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【マーメイドステークス】
作成日: 2023/06/13 更新日: 2023/06/16

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阪神コース2000mの特徴

マーメイドステークス。マーメイドステークス 本競走は1996年の牝馬限定の重賞路線の整備の一環として、4歳(現3歳)以上牝馬限定の混合の賞金別定重量の重賞(GIII)競走、マーメイドステークスとして新設。第1回は現在と同じく阪神競馬場の芝2000mで施行された。

1997年からは地方所属の騎手が騎乗可能になり、2002年からは特別指定競走に指定、JRAの認定競走で1着に入賞した地方所属の競走馬が出走になり、2005年からは国際競走に指定、海外の競走馬が出走可能になった。なお、2000年から2005年までは七夕賞と同日開催だった。2006年からは負担重量をハンデキャップに変更された。

創設当初から3歳(旧4歳)以上の牝馬限定競走だが、3歳(旧4歳)馬が出走する事は極めて少なく、GI級戦線で健闘する古馬の牝馬が多く参戦していた。ハンデキャップ競走となってからは一転して福島牝馬ステークスやヴィクトリアマイルで成績を残せなかった出走馬が参戦する傾向がある。

現在の優勝レイの配色は、水色地に黄色文字となっている。

出走資格はサラ系3歳(旧4歳)以上で、施行日当日の1週前から過去1年前までの期間内に1回以上出走のJRA所属の牝馬の競走馬、JRAに認定された地方所属の競走馬(2頭まで)及び外国調教馬(8頭まで)。

負担重量は、ハンデキャップである。

2023年「マーメイドステークス」出馬表

24/12/22 (日) マーメイドステークス(GⅢ)/阪神/別定/2000m(右・芝)

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2023年「マーメイドステークス」の前哨戦分析

今週は、フルゲート16頭に対して15頭の出走登録馬があったマーメイドステークス(2023年)の予想について解説する。

 

マーメイドステークスは、G1戦線の直後に行われる上に、牝馬限定のハンデ戦である。

 

福島牝馬ステークス2着馬ビッグリボンが1番人気に推されそうだが、過去に3勝クラスでも1番人気を裏切ってしまったことがあり、絶対視は禁物であり、波乱もあり得る。

 

そこで、競馬理論の競馬予想では、マーメイドステークスの出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

 

福島牝馬ステークス組

2着のビッグリボン(西村淳)・5着のストーリア(坂井瑠星)・12着のホウオウエミーズ(団野)の合計3頭が出走登録している。

 

ビッグリボン

福島牝馬ステークスの2着という結果は、勝ったステラリアにこそハナ差だけ届かなかったが、ゆったりとしたペースを考えると、レース内容としては1番であった。

 

なお、ビッグリボンは、脚質的に取りこぼしがあるタイプだが、9戦4勝と能力的にも底を見せていない。

 

よって、マーメイドステークスの予想においては、外差しが届く展開やトラックバイアスになるようであれば、人気であっても、ビッグリボンにかなり高い評価を与えるべきである。

 

ストーリア

福島牝馬ステークスの5着という結果は、早仕掛けの分だけ後ろから差されてしまったという見方もできるが、スローペースを考えると、レース内容としてはビッグリボンより見劣る。

 

なお、ストーリアは、中山牝馬ステークスにおいても、早めにまくって2着に粘り込んでいるが、このときは52キロの軽ハンデに助けられた。

 

よって、マーメイドステークスの予想においては、ストーリアにもそれなりの評価を与えるべきだが、好走するためには展開などの助けが必要とも言える。

 

ホウオウエミーズ

福島牝馬ステークスのレース内容は見どころがなかった。

 

なお、ホウオウエミーズは、新潟牝馬ステークスで好走しているが、新潟牝馬ステークスは、オープン特別よりも低レベルと思えるくらいの低調なメンバー構成であった。

 

よって、マーメイドステークスの予想においては、ホウオウエミーズに高い評価は不要である。

 

京都記念組

6着のウインマイティー(和田竜二)が出走を予定している。

 

ウインマイティー

京都記念の6着という結果は、好位追走から伸びを欠いており力負けであったが、ドウデュースを含め牡馬の一線級相手でメンバーが強すぎた。

 

なお、ウインマイティーは、有馬記念でも6着と崩れておらず、低調な牝馬限定のハンデ重賞ならば実績的に断然といえる。

 

また、ウインマイティーは、去年のマーメイドステークスの覇者であり、マリアエレーナをも破っている。

 

よって、マーメイドステークスの予想においては、ハンデが重くなりすぎずに、内枠を引くようであれば、ウインマイティーの連覇もありうると判断すべきである。

 

サンシャインステークス組

1着のビジン(酒井)が出走登録している。

 

ビジン

サンシャインステークスの勝利という結果は、道悪で後ろから追い込みにくい馬場状態且つ逃げ馬から大きく離れた2番手を気分良く追走する展開に恵まれたものである。

 

なお、ビジンは、愛知杯で50キロのハンデながらも7着に敗れている。

 

よって、マーメイドステークスの予想においては、ビジンに高い評価は不要である。

 

中山牝馬ステークス組

10着のシャーレイポピー(藤岡康太)が出走を予定している。

 

シャーレイポピー

中山牝馬ステークの10着という結果は、スローペースの2番手追走ながらも潰れてしまっており見せ場すらなかった。

 

よって、マーメイドステークスの予想においては、シャーレイポピーに高い評価は不要である。

 

糺の森特別組

1着のシンシアウィッシュ(角田)が出走登録している。

 

シンシアウィッシュ

糺の森特別の勝利という結果は、スローペースを早め先頭で押し切りを狙った川田将雅騎手の好騎乗に恵まれた。

 

なお、シンシアウィッシュは、フローラステークスで3着の実績があり、重賞でも遜色がないようにも見えるが、開幕週の前が止まらないトラックバイアスを離れた2番手で単騎逃げと同じ状態の展開に恵まれており、G2で3着ほどの価値はない。

 

よって、マーメイドステークスおいてシンシアウィッシュが好走するためには、展開やトラックバイアスのかなりの助けが必要と判断すべきである。

 

紫野特別組

1着のゴールドエクプリス(岩田望)が出走を予定している。

 

ゴールドエクプリス

紫野特別の勝利という結果は、好位から抜け出して2着に1馬身以上の差をつけており力の違いを見せつけた。

 

なお、ゴールドエクプリスは、糺の森特別でシンシアウィッシュに敗れたが、仕掛け遅れの分だけ届かなかっただけであり、能力的には遜色がない。

 

よって、マーメイドステークスの予想においては、ゴールドエクプリスにシンシアウィッシュと互角程度の評価は与えるべきである。

 

以上、マーメイドステークスに出走登録している有力各馬の能力を分析した。

 

この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、マーメイドステークス(2023年)の最終的な予想を決断する。

 

過去10年の連対馬一覧表

年度

馬番

馬名

馬齢

人気

騎手

ハンデ

2022

1

7

ウインマイティー

5

10

和田竜

54

2

12

マリアエレーナ

4

4

坂井瑠

54

3

3

ソフトフルート

5

1

川田将

54

2021

1

1

シャムロックヒル

4

10

藤懸貴

50

2

13

クラヴェル

4

5

横山典

51

3

5

シャドウディーヴァ

5

6

福永祐

55

2020

1

13

サマーセント

4

7

酒井学

50

2

6

センテリュオ

5

2

福永祐

55

3

1

リュヌルージュ

5

3

団野大

53

2019

1

3

サラス

4

7

松若風

51

2

16

レッドランディーニ

4

10

池添謙

51

3

15

スカーレットカラー

4

5

岩田康

53

2018

1

3

アンドリエッテ

6

10

国分恭

51

2

1

ワンブレスアウェイ

5

9

津村明

53

3

12

ミエノサクシード

5

4

川島信

54

2017

1

10

マキシマムドパリ

5

3

藤岡佑

55

2

4

クインズミラーグロ

5

2

幸英明

54

3

1

アースライズ

5

6

中谷雄

54

2016

1

12

リラヴァティ

5

6

松若風

53

2

7

ヒルノマテーラ

5

7

四位洋

51

3

1

ココロノアイ

4

5

横山典

55

2015

1

2

シャトーブランシュ

5

8

藤岡康

53

2

12

マリアライト

4

1

蛯名正

53

3

13

パワースポット

7

10

大野拓

53

2014

1

13

ディアデラマドレ

4

1

藤岡康

53

2

14

コスモバルバラ

5

13

岩崎翼

50

3

9

フーラブライド

5

2

酒井学

56

2013

1

14

マルセリーナ

5

7

川田将

56

2

12

アグネスワルツ

6

10

国分恭

55

3

7

アロマティコ

4

1

浜中俊

54

出走登録馬

馬名

馬齢

前走

馬名

馬齢

前走

ビッグリボン

5

福島牝馬S(G3)2

ホウオウエミーズ

6

福島牝馬S(G3)12

ウインマイティー

6

京都記念(G2)6

シャーレイポピー

5

中山牝馬S(G3)10

ストーリア

5

福島牝馬S(G3)5

ホウオウイクセル

5

福島牝馬S(G3)8

ビジン

牝6

サンシャインS(3勝クラス)1

シンシアウィッシュ

4

糺の森特別(2勝クラス)1

 

マスターと椎名友希が『マーメイドS』の質問に答えます

Q1:今年も大荒れ?

マーメイドSは牝馬限定のハンデ戦で、毎年荒れていると思いますが、マスターは軽ハンデはどれくらい気にしますか?阪神芝2,000mの特徴と合わせて気を付けるポイントがあれば教えてください。

Q2:ウインマイティーの評価

昨年の勝ち馬のウインマイティーが出走予定です。インの4番手でロスなく乗りスムーズに抜け出して快勝でした。前走の京都記念は6着でしたが、中団馬群から外に出す時に外から蓋をされロスがあったように見えました。有馬記念は後方の内目から直前届かずの6着でした。エリザベス女王杯では8枠で先行して外目を追走し失速しましたが、外枠の馬が上位を独占したレースだったので度外視できますか?今年も中枠から内枠を引けばよりチャンスが高くなるとみていいでしょうか?

Q3:福島牝馬S(G3)組の評価

福島牝馬Sから2着のビッグリボン、5着のストーリア、8着のオウホウイクセル、12着のホウオウエミーズが出走予定です。ビッグリボンは後方から大外を回って伸び、ストーリアは後方から外を捲っていきましたが脚が止まりました。オウホウイクセルは出遅れて後方の内目から馬場の真ん中を選びましたが届かず、ホウオウエミーズも出遅れて後方の外目を追走し、大外を回って直線は追い込みましたが届きませんでした。マスターの評価を教えてください。

Q4:新潟牝馬S(G3)組の評価

新潟牝馬から1着のホウオウエミーズ、2着のホウオウイクセルが出走予定です。ホウオウエミーズは中団の馬群から直線は馬場の真ん中を選んで伸び、ホウオウイクセルは後方の馬群から大外に出して伸びました。以下、2頭のその後の成績です。マスターはどちらの馬を能力が上とみますか?

馬名

馬齢

 

レース名と着順(人気)

レース名と着順(人気)

レース名と着順

(人気)

ホウオウエミーズ

6

新潟牝馬S(OP)1(8)

エリザベス女王杯(G1)7(18)

小倉大賞典(G3)5(4)

福島牝馬S(G3)12

ホウオウイクセル

5

新潟牝馬S(OP)2(6)

 

愛知杯(G3)11(9)

福島牝馬S(G3)8

Q5:中山牝馬S(G3)組の評価

中山牝馬Sから2着のストーリア、10着のシャーレイポピーが出走予定です。ストーリアは中団外目から伸び、シャーレイポピーは2番手追走でしたが途中からクリノプレミアムが捲ってきて位置を下げました。ストーリアはこの時斤量52キロ、次走の福島牝馬Sでは55キロで、同じ捲る競馬でしたが、結果が違うのは斤量によるものなのでしょうか?マスターの評価を教えてください。

Q6:ビジンの評価

サンシャインS(3勝クラス)で1着のビジンが出走予定です。雨の重馬場で、ばらけて走る騎手が多かったですが、サザンナイツが大逃げをして、ビジンは離れた2番手追走から押し切りました。3走前の愛知杯も重馬場で、先行馬群でかなり掛かり、直線は伸びませんでした。2回目の重賞挑戦ですが、今回のメンバーではどうでしょうか?

Q7:シンシアウィッシュの評価

糺の森特別(2勝クラス)1着のシンシアウィッシュが出走予定です。中団外目から伸びました。前々走の房総特別(2勝クラス)も中団外目の追走で直線追い込みましたが届かずの4着でした(スローペースで先行した馬のワンツー)。3走前は内枠でしたが出負けして後方馬群からの競馬で大敗しました。フローラS(G2)では2番手追走で粘り3着でしたが、勝ち馬のエリカヴィータや2着のパーソナルハイが重賞ではあまり通用していないことを考えると、厳しいでしょうか?

昨年の「マーメイドステークス」レース結果

開催日:2023/06/18

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着順 馬番 馬名 MI 性別 馬齢 斤量 タイム KP BP AP TP
1 4 ビッグリボン 74 5 55 01:58.5 76 -2
0
0
0
2 8 ウインマイティー 74 6 56 01:58.6 75 0
0
0
-1
3 5 ホウオウエミーズ 67 6 54 01:58.9 72 -4
0
0
-1
4 13 ゴールドエクリプス 59 4 51 01:59.1 70 -10
0
0
-1
5 1 シンシアウィッシュ 60 4 51 01:59.1 70 -10
0
0
0
6 11 ビジン 62 4 53 01:59.3 68 -6
0
0
0
7 9 ストーリア 59 4 54 01:59.8 63 -4
0
1
-1
8 7 ランスオブアース 46 5 51 02:00.4 57 -10
0
0
-1
9 12 サンカルパ 40 4 51 02:01.1 50 -10
0
0
0
10 6 タガノフィナーレ 36 4 50 02:01.3 48 -12
0
0
0
11 3 ヒヅルジョウ 34 4 50 02:01.7 44 -12
0
0
2
12 10 ハギノメーテル 26 4 50 02:02.5 36 -12
0
0
2
13 2 シャーレイポピー 25 5 53 02:03.2 29 -6
0
0
2

展開図

今週のトラックバイアス

12/22(日)有馬記念12/28(土)ホープフルS※更新をお待ちください

京都
フラット
ダート
フラット
昨日と同じ想定
24/12/22 09:25 更新
中山
無料会員以上
※※※※※
ダート
※※※※※
※※※※※※※※※※※※※※※
24/12/22 09:25 更新
イン有利→ややイン有利→外回イン有利※→フラット→外有利 ※外を回り過ぎてインが有利の状態

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マーメイドステークス
過去5年のトラックバイアス
2024
6/16(日)京都
フラット
コース替りも芝はフラット
2023
6/18(日)阪神
フラット
2022
6/19(日)阪神
ややイン有利
開幕週
2021
6/20(日)阪神
フラット
開幕週
2020
6/14(日)阪神
ややイン有利
2019
6/9(日)阪神
フラット

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