チェルヴィニア

秋華賞の勝利は、直線で狭いところをこじ開けて突き抜ける着差以上に強い内容であった。また、チェルヴィニアは、オークスでも大外からまとめて差し切っており、3歳牝馬の中ではナンバーワンと言っていい。チェルヴィニアにとっても課題は、古馬や牡馬相手でも通用するかどうかだが、これは3歳牝馬のレベル次第ではあるものの、3歳牝馬世代は、レベルが高いかどうかはまだわからないが、低いということはない。よって、ジャパンカップの予想においては、急激なメンバー強化であっても、チェルヴィニアにもかなり高い評価を与えるべきである。

ドバイシーマクラシック組

スターズオンアース

ドバイシーマクラシックの敗戦は、初の海外遠征であり度外視可能である。なお、スターズオンアースは、有馬記念でドウデュースにこそ差されてしまったものの、大外枠のスタートで2番手に出していきながらも、2着に残っている。また、スターズオンアースは、去年のジャパンカップにおいても3着に好走しており、ドウデュースに先着している。さらに、スターズオンアースは、不利があった秋華賞で敗れただけで、実力的には3冠馬とみることもできる。よって、ジャパンカップの予想においては、久しぶりの競馬であっても、スターズオンアースにかなり高い評価を与えるべきである。

凱旋門賞組

シンエンペラー

凱旋門賞の14着は、凱旋門賞馬の弟という血統的な背景から注目を集めたが、力負けであった。なお、シンエンペラーは、日本ダービーで前残りの展開の中3着まで追い込んだことは立派だが、ホープフルステークスや皐月賞を見ても、3歳世代でトップクラスであるものの、超トップというわけでもない。よって、ジャパンカップの予想においては、3歳世代のレベルがすごく高い場合にのみ、シンエンペラーも好走可能と判断すべきである。

宝塚記念組

シュトルーヴェ

宝塚記念の11着は、負け過ぎだが、道悪での最内枠で同情の余地がある。なお、シュトルーヴェは、日経賞及び目黒記念で着差以上の強さで制しており、G2レベルでは力が抜けていた。よって、ジャパンカップの予想においては、シュトルーヴェの巻き返しにも多少注意を払うべきである。

京都大賞典

ブローザホーン

京都大賞典の11着は、全く見せ場すらなく負け過ぎで、アクシデントがあったと思わせる内容であった。なお、ブローザホーンは、宝塚記念を制しているが、ドウデュースを除くと弱いメンバー構成と道悪適性に恵まれた。よって、ジャパンカップの予想においては、京都大賞典があまりに負け過ぎなので、ブローザホーンの巻き返しは厳しいとみるべきである。

英インターナショナルステークス

ドゥレッツァ

英インターナショナルステークスの敗戦は、上位から離されており残念な内容だが、海外遠征なので度外視可能である。なお、ドゥレッツァは、菊花賞を圧勝した実績があるが、楽に先行する展開とレベルの低い4歳世代限定のメンバー構成に恵まれた感が強い。これは、ドゥレッツァが金鯱賞でプログノーシスに離されてしまったことからもわかる。よって、ジャパンカップにおいては、楽に先行する展開に恵まれそうな場合に、ドゥレッツァに押さえ程度の評価を与えれば十分である。

外国馬

オーギュストロダン

実績的には近年のジャパンカップに出走した馬の中で最強クラスで、日本の今のレベルの高さを考慮しても、通用しそうである。また、ディープインパクト産駒なので、日本の馬場にも適性が高そうでもある。よって、ジャパンカップにおいては、オーギュストロダンにも高い評価を与えるべきだが、血統背景で過剰に人気になるようであれば評価を下げるのも一つの手である。

ゴリアット

キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス馬であり、世界ランキング3位で、オーギュストロダンを上回る。ただし、日本の馬場が未知数ということもあり、実績ほど人気にはならなそうである。よって、ジャパンカップにおけるゴリアットの評価はかなり難しいが、人気にならないのであれば、思い切って狙ってみるのも一つの手である。

まとめ

以上、ジャパンカップに出走登録している有力各馬の能力を分析した。人気の2頭ドウデュースとチェルヴィニアは確かに強い。ただし、差し・追い込み脚質の馬がほとんどで何が逃げるかすらわからないメンバー構成を考えると、穴を狙うのであれば先行馬の残り目か。この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、ジャパンカップ(2024年)の最終的な予想を決断する。

昨年の「共同通信杯」レース結果

開催日:2023/02/12

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着順 馬番 馬名 MI 性別 馬齢 斤量 タイム KP BP AP TP
1 8 ファントムシーフ 79 3 56 01:47.0 81 0
0
0
-2
2 5 タッチウッド 77 3 56 01:47.2 79 0
-1
1
-2
3 1 ダノンザタイガー 77 3 56 01:47.2 79 0
-1
0
-1
4 6 タスティエーラ 79 3 56 01:47.2 79 0
0
0
0
5 11 ウインオーディン 75 3 56 01:47.5 76 0
-1
0
0
6 4 シーズンリッチ 74 3 56 01:47.5 76 0
0
0
-2
7 2 コレペティトール 76 3 56 01:47.6 75 0
0
0
1
8 7 シルバースペード 74 3 56 01:47.8 73 0
0
0
1
9 9 レイベリング 70 3 56 01:48.1 70 0
0
0
0
10 12 ロードプレイヤー 70 3 56 01:48.2 69 0
0
0
1
11 3 キョウエイブリッサ 62 3 56 01:48.6 65 0
-1
0
-2
12 10 シュタールヴィント 63 3 56 01:48.9 62 0
0
0
1

展開図

今週のトラックバイアス

11/30(土)ステイヤーズS・チャレンジC12/1(日)チャンピオンズC※更新をお待ちください

京都
フラット
ダート
フラット
昨日と同じ想定
24/11/24 07:29更新
東京
無料会員以上
※※※※※
ダート
※※※※※
※※※※※※※※※※※※※※※
※※※※※※※※※
イン有利→ややイン有利→外回イン有利※→フラット→外有利 ※外を回り過ぎてインが有利の状態

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共同通信杯
過去5年のトラックバイアス
2024
2/11(日)東京
フラット
芝はほんの少しだけイン有利
2023
2/12(日)東京
ややイン有利
2022
2/13(日)東京
フラット
2021
2/14(日)東京
ややイン有利
2020
2/16(日)東京
ややイン有利
2019
2/10(日)東京
フラット

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