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【日本ダービー】
東京コース2400mの特徴

日本ダービー(東京優駿) 1932年(昭和7年)にイギリスのクラシック競走であるダービーステークスを範して創設された日本で最も古くから同一条件で開催されている競走の一つである。毎年5月末頃に開催され春の皐月賞、秋の菊花賞とともに牡馬の三冠競走を構成する。

出走資格は3歳の牡馬・牝馬の競走馬だけに与えられ、騸馬(去勢された牡馬)は出走権がない。また、未出走馬・未勝利馬も出走できない。牝馬も出走可能だが前週に優駿牝馬(オークス)があるため、出走することは稀である。

日本の3歳(旧4歳)馬の代表決定戦であり、日本の全てのホースマンが憧れる最高の舞台である。騎手にとっては本競走を制すと晴れてダービージョッキーの仲間入りを果たすことができる。

1973年(昭和48年)までは日本国内の最高賞金額で、名実ともに日本最大最高の競走だった。現在は賞金額においては国際招待競走であるジャパンカップ、全ての馬に出走権のある有馬記念に次ぐ3番目となっている。2010年(平成22年)から国際格付けで最高格となるGIとなる。

2021年「日本ダービー」出馬表

25/1/19 (日) 東京優駿(GⅠ)/東京/定量/2400m(左・芝)

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2021年「日本ダービー」の前哨戦分析

本日14時に枠順が発表されましたので、最新の予想オッズを発表します。

馬番馬名年齢斤量騎手予想オッズ
1エフフォーリア牡357.0kg横山武史1.7
2ヴィクティファルス牡357.0kg池添謙一75.4
3タイムトゥヘヴン牡357.0kg石橋脩175.1
4レッドジェネシス牡357.0kg横山典弘37.1
5ディープモンスター牡357.0kg武豊20.2
6バジオウ牡357.0kg大野拓弥110.7
7グラティアス牡357.0kg松山弘平73.3
8ヨーホーレイク牡357.0kg川田将雅35
9ラーゴム牡357.0kg浜中俊90.6
10シャフリヤール牡357.0kg福永祐一9.2
11ステラヴェローチェ牡357.0kg吉田隼人28.2
12ワンダフルタウン牡357.0kg和田竜二18.3
13グレートマジシャン牡357.0kg戸崎圭太15.1
14タイトルホルダー牡357.0kg田辺裕信19.7
15アドマイヤハダル牡357.0kgM.デムーロ47.1
16サトノレイナス牝355.0kgC.ルメール4.5
17バスラットレオン牡357.0kg藤岡佑介65.6

今週は、フルゲート18頭に対してぴったり18頭の出走登録馬があった競馬の祭典日本ダービー(2021年)の予想について解説する。

 

皐月賞を圧勝したエフフォーリア(横山武)が人気になりそうだが、桜花賞2着馬サトノレイナスなども出走し、例年以上の盛り上がりを見せる。

 

そこで、競馬理論の競馬予想では、日本ダービーの出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

 

皐月賞組

1着のエフフォーリア(横山武)・2着のタイトルホルダー(田辺裕信)・3着のステラヴェローチェ(吉田隼人)・4着のアドマイヤハダル(ミルコ・デムーロ)・5着のヨーホーレイク(岩田望)・6着のグラティアス(松山弘平)・7着のディープモンスター(武豊)・9着のヴィクティファルス(池添謙一)・13着のラーゴム(浜中俊)・15着のダノンザキッド(川田将雅)の合計10頭が出走登録している。

 

エフフォーリア

皐月賞の勝利という結果は、好位のインを追走する展開に恵まれたことも確かだが、2着に3馬身もの差をつけたことは立派である。

 

また、エフフォーリアは、共同通信杯において、後の毎日杯馬シャフリヤールに2馬身半もの差をつけて、快勝している。

 

よって、日本ダービーの予想においては、4戦4勝と能力的にも底を見せていないエフフォーリアに本命級の高い評価を与えて当然である。

 

タイトルホルダー

皐月賞の2着という結果は、早め先頭で自ら勝ちに行く競馬で粘り込んだものだが、前が残りやすい展開に恵まれたものでもある。

 

なお、タイトルホルダーは、弥生賞において、楽に逃げる展開に恵まれたとはいえども、後のNHKマイルカップ馬シュネルマイスターを破っている。

 

よって、日本ダービーの予想においては、楽に先行する展開の助けがあるようであれば、タイトルホルダーの粘り込みにも注意を払うべきである。

 

ステラヴェローチェ・アドマイヤハダル

皐月賞の好走は、内で脚をためるロスのない競馬に恵まれたものであり、着順ほどの価値はない。

 

よって、日本ダービーの予想において、ステラヴェローチェ及びアドマイヤハダルが好走するためには、内枠を引いてロスのない競馬をするなど、かなりの展開の助けが必要と判断すべきである。

 

ヨーホーレイク・グラティアス・ディープモンスター

皐月賞の敗戦は、前残りの展開で脚を余しただけであり、エフフォーリアを除く上位馬とは、レース内容としては互角以上である。

 

なお、ヨーホーレイク及びグラティアスは、4コーナーで接触する不利を受けてのものであり、ディープモンスターは、かなり外を回らされてのものであった。

 

よって、日本ダービーの予想においては、外の差しが届く展開になるようであれば、ヨーホーレイク、グラティアス及びディープモンスターの差し脚にも注目すべきである。

 

ヴィクティファルス・ラーゴム

皐月賞のレース内容は見所がなかった。

 

よって、日本ダービーの予想においては、ヴィクティファルス及びラーゴムに高い評価は不要である。

 

ダノンザキッド

皐月賞の敗戦は、4コーナーでいっぱいになってしまっており、見せ場すらなかった。

ただし、ダノンザキッドは、東京スポーツ杯及びホープフルステークスで、タイトルホルダーを寄せ付けなかったように、能力的には通用するはずである。

 

なお、ダノンザキッドは、弥生賞でこそ、超スローペースでタイトルホルダーに先着を許してしまったが、ゴール前でシュネルマイスターに迫った。

 

よって、日本ダービーの予想においては、能力さえ発揮できれば、ダノンザキッドの巻き返しもあり得ると判断すべきである。

 

青葉賞組

1着のワンダフルタウン(和田竜二)が出走を予定している。

 

ワンダフルタウン

青葉賞の勝利という結果は、休み明けで日本ダービーと同じ舞台で勝利したことは立派だが、先行争いの直後の馬群の切れたとこのインという最高の位置を確保する展開に恵まれたものでもある。

 

よって、日本ダービーの予想においては、ワンダフルタウンに押さえ程度の評価を与えれば十分で、過剰に人気になるようであれば評価を下げるべきである。

 

プリンシパルステークス組

1着のバジオウが出走登録している。

 

バジオウ

プリンシパルステークスの勝利という結果は、内から楽に先行する展開に恵まれたものである。

 

なお、バジオウは、セントポーリア賞で、グレートマジシャンに完敗している。

 

よって、日本ダービーの予想においては、バジオウに高い評価は不要である。

 

京都新聞杯組

1着のレッドジェネシス(横山典弘)が出走を予定している。

 

レッドジェネシス

 

京都新聞杯の勝利という結果は、中団のラチ沿いで脚をためる展開と一線級不在の弱いメンバー構成に恵まれたものである。

 

よって、日本ダービーの予想においては、かなりのメンバー強化を考慮すると、レッドジェネシスに高い評価は不要である。

 

毎日杯組

1着のシャフリヤール(福永祐一)・2着のグレートマジシャン(戸崎圭太)の合計2頭が出走登録している。

 

シャフリヤール

毎日杯の勝利という結果は、好位の馬群の中で脚をためて、従来のレコードを0秒5も更新する強い内容であった。

 

なお、シャフリヤールは、共同通信杯でエフフォーリアに敗れてしまったが、スローペースで位置取りの差が出たものであり、2馬身の着差ほどの能力差があったわけではない。

よって、日本ダービーの予想においては、シャフリヤールにもそれなりの高い評価を与えるべきである。

 

グレートマジシャン

毎日杯の2着という結果は、外を回らされた分だけシャフリヤールに届かなかったが、レース内容としては互角である。

 

なお、グレートマジシャンは、セントポーリア賞において、後のプリンシパルステークス馬バジオウに楽勝している。

 

よって、日本ダービーの予想においては、グレートマジシャンにも、シャフリヤールと互角またはそれ以上の評価を与えるべきである。

 

桜花賞組

2着のサトノレイナス(ルメール)が出走を予定している。

 

サトノレイナス

桜花賞の2着という結果は、スタートで出負けして大外から追い込んだがクビ差だけ届かなかったものであり、コース取りの差を考えると負けて強しの内容であった。

 

サトノレイナスにとって問題は、牡馬相手でも通用するかどうかだが、NHKマイルカップでソングラインが2着に好走していることを考えると、通用する可能性は高い。

 

よって、日本ダービーの予想においては、外の差しが届く展開や馬場になるようであれば、サトノレイナスが牡馬相手でも差し切る可能性が高まると判断すべきである。

 

以上、日本ダービーに出走登録している有力各馬の能力を分析した。

 

この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、日本ダービー(2021年)の最終的な予想を決断する。

 

教えてマスターQ&A 日本ダービー編

2021年日本ダービーに関する以下の質問に予想屋マスターが 【教えてマスターQ&A・日本ダービー・2021】で答えています。こちらの記事とあわせてご覧ください。

主な出走馬

馬名

前走

馬名

前走

エフフォーリア

皐月賞 (G1) 1

ステラヴェローチェ

皐月賞 (G1) 3

サトノレイナス

桜花賞 (G1) 2

タイトルホルダー

皐月賞 (G1) 2

シャフリヤール

毎日杯 (G3) 1

ヨーホーレイク

皐月賞 (G1) 5

バスラットレオン

ニュージーランド T(G2) 1

グラティアス

皐月賞 (G1) 6

レッドジェネシス

京都新聞杯 (G2) 1

ヴィクティファルス

皐月賞 (G1) 9

グレートマジシャン

毎日杯 (G3) 2

ラーゴム

皐月賞 (G1) 13

ワンダフルタウン

青葉賞 (G2) 1

タイムトゥヘヴン

NHK マイル C(G1)6

ダノンザキッド

皐月賞 (G1) 15

アドマイヤハダル

皐月賞 (G1) 4

ディープモンスター

皐月賞 (G1) 7

バジオウ

プリンシパル S(L)1

過去10年の連対馬一覧表

年度

馬番

馬名

人気

騎手

2020

1

5

コントレイル

1

福永祐

2

12

サリオス

2

レー

3

6

ヴェルトライゼンデ

10

池添謙

2019

1

1

ロジャーバローズ

12

浜中俊

2

7

ダノンキングリー

3

戸崎圭

3

13

ヴェロックス

2

川田将

2018

1

17

ワグネリアン

5

福永祐

2

12

エポカドーロ

4

戸崎圭

3

7

コズミックフォース

16

石橋脩

2017

1

12

レイデオロ

2

ルメ

2

4

スワーヴリチャード

3

四位洋

3

18

アドミラブル

1

デム

2016

1

3

マカヒキ

3

川田将

2

8

サトノダイヤモンド

2

ルメ

3

1

ディーマジェスティ

1

蛯名正

2015

1

14

ドゥラメンテ

1

デム

2

1

サトノラーゼン

5

岩田康

3

11

サトノクラウン

3

ルメ

2014

1

2

ワンアンドオンリー

3

横山典

2

13

イスラボニータ

1

蛯名正

3

3

マイネルフロスト

12

松岡正

2013

1

1

キズナ

1

武豊

2

9

エピファネイア

3

福永祐

3

3

アポロソニック

8

勝浦正

2012

1

10

ディープブリランテ

3

岩田康

2

11

フェノーメノ

5

蛯名正

3

14

トーセンホマレボシ

7

ウィ

2011

1

5

オルフェーヴル

1

池添謙

2

1

ウインバリアシオン

10

安藤勝

3

7

ベルシャザール

8

後藤浩

 

 

Q1:内枠先行馬が有利?

最近だと1枠1番で2番手追走で12番人気のロジャーバローズが勝った2019年が記憶に残っています。今年も内枠 先行馬に注意した方がいいですか?

Q2:皐月賞上位組の評価

皐月賞はオンラインセミナーがあり視聴していたのですが、雨の後で馬場読みにマスターも苦戦していたと思います。振り返るとどういう馬場だったと思いますか?また、皐月賞上位組(1着エフフォーリア、2着タイトルホルダー、3着ステラヴェローチェ、4着アドマイヤハダル、5着ヨーホーレイク、6着グラティアス、7着ディープモンスター)でエフフォーリアを逆転出来そうな馬はいるでしょうか?

Q3:ダノンザキッドの敗因

皐月賞で、1番人気のダノンザキッドは15着となりました。スタートも良く積極的な競馬でしたが、4コーナー前からどんどん下がっていきました。ホープフルSではタイトルホルダーにもヨーホーレイクにも完勝したように見えましたが、何故大敗したのでしょうか?パドックで発汗が凄かったと言われていますが、関係はあるのでしょうか?

Q4:毎日杯組の評価

毎日杯の勝ち馬シャフリヤールは一瞬詰まりそうになりましたが内を突いて勝ち、外を走ったグレートマジシャンが2着でした。シャフリヤールは共同通信杯でスローペースで外から追い込んで3着ですが、マスターはどちらの馬を上に取りますか?現時点でオッズを見るとエフフォーリア1強ですが、この2頭はエフフォーリアの相手筆頭になりますか?またセントポーリア賞では1着グレートマジシャン、2着バジオウでしたが、バジオウはプリンシパルS(L)で勝ちました。今回バスラッドレオンやタイトルホルダーもいますが、バジオウはどうでしょうか?

Q5:青葉賞組は勝てない?

青葉賞はワンダフルタウンがキングストンボーイとの接戦の上勝ちました。ワンダフルタウンは休み明けで体調が万全ではなかったとのことです。キングストンボーイはレベルが高いと言われている共同通信杯で4着でした。青葉賞組はダービーでは勝てないと言われているみたいですが、今年のワンダフルタウンはどうでしょうか?

Q6:サトノレイナスのダービー参戦

桜花賞2着のサトノレイナスは、最後の直線はまだ後方にいて前は壁になっていましたが、抜けて大外を伸びてソダシに迫りました。今回初の牡馬対戦ですが、レースレコードが出たことを考えると、桜花賞のレベルは高く、ダービーでも通用するとみていいのでしょうか?NHKマイルCで牝馬ソングライン(不利ありで桜花賞15着)は僅差で2着でしたが、物差しになりますか?

Q7:ダービーで一番重要な予想のファクターは?

今回のダービーで一番重要な予想のファクターはなんですか? それとマスターの的中率が高いのはよく存じてる上で、毎年ダービーは比較的硬い予想をしているように思えます。その反面最終の目黒記念はかなり攻めた予想で自分もこの10年で3度ほど大きな高配当をいただきました。同日行われる競争で100メートルしか距離が違わないのに全く違うレースになるような気がします。是非目黒記念の予想もお願いします。それと椎名さんにお願いです。是非キッチンカー大井町にも来てください。マスターの地元ですから♪

Q8:負けた時のメンタル回復方法

2018年のダービーで、エタリオウがゴール前届かず4着で、コズミックフォースが3着に残ったことで3連複がとれませんでした。ショックが大きくて半年ほど馬券を買えなかったです。マスターと椎名さんは、僅差で高配当を逃した時、又は負けが続いた時、どうやってメンタルを回復していますか?

 

昨年の「日本ダービー」レース結果

開催日:2024/05/26

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着順 馬番 馬名 MI 性別 馬齢 斤量 タイム KP BP AP TP
1 5 ダノンデサイル 83 3 57 02:24.3 84 0
0
0
-1
2 15 ジャスティンミラノ 81 3 57 02:24.7 80 0
0
1
0
3 13 シンエンペラー 79 3 57 02:24.9 78 0
0
1
0
4 1 サンライズアース 78 3 57 02:25.0 77 0
0
1
0
5 2 レガレイラ 77 3 55 02:25.0 77 0
0
0
0
6 6 コスモキュランダ 77 3 57 02:25.1 76 0
0
1
0
7 11 シュガークン 74 3 57 02:25.2 75 0
0
0
-1
8 18 エコロヴァルツ 74 3 57 02:25.2 75 0
0
0
-1
9 12 シックスペンス 74 3 57 02:25.3 74 0
0
0
0
10 3 ジューンテイク 74 3 57 02:25.3 74 0
0
0
0
11 8 アーバンシック 74 3 57 02:25.4 73 0
0
0
1
12 10 サンライズジパング 73 3 57 02:25.4 73 0
0
0
0
13 14 ゴンバデカーブース 72 3 57 02:25.5 72 0
0
0
0
14 9 ダノンエアズロック 71 3 57 02:25.6 71 0
0
0
0
15 17 ショウナンラプンタ 72 3 57 02:25.6 71 0
0
0
1
16 7 ミスタージーティー 72 3 57 02:25.6 71 0
0
0
1
17 4 ビザンチンドリーム 70 3 57 02:25.8 69 0
0
0
1
- 16 メイショウタバル 0 3 57 00:00.0 0 0
0
0
0

展開図

今週のトラックバイアス

1/18(土)1/19(日)京成杯・日経新春杯※更新をお待ちください

中山
フラット
ダート
フラット
昨日と同じ想定
25/1/13 08:08 更新
中京
ややイン有利
ダート
フラット
昨日と同じ想定
25/1/13 08:08 更新
イン有利→ややイン有利→外回イン有利※→フラット→外有利 ※外を回り過ぎてインが有利の状態
日本ダービー
過去5年のトラックバイアス
2024
5/26(日)東京
フラット
コース替りもフラット
2023
5/28(日)東京
フラット
芝Cコース替
2022
5/29(日)東京
フラット
芝Cコース替
2021
5/30(日)東京
フラット
芝Cコース替
2020
5/31(日)東京
ややイン有利
芝Cコース替
2019
5/26(日)東京
イン有利
芝Cコース替

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