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【東京新聞杯】
作成日: 2022/02/01 更新日: 2023/02/13

記事と併せて動画もご覧ください

東京コース1600mの特徴

東京新聞杯 1951年に、5歳(現4歳)以上の別定重賞競走、東京盃として創設、第1回は東京競馬場の芝2400mで施行された。

1966年には中日新聞東京本社から優勝杯を贈呈される事を機に東京新聞盃に改名、1968年には東京競馬場の改修工事により中山競馬場の芝2200m、1969年・1970年の2年間は積雪の影響で東京競馬場のダート2100mで施行され、翌年からは芝2000mとなり、1984年から現在の芝1600mで施行されるようになり、2004年からは国際競走に指定された。

本競走は高松宮記念、ヴィクトリアマイル、安田記念へと続く古馬短距離路線の関東における開幕戦として位置付けられており、過去の優勝馬にはギャロップダイナ、トロットサンダー、キングヘイロー、アドマイヤコジーン、ハットトリック、スズカフェニックス、ローレルゲレイロといった短距離・マイルGI競走優勝馬が名を連ねる。

また、現行の芝1600mになる以前の当競走優勝馬にはオートキツ、ハクチカラ、コマツヒカリ、タケシバオー、アカネテンリュウ、モンテプリンスといった旧八大競走優勝馬が名を連ねている。

出走資格は、サラ系4歳(旧5歳)以上のJRA所属の競走馬及び外国調教馬(8頭まで)である。

負担重量は4歳以上56kg、牝馬は2kg減を基本とし、

日本調教馬は収得賞金額が3,000万円を超過した馬は超過額が2,000万円毎に1kg増。
外国調教馬はGI優勝馬は5kg増、GII優勝馬は3kg増、GIII優勝馬は1kg増。ただし2歳時の成績を除く。

以上のように課せられる。

2022年「東京新聞杯」出馬表

24/12/22 (日) 東京新聞杯(GⅢ)/東京/別定/1600m(左・芝)

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2022年「東京新聞杯」の前哨戦分析

 

今週は、フルゲート16頭に対して22頭ものの出走登録があった東京新聞杯(2022年)の予想について解説する。

 

東京新聞杯は、2022年のマイルG1戦線を目指す上がり馬が数多く出走を予定しており、注目を集める。

 

東京新聞杯では、連覇を狙うカラテ(菅原明)と4歳牝馬ファインルージュ(ルメール)の2頭が人気になりそうだが、伏兵も多彩で波乱もありうる。

 

そこで、競馬理論の競馬予想では、東京新聞杯の出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

 

秋華賞組

2着のファインルージュ(ルメール)が出走登録している。

 

ファインルージュ

秋華賞の2着という結果は、直線で大外から上がりナンバーワンの脚を使ってアカイトリノムスメに半馬身差まで迫っており、負けて強しの内容であった。

 

また、ファインルージュは、フェアリーステークスの勝利や桜花賞で3着の実績があり、マイルへの距離短縮はプラスに働きそうである。

 

よって、東京新聞杯の予想においては、牡馬相手であっても、ファインルージュに本命級のかなり高い評価を与えるべきである。

 

阪神カップ組

2着のホウオウアマゾン(坂井瑠星)・9着のケイデンスコール(石橋脩)の合計2頭が出走を予定している。

 

ホウオウアマゾン

阪神カップの2着という結果は、G2してはレベルの高いメンバーを考えると立派だが、イン有利の馬場で好位のインを追走する展開に恵まれた感もある。

 

また、ホウオウアマゾンは、スワンステークス及びマイルチャンピオンシップでも好走しているが、いずれも楽に逃げる展開に恵まれた。

 

よって、東京新聞杯の予想においては、ホウオウアマゾンにもそれなりの評価を与えるべきだが、勝ち切るためには楽に先行するなど展開の助けが必要と判断すべきである。

 

<h3ケイデンスコール

 

阪神カップの9着という結果は、後方から脚を使っただけで、見所がなかった。

 

なお、ケイデンスコールは、2021年のこの時期には、京都金杯1着、中山記念2着、マイラーズカップ1着と充実著しかった。

 

よって、東京新聞杯の予想においては、ケイデンスコールの実績に経緯を表しつつも、近走の冴えない走りから、押さえ程度の評価を与えれば十分と判断すべきである。

 

ニューイヤーステークス組

1着のカラテ(菅原明)・7着のタイムトゥヘヴン(大野拓弥)・15着のトラインの合計3頭が出走登録している。

 

カラテ

ニューイヤーステークスの勝利という結果は、2・3着馬が先行した2頭の前残りの展開を、58キロの斤量を背負って外から差し切っており、着差以上に強い内容であった。

 

また、カラテは、安田記念こそ惨敗を喫してしまったが、去年の勝ち馬であり、実績的にも能力的にもこのメンバーならば上位である。

 

よって、東京新聞杯の予想においては、カラテの連覇の可能性もあり得ると判断すべきである。

 

タイムトゥヘヴン

ニューイヤーステークスの7着という結果は、前残りの展開で出遅れた上に終始外を回らさたが、カラテには力負けであった。

 

よって、東京新聞杯の予想においては、タイムトゥヘヴンに高い評価は不要である。

 

トライン

ニューイヤーステークスのレース内容は見所がなかった。

 

よって、東京新聞杯の予想においては、トラインに高い評価は不要である。

 

ターコイズステークス組

8着のマルターズディオサ(松岡正海)・14着のドナアトラエンテ(ミルコ・デムーロ)の合計2頭が出走登録している。

 

マルターズディオサ

ターコイズステークスの8着という結果は、外から被されてしまい能力を発揮できなかった。

 

なお、マルターズディオサは、外から被されなければ、阪神カップ2着や府中牝馬ステークス3着の実績がある。

 

よって、東京新聞杯の予想においては、マルターズディオサが好走するためには外枠を引いて被されない競馬ができるかどうかにかかっていると判断すべきである。

 

ドナアトラエンテ

ターコイズステークスの14着という結果は、全く見所がなかった。

 

よって、東京新聞杯の予想においては、ドナアトラエンテに高い評価は不要である。

 

キャピタルステークス組

1着のプリンスリターン(横山武)・3着のアオイクレアトール(内田博幸)の合計2頭が出走を予定している。

 

プリンスリターン

キャピタルステークスの勝利という結果は、一線級不在のメンバー構成とはいえ、2着に1馬身半もの差をつけており、力の違いを見せつけた。

 

なお、プリンスリターンは、OP特別を3連勝中と着実に力をつけている。

 

よって、東京新聞杯の予想においては、急激なメンバー強化であっても、プリンスリターンにも注意を払うべきである。

 

アオイクレアトール

キャピタルステークスの3着という結果は、初のオープン戦という意味ではよく走ったが、プリンスリターンには力負けであった。

 

よって、東京新聞杯の予想においては、アオイクレアトールに高い評価は不要である。

 

マイルチャンピオンシップ組

7着のダーリントンホール・9着のカテドラル(戸崎圭太)が出走登録している。

 

ダーリントンホール

マイルチャンピオンシップの7着という結果は、一線級相手に大きくは負けていないが、目立った走りをしたわけでもない。

 

なお、ダーリントンホールは、富士ステークスでも5着まで追い込んでおり、徐々に復調気配をうかがわせている。

 

よって、東京新聞杯の予想においては、ダーリントンホールにも多少の注意を払うべきである。

 

カテドラル

マイルチャンピオンシップの9着という結果は、着順ほど大きく負けたわけではないが、見せ場があったわけでもない。

 

なお、カテドラルは、京成杯オータムハンデキャップを制しているだけでなく、G3で3度も2着の実績があり、G1以外であれば堅実に脚を使っている。

 

よって、東京新聞杯の予想においては、差しが届く展開になるようであれば、カテドラルにもそれなりの高い評価を与えるべきである。

 

京都金杯組

7着のヴェロックス(三浦皇成)・10着のシュリ(秋山真一郎)・13着のトーラスジェミニ・16着のディアンドル(石川裕紀人)の合計4頭が出走を予定している。

 

ヴェロックス

京都金杯の7着という結果は、終始外を回らされた割には負けていないが、見せ場があったわけでもない。

 

よって、東京新聞杯の予想においては、ヴェロックスに展開の助けがあったときの押さえ程度の評価を与えれば十分である。

 

シュリ・トーラスジェミニ・ディアンドル

京都金杯のレース内容は見所がなかった。

 

よって、東京新聞杯の予想においては、シュリ、トーラスジェミニ及びディアンドルに高い評価は不要である。

 

以上、東京新聞杯に出走登録している有力各馬の能力を分析した。

 

この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、東京新聞杯(2022年)の最終的な予想を決断する。

 

過去10年の連対馬一覧表

年度

馬番

馬名

馬齢

人気

騎手

2021

1

10

カラテ

5

5

菅原明

2

4

カテドラル

5

12

田辺裕

3

11

シャドウディーヴァ

5

3

岩田康

2020

1

1

プリモシーン

5

4

デム

2

12

シャドウディーヴァ

4

6

岩田康

3

13

クリノガウディー

4

5

横山 典

2019

1

2

インディチャンプ

4

1

福永祐

2

6

レッドオルガ

5

6

北村友

3

1

サトノアレス

5

4

柴山雄

2018

1

8

リスグラシュー

4

3

武豊

2

3

サトノアレス

4

5

柴山雄

3

15

ダイワキャグニー

4

2

横山典

2017

1

2

ブラックスピネル

4

3

デム

2

5

プロディガルサン

4

5

田辺裕

3

7

エアスピネル

4

1

武豊

2016

1

6

スマートレイアー

6

5

吉田隼

2

3

エキストラエンド

7

6

岩田康

3

10

マイネルアウラート

5

11

柴田大

2015

1

6

ヴァンセンヌ

6

3

福永祐

2

13

アルフレード

6

9

柴山雄

3

10

フルーキー

5

1

岩田康

2014

1

7

ホエールキャプチャ

6

8

蛯名正

2

11

エキストラエンド

5

3

デム

3

12

クラレント

5

5

川田将

2013

1

5

クラレント

4

2

岩田康

2

1

ダイワマッジョーレ

4

5

丸田恭

3

8

トライアンフマーチ

7

4

横山典

2012

1

5

ガルボ

5

8

石橋脩

2

6

コスモセンサー

5

4

蛯名正

3

7

ヒットジャポット

5

7

後藤浩

出走登録馬

馬名

馬齢

前走

馬名

馬齢

前走

ファインルージュ

4

秋華賞(G1)2

ドナアトラエンテ

6

ターコイズS(G3)14

ホウオウアマゾン

4

阪神カップ(G2)2

タイムトゥヘヴン

4

ニューイヤーS(L)7

カラテ

6

ニューイヤーS(L)1

グランデマーレ

5

ニューイヤーS(L)2

マルターズディオサ

5

ターコイズS(G3)8

アオイクレアトール

5

キャピタルS(L)3

プリンスリターン

5

キャピタルS(L)1

イルーシヴパンサー

4

ノベンバーS3勝クラス)

1

ケイデンスコール

6

阪神C(G2)9

ゴールデンシロップ

4

秋色S(3勝クラス)1

カテドラル

6

マイルチャンピオンS(G1)9

ヴァンランディ

6

ディセンバーS(L)2

Q1:東京芝1,600mの特徴

東京芝1,600mの特徴を教えてください。過去データを見ると1番人気が勝つことが 少ないのですが、冬の芝は他の季節に比べて荒れることが多いのでしょうか?

 

Q2:ファインルージュの評価

秋華賞(G1)2番人気2着のファインルージュがについて。秋華賞では後方から2着まで追い込みました。オークスで4番人気11着となりましたが、オークス以外は連対していて安定感がある印象です。オークスの敗因が距離だとすれば、今回のマイル戦、今回のメンバーでマスターは上位にとりますか?

Q3:マイルチャンピオンS(G1)組の評価

マイルチャンピオンS(G1)で7番人気5着のホウオウアマゾン、10番人気7着のダーリントンホール、8番人気9着のカテドラル、12番人気10着のケイデンスコールが出走登録しています。ホウオウアマゾンはスタートを決めて逃げ、直線でサリオスに抜かれましたが抜き返して5着で、次走の阪神カップでは、先行勢が団子になっていましたが、内で脚をためて2着でした。内で競馬をするのが上手な印象ですが、外枠なら割引きした方がいいのでしょうか?またマイルチャンピオン下位組でマスターが今回評価したい馬はいますか?

Q4:ニューイヤーS(L)組の評価

ニューイヤーSから1番人気1着のカラテ、4番人気2着のグランデマーレ、7番人気7着のタイムトゥヘヴンが出走登録しています。カラテは後方から外に出して伸びて差し切り、グランデマーレは2番手追走で粘り、タイムトゥヘヴンは出遅れて後方から伸びましたが届きませんでした。自分は有料会員なのですが、マスターが今までカラテを軸にしたことはなかったと思います。マスターにとって軸にしにくい馬なのでしょうか?またタイムトゥヘヴンは3走続けて出遅れています。もうあきらめるしかないのでしょうか?

Q5:キャピタルS(L)組の評価

キャピタルS(L)から2番人気1着のプリンスリターン、8番人気3着のアオイクレアトール、4番人気6着のヴェロックス、3番人気8着のタイムトゥヘヴンが出走予定です。プリンスリターンは後方から大外を伸びて勝ち、アオイクレアトールは中団の馬込みにいましたが抜けて3着でした。ヴェロックスは距離短縮して最後も伸びていましたが届かず、タイムトゥヘヴンは出遅れました。マスターはどの馬を上位にとりますか?

Q6:ターコイズS(G3)組の評価

ターコイズSから2番人気8着のマルターズディオサ、5番人気14着のドナアトラエンテが出走予定です。マスターはいつも『マルターズディオサは揉まれない外目追走で能力を発揮する』と言っていますが、このレースは外枠で外目追走から馬込みに入れて、また外に出しましたが大外からミスニューヨークに来られ、最後は伸びませんでした。ドナアトラエンテはパトロールビデオを見ると、スタート後ぶつかりヨレていました。マスターはドナアトラエンテを高評価していましたが、今回巻き返しはあるでしょうか?

Q7:藤沢和雄調教師について

藤沢和雄調教師は今年2月に定年になります。椎名さんから見て藤沢和雄調教師の印象や思い出などがありましたら教えてほしいです。

 

昨年の「東京新聞杯」レース結果

開催日:2023/02/05

スクロールできます→
着順 馬番 馬名 MI 性別 馬齢 斤量 タイム KP BP AP TP
1 2 ウインカーネリアン 80 6 58 01:31.8 80 0
0
0
0
2 15 ナミュール 80 4 56 01:31.8 80 0
0
0
0
3 16 プレサージュリフト 77 4 55 01:31.9 79 -2
0
0
0
4 3 ジャスティンカフェ 77 5 57 01:31.9 79 -2
0
0
0
5 14 エアロロノア 76 6 57 01:32.0 78 -2
0
0
0
6 6 マテンロウオリオン 74 4 57 01:32.2 76 -2
0
0
0
7 5 インダストリア 73 4 57 01:32.3 75 -2
0
0
0
8 4 ピンハイ 73 4 55 01:32.3 75 -2
0
0
0
9 8 ファルコニア 75 6 58 01:32.3 75 0
0
0
0
10 7 タイムトゥヘヴン 75 5 58 01:32.4 74 0
0
1
0
11 1 プリンスリターン 72 6 57 01:32.4 74 -2
0
0
0
12 11 カイザーミノル 71 7 57 01:32.5 73 -2
0
0
0
13 10 ピースワンパラディ 68 7 57 01:32.9 69 -2
0
1
0
14 13 サクラトゥジュール 67 6 57 01:32.9 69 -2
0
0
0
15 12 シュリ 65 7 57 01:33.1 67 -2
0
0
0
16 9 ショウナンマグマ 64 4 57 01:33.2 66 -2
0
0
0

展開図

今週のトラックバイアス

12/22(日)有馬記念12/28(土)ホープフルS※更新をお待ちください

中山
フラット
ダート
フラット
ほんの少しだけ芝はイン有利
24/12/22 15:01 更新
京都
フラット
ダート
フラット
昨日と同じ想定
24/12/22 09:25 更新
イン有利→ややイン有利→外回イン有利※→フラット→外有利 ※外を回り過ぎてインが有利の状態
東京新聞杯
過去5年のトラックバイアス
2024
2/4(日)東京
イン有利
雨の影響でイン有利が強まる
2023
2/5(日)東京
ややイン有利
2022
2/6(日)東京
フラット
2021
2/7(日)東京
ややイン有利
2020
2/9(日)東京
ややイン有利
2019
2/3(日)東京
ややイン有利

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