
逃げ・先行馬が有利で、極端に枠順の有利不利はないが、若干内枠が有利。なお、今年の大阪杯は、今までのコース替りの週と異なり、先週までと同じコースで行われるので、例年よりは外枠や差し馬が不利とならない可能性も。

今週は、フルゲート16頭に対して16頭ぴったりの出走登録馬があった大阪杯(2026年)の予想について解説する。大阪杯は、マスカレードポールの回避こそ残念だが、ドバイ戦争による影響で海外遠征が減り、国内の一線級が勢揃いの豪華メンバーとなった。能力差はあるものの、阪神2000mは器用さが求められるコースでもあり、波乱もあり得る。そこで、競馬理論の競馬予想では、大阪杯の出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。
有馬記念組
ダノンデザイル
有馬記念の3着は、ミュージアムマイルにこそ力負けであったが、いつもより位置取りが悪い後方の外目追走からよく追い込んだ。なお、ダノンデザイルは、スローペースの好位のインを追走する展開に恵まれたとはいえ、日本ダービー馬であり、その後も一線級相手と差のない競馬を繰り返している。よって、大阪杯においては、ダノンデザイルにもそれなりの高い評価を与えるべきである。
メイショウタバル
有馬記念の13着は、逃げる自分の競馬ができなかったため、度外視可能である。また、メイショウタバルは、天皇賞秋において、超スローペースで逃げながらもキレ負けしてしまった。ただし、メイショウタバルは、同じ阪神コースで行われた宝塚記念を圧勝しており、気分よく逃げて後続に脚を使わせる競馬をすれば一線級相手でも通用する。よって、大阪杯においてメイショウタバルが好走するためには、楽に先行して自分の競馬ができるかどうかにかかっている。
ジャパンカップ組
クロワデュノール
ジャパンカップの4着は、凱旋門賞帰りで体調が万全ではない中で、ハイペースを早め先頭で押し切る横綱競馬を狙ってのものであり、上位2頭とは着差ほどの差があったわけではない。なお、クロワデュノールは、後に天皇賞秋を制し、ジャパンカップ2着で現役最強ともいえるマスカレードポールを日本ダービーで破っているように、能力的には現役屈指である。よって、大阪杯においては、クロワデュノールの巻き返しの可能性は高いと判断すべきである。
中山記念組
レーベンスティール
中山記念の勝利は、開幕週の馬場で好位のインを追走する展開に恵まれたにせよ、2着に2馬身近い差は立派である。なお、レーベンスティールは、オールカマーでも強い競馬をしている一方で、人気を裏切っての惨敗も多い。よって、大阪杯においては、内枠を引いて好位のインを追走する競馬ができるかどうかで、レーベンスティールの取捨を決めるべきである。
エコロヴァルツ
中山記念の3着は、スローペースを早め先頭から粘り込みを狙ったが、上位2頭には伸び負けてしまった。なお、エコロヴァルツは、去年の大阪杯の3着馬だが、去年は海外遠征で一線級不在の弱いメンバー構成に恵まれた。よって、大阪杯においてエコロヴァルツが好走するためには、楽に先行してロスのない競馬ができるなどかなりの展開の助けが必要である。
サンストックトン
中山記念の敗戦は見どころがなかった。また、この2頭は、その前もG1で通用する走りをしていない。よって、大阪杯においては、サンストックトンに高い評価は不要である。
オニャンコポン
中山記念の敗戦は見どころがなかった。また、この2頭は、その前もG1で通用する走りをしていない。よって、大阪杯においては、オニャンコポンに高い評価は不要である。
セイウンハーデス
中山記念の12着は、ジャパンカップで悪い癖がついたせいで折り合いがつかずに逃げてしまい、ゴール前で歩いてしまった。ただし、セイウンハーデスは、天皇賞秋でもスローペースながら追い込んで差のない競馬をしている上に、ドゥラドーレスを破ってのエプソムカップ勝ちの実績がある。よって、大阪杯においては、折り合いさえつけば、セイウンハーデスも好走可能である。
アメリカジョッキークラブ組
ショウヘイ
アメリカジョッキークラブの勝利は、2着に1馬身半差は立派だが、縦長の展開で後続の人気馬の仕掛け遅れにも恵まれた。また、ショウヘイは、日本ダービー3着馬だが、イン有利のトラックバイアスで好位のインを追走する展開に恵まれており、着順ほどレース内容の価値は高くない。よって、大阪杯においてショウヘイが好走するためには、好位のインでロスのない競馬をするなど展開とトラックバイアスの助けが必要である。
マテンロウレオ
アメリカジョッキークラブの4着は、ショウヘイを見る形から同じような脚しか使えておらず、力負けであった。また、マテンロウレオは、競馬が上手であるものの、G2やG3でも勝ちきれていない。よって、大阪杯においては、さらなるメンバー強化を考慮すると、マテンロウレオにも高い評価は不要である。
小倉大賞典組
タガノデュード
小倉大賞典の勝利は、楽に逃げたケイアイセナを差し切ったことは立派だが、ローカルの重賞のかなり弱いメンバー構成に恵まれた。なお、タガノデュードは、3勝クラスを勝ちあがるまでに時間を要しているように、G1では荷が重い。よって、大阪杯においては、タガノデュードに高い評価は不要である。
鳴尾記念組
デビットバローズ
鳴尾記念の勝利は、好位追走から抜け出したが、G1の狭間の弱いメンバー構成に恵まれた。また、デビットバローズは、それ以前のレースを見ても、G1で通用するレベルの走りをしていない。よって、大阪杯においては、デビットバローズに高い評価は不要である。
京都記念組
ヨーホーレイク
京都記念の7着は、後方の内目追走から伸びを欠いており、見せ場すらなかった。また、ヨーホーレイクは、去年の大阪杯3着馬だが、今年よりもかなり弱いメンバー構成と後方で一か八かで脚をためる展開がハマったものであり、レース内容の価値は高くない。よって、大阪杯においては、去年よりもかなりのメンバー強化を考慮すると、ヨーホーレイクに高い評価は不要である。
まとめ
実績的には2頭のダービー馬ダノンデザイル・クロワデュノールが上。阪神の小回りと前が残りやすいトラックバイアスを考えると、メイショウタバルやショウヘイあたりも差がない。この4頭が基本的には有力だが、伏兵陣も多彩で波乱には注意を払いたい。以上、大阪杯に出走登録している有力各馬の能力を分析した。この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、大阪杯(2026年)の最終的な予想を決断する。
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開催日:2025/04/06
| 着順 ↕ | 馬番 ↕ | 馬名 ↕ | mi ↕ | 性齢 ↕ | 斤量 ↕ | タイム ↕ | 基 ↕ | KP ↕ | BP | AP | TP |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 5 | ベラジオオペラ | 82 | 牡5 | 58 | 01:56.2 | 83 | 0 | -1 | 0 | 0 |
| 2 | 13 | ロードデルレイ | 82 | 牡5 | 58 | 01:56.4 | 81 | 0 | 1 | 0 | 0 |
| 3 | 7 | ヨーホーレイク | 79 | 牡7 | 58 | 01:56.5 | 80 | 0 | -1 | 0 | 0 |
| 4 | 14 | エコロヴァルツ | 80 | 牡4 | 58 | 01:56.5 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 5 | 2 | ホウオウビスケッツ | 78 | 牡5 | 58 | 01:56.6 | 79 | 0 | -1 | 0 | 0 |
| 6 | 6 | ジャスティンパレス | 80 | 牡6 | 58 | 01:56.6 | 79 | 0 | 1 | 0 | 0 |
| 7 | 10 | シックスペンス | 79 | 牡4 | 58 | 01:56.6 | 79 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 8 | 1 | ボルドグフーシュ | 76 | 牡6 | 58 | 01:56.8 | 77 | 0 | -1 | 0 | 0 |
| 9 | 9 | コスモキュランダ | 77 | 牡4 | 58 | 01:56.8 | 77 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 10 | 4 | ソールオリエンス | 75 | 牡5 | 58 | 01:56.9 | 76 | 0 | -1 | 0 | 0 |
| 11 | 3 | ラヴェル | 75 | 牝5 | 56 | 01:56.9 | 76 | 0 | -1 | 0 | 0 |
| 12 | 8 | カラテ | 74 | 牡9 | 58 | 01:57.1 | 74 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 13 | 12 | ステレンボッシュ | 73 | 牝4 | 56 | 01:57.3 | 72 | 0 | 1 | 0 | 0 |
| 14 | 11 | デシエルト | 73 | 牡6 | 58 | 01:57.7 | 68 | 0 | 0 | 3 | 2 |
| 15 | 15 | アルナシーム | 62 | 牡6 | 58 | 01:58.3 | 62 | 0 | 0 | 0 | 0 |

過去5年のトラックバイアス
4/6(日)阪神
コース替り芝はほんの少しイン有利
3/31(日)阪神
Bコース替り
4/2(日)阪神
4/3(日)阪神
4/3(土)阪神
4/5(日)阪神
芝Bコース替
3/31(日)阪神
芝Bコース替
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