20周年
TOP > 重賞コラム > 26/4/19 (日) 皐月賞
皐月賞(GⅠ)
カヴァレリッツォが1番人気に応えるか?
作成日: 2026/04/14 更新日: 2026/04/13

記事と併せて動画もご覧ください

中山コース2000mの特徴

1コーナーまで距離もあるので枠順の有利不利は少ないコース。基本は逃げ先行馬が有利だが、トラックバイアスや展開次第では差しも届くので、中山最終週のトラックバイアスには要注意。

2026年「皐月賞」出馬表
26/4/19 (日) 皐月賞(GⅠ)/中山/定量/2000m(右・芝)

今週は、フルゲート18頭に対して21頭もの出走登録があった皐月賞(2026年)の予想について解説する。皐月賞は、2026年の牡馬クラシック第一弾であり、日本ダービーを占う意味でも注目を集める。人気が割れそうな中で朝日杯フューチュリティステークス馬カヴァレリッツォが1番人気となりそうだが、朝日杯フューチュリティステークスのレベル自体に疑問が残るので、波乱もあり得る。そこで、競馬理論の競馬予想では、皐月賞の出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

朝日杯フューチュリティステークス組

カヴァレリッツォ

朝日杯フューチュリティステークスの勝利は、楽に逃げたダイヤモンドノットをきっちりと差し切ったことは立派だが、インが有利なトラックバイアスで内を突く展開に恵まれた。なお、カヴァレリッツォは、デイリー杯2歳ステークスでアドマイヤクワッズに差し切られてしまったが、そのアドマイヤクワッズがディープインパクト記念弥生賞で楽に先行しながらも3着に敗れてしまっていることからも、1番人気に推されるほど力が抜けている感はない。よって、皐月賞においては、カヴァレリッツォに高い評価を与えるべきだが、絶対視までは禁物である。

ディープインパクト記念弥生賞組

バステール

ディープインパクト記念弥生賞の勝利は、後方追走からまとめて差し切る着差以上に強い内容であった。なお、バステールは、新馬戦で2着に敗れているが、スローペースの位置取りの差で脚を余しただけで、負けて強しの内容であった。よって、皐月賞においては、メンバー強化であっても差しが届く展開になるようであれば、バステールの差し切りもあり得る。

ライヒスアドラー

ディープインパクト記念弥生賞の2着は、バステールに差し込まれてしまったが、アドマイヤクワッズをマークして早め先頭で自ら勝ちにいく競馬によるものであり、勝負付けが済んだわけではない。また、ライヒスアドラーは、東京スポーツ杯3着馬だが、3コーナーで不利を受けてのものであり、こちらもレース内容としては悪くない。よって、皐月賞においては、ライヒスアドラーが上位勢と大きな差があるわけではないものの、好走するためにはトラックバイアスや展開などかなりの助けが必要である。

アドマイヤクワッズ

ディープインパクト記念弥生賞の3着は、スタートを決めて好位追走から上位に伸び負けてしまっており、前哨戦だとしても残念な内容であった。なお、アドマイヤクワッズは、朝日杯フューチュリティステークスにおいて、イン有利のトラックバイアスで大外に出した分だけ届かなかったので、上位2頭とは着差ほどの能力差があったわけではない。また、アドマイヤクワッズは、デイリー杯2歳ステークスにおいて、朝日杯フューチュリティステークス馬カヴァレリッツォを差し切っている。よって、皐月賞においては、弥生賞の内容では通用しないものの、2歳時の走りを振り返ると、アドマイヤクワッズの巻き返しにも注意を払うべきである。

京成杯組

グリーンエナジー

京成杯の勝利は、後方の内目追走で脚をためて直線でスムーズに馬群をさばく展開に恵まれた。また、グリーンエナジーは、デビュー戦で上位2頭に大きく離されてしまっている。よって、皐月賞においては、さらなるメンバー強化を考慮すると、グリーンエナジーに高い評価は不要である。

共同通信杯組

リアライズシリウス

共同通信杯の勝利は、ホープフルステークス馬を破ったことは立派だが、スローペースの2番手追走から押し切る展開に恵まれたものでもある。なお、リアライズシリウスは、出遅れながらも新潟2歳ステークスを圧勝しているが、こちらもスローの2番手を追走する展開に恵まれた。一方、リアライズシリウスは、朝日杯フューチュリティステークスで好位の外目追走から伸びを欠いて5着に敗れてしまっている。よって、皐月賞においてリアライズシリウスが好走するためには、スローで先行する展開の助けが必要である。

ロブチェン

共同通信杯の3着は、スローペースの位置取りの差の分だけリアライズシリウスに届かなかったが、2着馬に後ろから差されてしまったことは残念である。なお、ロブチェンは、新馬勝ちの直後に、ホープフルステークスを制しているように上がり目はありそうだが、一方でホープフルステークスが例年よりも低レベルであった感も否めない。よって、皐月賞においては同じ中山2000mのG1馬であるロブチェンにそれなりの高い評価を与えるべきだが、ホープフルステークス馬というだけで過大評価も禁物である。

スプリングステークス組

アスクエジンバラ

スプリングステークスの2着という結果は、上位は横一線だったが、ゴール前で外から差されてしまっており、レース内容は勝ち馬に少し見劣る上に、スプリングステークスは、他の路線と比較するとメンバーレベルも高くはない。なお、アスクエジンバラは、ホープフルステークスで3着に敗れているが、コース取りの差を考えると上位2頭とは互角であった。よって、皐月賞においては、メンバー強化を考慮すると、アスクエジンバラに高い評価は不要である。また、アスクエジンバラを物差しに使うと、ホープフルステークス組のレベルにも疑問が残る。

アクロフェイズ

スプリングステークスの3着は、上位2頭とは互角だったが、スプリングステークスのレベルを考えるとレース内容の価値は高くない。またアクロフェイズは、それ以前の走りを見ると、G1で通用する走りをしていない。よって、皐月賞においては、アクロフェイズに高い評価は不要である。

サウンドムーブ

スプリングステークスの3着は、上位2頭とは互角だったが、スプリングステークスのレベルを考えるとレース内容の価値は高くない。またサウンドムーブは、それ以前の走りを見ると、G1で通用する走りをしていない。よって、皐月賞においては、サウンドムーブに高い評価は不要である。

サノノグレーター

スプリングステークスの3着は、上位2頭とは互角だったが、スプリングステークスのレベルを考えるとレース内容の価値は高くない。またサノノグレーターは、それ以前の走りを見ると、G1で通用する走りをしていない。よって、皐月賞においては、サノノグレーターに高い評価は不要である。

若葉ステークス組

マテンロウゲイル

若葉ステークスの勝利は、弱いメンバー構成に恵まれたことは確かだが、スローペースを差し切って2馬身差をつけており、力の違いを見せつけた。なお、マテンロウゲイルは、京成杯において、クリーンエナジーに差し切られてしまっている。よって、皐月賞においてマテンロウゲイルが好走するためには、展開やトラックバイアスの助けが必要と判断すべきである。

ロードフィレール

若葉ステークスの2着は、楽に先行しながらもマテンロウゲイルに離されてしまっており、力負けであった。よって、皐月賞においては、さらなるメンバー強化を考慮すると、ロードフィレールに高い評価は不要である。

ホープフルステークス組

フォルテアンジェロ

ホープフルステークスの2着は、好位追走から抜け出して連対を確保したが、この馬が2着だったことからもホープフルステークスのレベルの低さを感じさせる。なお、フォルテアンジェロは、百日草特別で2着だが、前を放置しすぎて仕掛けが遅れただけにも見える一方で、勝ち馬のレベルを考えると差し切ってほしかった。よって、皐月賞においては、フォルテアンジェロに高い評価は不要である。

毎日杯組

アルトラムス

毎日杯の勝利は、スローペースを差し切る着差以上に強い内容であったが、7頭立ての弱いメンバー構成に恵まれた。また、アルトラムスは、シンザン記念で3着に敗れているが、出遅れて脚を余しただけで力負けではないものの、メンバーを考えると差し切ってほしかった。よって、皐月賞においては、差しが届く展開になりそうな場合にのみ、アルトラムスに押さえ程度の評価を与えれば十分である。

東京スポーツ杯組

パントルナイーフ

東京スポーツ杯の勝利は、中団追走から差し切り、スローペースの瞬発力勝負を制した。なお、パントルナイーフは、デビュー戦も負けて強しの内容である一方で、前哨戦を使えなかった点に不安は残る。よって、皐月賞においては、パントルナイーフの素質を評価しつつも、押さえ程度の評価を与えれば十分である。

きさらぎ賞組

ゾロアストロ

きさらぎ賞の勝利は、馬場の悪いうちに入ったとはいえ、弱いメンバー相手にギリギリの勝利であった。一方で、ゾロアストロは、東京スポーツ杯で勝ち馬と互角以上の内容で2着に好走している。よって、皐月賞におけるゾロアストロの評価は難しいが、ゾロアストロを物差しとすることで、きさらぎ賞や東京スポーツ杯組のレースレベルを判断すべきである。

まとめ

今年は、どの路線のレベルが高いかも判断しにくいここ最近で一番難解なレース。展開やトラックバイアス次第では大波乱までありそう。以上、皐月賞に出走登録している有力各馬の能力を分析した。この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、皐月賞(2026年)の最終的な予想を決断する。

出走予定馬のマスター指数推移(MI)

馬名をクリックすると濃く線が表示されます(複数選択可能)

昨年の「皐月賞」レース結果

開催日:2025/04/20

スクロール→
着順 馬番 馬名 mi 性齢 斤量 タイム KP BP AP TP
1 11 ミュージアムマイル 82 牡3 57 01:57.0 81 0 0 1 0
2 10 クロワデュノール 81 牡3 57 01:57.3 78 0 0 2 1
3 6 マスカレードボール 79 牡3 57 01:57.3 78 0 0 1 0
4 5 ジョバンニ 80 牡3 57 01:57.4 77 0 0 3 0
5 16 サトノシャイニング 78 牡3 57 01:57.4 77 0 0 1 0
6 18 マジックサンズ 75 牡3 57 01:57.6 75 0 0 0 0
7 3 キングスコール 75 牡3 57 01:57.7 74 0 0 1 0
8 13 アロヒアリイ 73 牡3 57 01:57.9 72 0 0 0 1
9 15 ヴィンセンシオ 73 牡3 57 01:57.9 72 0 0 1 0
10 14 カラマティアノス 71 牡3 57 01:58.0 71 0 0 0 0
11 2 エリキング 72 牡3 57 01:58.0 71 0 0 1 0
12 4 ジュタ 72 牡3 57 01:58.0 71 0 0 0 1
13 1 ニシノエージェント 70 牡3 57 01:58.1 70 0 0 0 0
14 8 ジーティーアダマン 70 牡3 57 01:58.2 69 0 0 0 1
15 17 ファウストラーゼン 70 牡3 57 01:58.2 69 0 0 0 1
16 7 フクノブルーレイク 66 牡3 57 01:58.6 65 0 0 1 0
17 12 ドラゴンブースト 65 牡3 57 01:58.6 65 0 0 0 0
18 9 ピコチャンブラック 64 牡3 57 01:58.9 62 0 0 0 2
展開図
今週のトラックバイアス
中山
フラット
ダート
フラット
馬場が乾いて昨日と異なる可能性あり 2日前
阪神
フラット
ダート
フラット
馬場が乾いて昨日と異なる可能性あり 2日前
福島
ややイン有利
ダート
ややイン有利
昨日と同じ想定 2日前
皐月賞
過去5年のトラックバイアス
2025
4/20(日)中山
フラット
最終週
2024
4/14(日)中山
フラット
最終週
2023
4/16(日)中山
フラット
2022
4/17(日)中山
フラット
2021
4/18(日)中山
フラット
2020
4/19(日)中山
ややイン有利
2019
4/14(日)中山
フラット

以下のフォームから新規メルマガ会員登録すると、毎週のトラックバイアス情報やマスター指数(MI)に関する情報が閲覧できます。

メルマガ会員登録するにはメールアドレスを入力して、「メールを受け取る」ボタンを押してください

※迷惑メールに紛れていないかご確認ください