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ヴィクトリアマイル(GⅠ)
エンブロイダリーが2冠馬の底力を見せるか?
作成日: 2026/05/12 更新日: 2026/05/11

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東京コース1600mの特徴

最初のコーナーまでの距離も最後の直線も長く、基本的には枠順や脚質の有利・不利は少ないコース。

2026年「ヴィクトリアマイル」出馬表
26/5/17 (日) ヴィクトリアマイル(GⅠ)/東京/定量/1600m(右・芝)

今週は、フルゲート18頭に対して20頭もの出走登録があった春の女王決定戦ヴィクトリアマイル(2026年)の予想について解説する。2025年の2冠馬エンブロイダリーが人気となりそうだが、牝馬の一線級が揃い混戦模様である。そこで、競馬理論の競馬予想では、ヴィクトリアマイルの出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

阪神牝馬ステークス組

エンブロイダリー

阪神牝馬ステークスの勝利は、ゴール前で迫られたが、スローペースとはいえ57キロ且つ目標になる展開で押し切ったことは立派である。また、エンブロイダリーは、オークスでこそ崩れてしまったが、桜花賞及び秋華賞の2冠馬であり、実績的にも上である。よって、ヴィクトリアマイルにおいては、競馬が上手なエンブロイダリーにマイル戦なら本命級のかなり高い評価を与えて当然である。

カムニャック

阪神牝馬ステークスの2着は、好位追走から上がりナンバーワンの脚を使ったが、エンブロイダリーを捕らえきることはできなかった。しかしながら、スローペースの前残りの展開を考えると、レース内容は一番強かった。また、カムニャックは、秋華賞でこそ不可解な敗戦で人気を裏切ってしまったが、その前の3連勝は圧巻の内容であった。よって、ヴィクトリアマイルにおいては、展開やトラックバイアス次第ではあるものの、カムニャックにエンブロイダリーと互角又はそれ以上の評価を与えて当然である。

カナテープ

阪神牝馬ステークスの6着は、出遅れて最後方追走から脚を余してしまった。なお、カナテープは、オフトレイル及びボンドガールを破っての関屋記念勝ちの実績がある。よって、ヴィクトリアマイルにおいては、差しが届く展開になるようであれば、カナテープの巻き返しにも注意を払うべきである。

ラヴァンダ

阪神牝馬ステークスの8着は、好位のイン追走から伸びを欠いており、見所がなかった。なお、ラヴァンダは、強敵相手の東京新聞杯において、展開に恵まれたとはいえども、2着に好走している。よって、ヴィクトリアマイルにおいては、展開の助けがあるようであれば、ラヴァンダも好走可能と判断すべきである。

カピリナ

阪神牝馬ステークスの9着は、全く見どころがなかった。よって、ヴィクトリアマイルにおいては、カピリナに高い評価は不要である。

中山牝馬ステークス組

エリカエクスプレス

中山牝馬ステークスの4着は、メンバーを考えると勝たなければならないが、56キロのハンデで逃げられない競馬でのものであり、悲観すべきほどでもない。また、エリカエクスプレスは、桜花賞で1番人気を裏切った後敗戦を繰り返しているが、秋華賞でエンブロイダリーの2着に逃げ粘っており、自分の競馬ができればしぶとい。よって、ヴィクトリアマイルにおいては、イン有利のトラックバイアスで楽に逃げを打てるようであれば、エリカエクスプレスの逃げ粘りにも注意を払うべきである。

ニシノティアモ

納谷山牝馬ステークスの5着は、イン有利のトラックバイアスで外から追い込んでおり、内容としては悪くない。また、ニシノティアモは、エコロヴァルツを破って福島記念を制している。よって、ヴィクトリアマイルにおいては、外の差しが届く展開になるようであれば、ニシノティアモにも押さえ程度の評価は与えるべきである。

ボンドガール

中山牝馬ステークスの10着は、全く見せ場すらなかった。なお、ボンドガールは、1勝馬だが、重賞で7度も2着があり、気分よく走れれば能力的には遜色がない。よって、ヴィクトリアマイルにおいては、ボンドガールに押さえ程度の評価は与えるべきである。

金鯱賞組

クイーンズウォーク

金鯱賞の3着は、上位2頭には伸び負けてしまったが、牡馬相手であったことを考慮すると悪くない。また、クイーンズウォークは、去年も金鯱賞を制した後に、ヴィクトリアマイルで2着に好走しており、牝馬同士のG1ならば能力的に大きな差はない。よって、ヴィクトリアマイルにおいては、去年よりメンバーが強化している感があるものの、クイーンズウォークにも押さえ程度の評価は与えるべきである。

サフィラ

金鯱賞の9着は全く見どころがなかった。よって、ヴィクトリアマイルにおいては、サフィラに高い評価は不要である。

愛知杯組

アイサンサン

愛知杯の勝利は、弱いメンバーで楽に逃げる展開に恵まれた。よって、ヴィクトリアマイルにおいては、急激なメンバー強化を考慮すると、アイサンサンに高い評価は不要である。

チェルビアット

愛知杯の敗戦は、弱いメンバー相手に見所もなかった。よって、ヴィクトリアマイルにおいては、チェルビアットに高い評価は不要である。

ドロップオブライト

愛知杯の敗戦は、弱いメンバー相手に見所もなかった。よって、ヴィクトリアマイルにおいては、ドロップオブライトスに高い評価は不要である。

マピュース

愛知杯の敗戦は、弱いメンバー相手に見所もなかった。よって、ヴィクトリアマイルにおいては、マピュースに高い評価は不要である。

福島牝馬ステークス組

パラディレーヌ

福島牝馬ステークスの8着は、出遅れたにせよ、弱いメンバー相手に見せ場すらなく敗れてしまった。なお、パラディレーヌは、エリザベス女王杯2着、中山牝馬ステークス3着の実績があるがいずれも内をうまく追走する展開に恵まれた。よって、ヴィクトリアマイルにおいては、パラディレーヌに高い評価は不要である。

小倉牝馬ステークス組

ジョスラン

小倉牝馬ステークスの勝利は、外差し有利の展開とハンデに恵まれたので、内容的にはボンドガールに見劣る。よって、ヴィクトリアマイルにおいては、急激なメンバー強化を考慮すると、ジョスランに高い評価は不要である。

ココナッツブラウン

小倉牝馬ステークスの3着は、コース取りとハンデの差の分だけ敗れたが、上位2頭とは能力的に互角である。なお、ココナッツブラウンは、クイーンステークス及び札幌記念でも好走しており、この内容だけ走ればG1でも通用する能力を秘めている。よって、ヴィクトリアマイルにおいては、差しが届く展開になるようであれば、ココナッツブラウンにも注意を払うべきである。

中山記念組

チェルヴィニア

中山記念の5着は、復調を窺わせたようにも見えるが、イン有利のトラックバイアスで内で脚をためる展開に恵まれた。なお、チェルヴィニアは、オークス及び秋華賞の2冠馬だが、古馬に入って惨敗を繰り返している。よって、ヴィクトリアマイルにおいては、2冠馬の実績に敬意を表しつつも、チェルヴィニアには押さえ程度の評価を与えれば十分である。

まとめ

4歳のG1馬エンブロイダリーとカムニャックの2強ムード。この2頭で絶対視までは禁物なので、展開やトラックバイアス次第では波乱も。以上のように、競馬理論の予想では、ヴィクトリアマイル2026年)に出走を予定している有力各馬の能力を分析した。この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、ヴィクトリアマイル(2026年)の最終的な予想を決断する。

出走予定馬のマスター指数推移(MI)

馬名をクリックすると濃く線が表示されます(複数選択可能)

昨年の「ヴィクトリアマイル」レース結果

開催日:2025/05/18

スクロール→
着順 馬番 馬名 mi 性齢 斤量 タイム KP BP AP TP
1 17 アスコリピチェーノ 81 牝4 56 01:32.1 79 0 0 2 0
2 16 クイーンズウォーク 80 牝4 56 01:32.1 79 0 0 1 0
3 12 シランケド 79 牝5 56 01:32.1 79 0 0 0 0
4 3 アルジーヌ 80 牝5 56 01:32.1 79 0 0 1 0
5 18 アリスヴェリテ 78 牝5 56 01:32.2 78 0 0 0 0
6 8 シンリョクカ 77 牝5 56 01:32.3 77 0 0 0 0
7 9 アドマイヤマツリ 75 牝4 56 01:32.4 76 0 0 -1 0
8 2 ステレンボッシュ 76 牝4 56 01:32.4 76 0 0 0 0
9 1 クリスマスパレード 76 牝4 56 01:32.5 75 0 0 1 0
10 11 シングザットソング 75 牝5 56 01:32.5 75 0 0 0 0
11 7 ワイドラトゥール 74 牝4 56 01:32.6 74 0 0 0 0
12 5 ラヴェル 74 牝5 56 01:32.7 73 0 0 1 0
13 4 サフィラ 72 牝4 56 01:32.8 72 0 0 0 0
14 14 マサノカナリア 72 牝4 56 01:32.9 71 0 0 1 0
15 13 ビヨンドザヴァレー 72 牝5 56 01:32.9 71 0 0 1 0
16 10 ボンドガール 71 牝4 56 01:33.0 70 0 0 1 0
17 15 ソーダズリング 67 牝5 56 01:33.3 67 0 0 0 0
- 6 ミアネーロ 0 牝4 56 00:00.0 0 0 0 0 0
展開図
今週のトラックバイアス
新潟
フラット
ダート
フラット
先週と同じ想定 3日前
東京
フラット
ダート
フラット
先週と同じ想定 3日前
京都
フラット
ダート
フラット
先週と同じ想定 3日前
ヴィクトリアマイル
過去5年のトラックバイアス
2025
5/18(日)東京
フラット
馬場が乾く過程
2024
5/12(日)東京
フラット
コース替りもフラット
2023
5/14(日)東京
フラット
芝Bコース替
2022
5/15(日)東京
フラット
芝Bコース替
2021
5/16(日)東京
ややイン有利
芝Bコース替
2020
5/17(日)東京
ややイン有利
芝Bコース替
2019
5/12(日)東京
フラット
芝Bコース替

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