をしているのか？ 
中山記念。1936年秋に中山競馬場のハンデキャップの芝3200mの重賞競走、中山記念として創設され、秋と春の年2回施行された。秋の競走は出走条件が4歳（現3歳）以上、春の競走は5歳（現4歳）以上と決められていた。
1938年の秋の競走から施行距離を芝3400mに変更、しかし1944年から1946年の3年間は太平洋戦争（戦時中）の影響により開催中止となった。
1947年のみ出走条件が5歳（現4歳）限定、しかし翌年から5歳（現4歳）以上に変更、また施行距離は1951年まで春の競走は芝2600mで施行され、秋の競走は出走条件が4歳（現3歳）以上に変更、1950年まで芝3200mに変更され、1948年のみ芝3400mで施行された。また1951年は春の競走が芝2500mに変更、秋の第26回競走を最後に年2回施行制は廃止された。
年1回制になった1952年から1955年は施行距離を芝2400mに変更、1956年のみ中山競馬場の改築に伴い中山改築記念の副称が付けられた。1957年からは芝1800mに変更、現在も変わらずこの距離で施行されている。
1958年からは出走条件が目まぐるしく変わり、同年は5歳（現4歳）以上、1959年から1960年は4歳（現3歳）以上、1961年から1962年は5歳（現4歳）以上、1963年は4歳（現3歳）以上、1964年から1966年は5歳（現4歳）以上、1967年は4歳（現3歳）以上、1968年に5歳（現4歳）以上でおさまった。
1972年からは負担重量が別定に変更、1984年からはグレード制施行によりGIIに格付け、かつ混合競走に指定され外国産馬が出走可能になり、1996年からは地方所属の騎手が騎乗可能となり、2005年から国際競走に指定された。
伝統と格式を誇る重賞競走で、本競走から天皇賞（春）や安田記念、更には宝塚記念を目標とする有力馬が始動する場合があり、春の古馬GI戦線を占う重要な役目を担っている。また本競走からメイダン競馬場で施行されるドバイミーティングや4月下旬に香港の沙田競馬場で施行されるクイーンエリザベス2世カップへ遠征する競走馬陣営も増えてきており、2011年にはヴィクトワールピサがこのレースを制し、続くドバイワールドカップで日本調教馬初の優勝を成し遂げた。
出走資格は、サラ系4歳（旧5歳）以上のJRA所属の競走馬及び外国調教馬（8頭まで）。
負担重量は4歳は55kg（開催日が3月2日以降の場合は56kg[1]）、5歳以上は56kg、牝馬は2kg減を基本とし、
施行日当日から1年前の開催週以降のGI競走（牝馬限定競走を除く）1着馬は2kg増
施行日当日から1年前の開催週以降の牝馬限定GI競走またはGII競走（牝馬限定競走を除く）1着馬は1kg増
施行日当日から1年前の開催週より過去のGI競走（牝馬限定競走を除く）1着馬は1kg増
以上の条件で斤量が課せられる。ただし2歳時の成績を除く。なお2007年までは賞金別定で行われていたが2008年からは有力馬の出走を促すためグレード別定重量に変更となっている。
^ 1,600m超2,200m未満の競走のアローワンス([1]のアローワンスおよび南半球産馬の負担重量の減量についての項目参照)が2月は1kg、3月は0kgとなっている。開催日（天災地変その他やむを得ない事由により開催日の日取りを変更した場合における変更後の開催日を除く。）が2日以上連続する場合において、それらの開催日の最初の日とその他の日におけるアローワンスおよび南半球産馬の負担重量の減量が当該表に定めるところにより変更されることとなる場合については、当該最初の日現在における当該表による重量をもってそれらの開催日におけるアローワンスおよび南半球産馬の負担重量の減量とする。より、開催日が3月1日(2009年はこれに該当する)の場合でも前日の土曜日が2月28日と2月なのでアローワンスは1kg
今週のメインレースは、第88回中山記念である。
第88回中山記念は、皐月賞馬ロゴタイプ及び天皇賞馬ジャスタウェイの復帰戦ということもあり、例年以上の注目を集める。
そこで、競馬理論の競馬予想では、第88回中山記念に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。
天皇賞・秋組からは、1着のジャスタウェイ(横山典弘)及び10着のトウケイヘイロー(武豊)が第88回中山記念に出走する。
ジャスタウェイの天皇賞・秋の勝利という結果は、2着のジェンティルドンナに4馬身もの差をつけており、力の違いを見せつけた。
よって、第88回中山記念の競馬予想においては、本格化したジャスタウェイに本命級のかなり高い評価を与えて当然である。
ただし、第88回中山記念は先行馬が有利になりやすい中山1800ｍで行われる上に、イン有利が想定される開幕週でもあるので、ジャスタウェイが外枠を引いて出遅れてしまった場合などには取りこぼす可能性も否定出来ないと判断すべきである。
一方、トウケイヘイローの天皇賞・秋の10着という結果は、厳しい展開で潰れてしまったものであり、G1では力不足を露呈してしまった。
ただし、トウケイヘイローは開幕週向きの先行力を持つので、第88回中山記念において楽に逃げを打てるようであればトウケイヘイローの逃げ切りもあり得ると判断すべきである。一方、トウケイヘイローが制した札幌記念組からは、5着のロゴタイプ(デムーロ)が第88回中山記念に出走する。
ロゴタイプの札幌記念の5着という結果は、極端にインが有利の馬場で外を回らされた上に、極悪馬場で能力を発揮できなかったものであり、度外視可能である。
ただし、ロゴタイプの皐月賞の勝利という結果は、インが有利な馬場で好位のインを追走する展開に恵まれたものであり、G1を2勝した実績ほどの評価は不要である。よって、第88回中山記念の競馬予想においては、開幕週向きの先行力を考慮しても、ロゴタイプを絶対視すべきではない。
一方、アメリカジョッキークラブカップ組からは、1着のヴェルデグリーン(田辺裕信)及び11着のサダムパテック(田中勝春)が第88回中山記念に出走する。
ヴェルデグリーンのアメリカジョッキークラブカップの勝利という結果は、外も伸びる馬場状態とG2にしては冴えないメンバー構成に恵まれたものである。
よって、第88回中山記念の競馬予想においては、開幕週のイン有利の馬場を考慮すると、差し脚質のヴェルデグリーンには押さえ程度の評価を与えれば十分である。一方、サダムパテックは、アメリカジョッキークラブカップの見所のないレース内容を見る限り、第88回中山記念の競馬予想において高い評価は不要である。
そして有馬記念組からは、6着のカレンミロティック(戸崎圭太)及び13着のナカヤマナイト(柴田善臣)が第88回中山記念に出走する。
カレンミロティックの有馬記念の6着という結果は、勝ったオルフェーヴルからは大きく離されてしまったものの、先行馬総崩れの展開の中では頑張った方である。
よって、第88回中山記念の競馬予想においては、カレンミロティックが先行力を生かしてトウケイヘイローから離れた2番手又は好位のインを追走できるようであれば好走可能と判断すべきである。一方でナカヤマナイトの有馬記念の13着という結果は、まったく見所のないものであった。
ただし、ナカヤマナイトは、去年の勝ち馬であり、去年の中山記念の内容も、開幕週で外を回って押し切る強い内容であった。
よって、第88回中山記念の競馬予想においては、ナカヤマナイトの巻き返しにも注意を払うべきである。そして福島記念組からは、1着のダイワファルコン(川須栄彦)が第88回中山記念に出走する。
ダイワファルコンの福島記念の勝利という結果は、インが有利な馬場において終始外を回って押し切る着差以上に強い内容であったが、ローカルのG3という弱いメンバー構成に助けられたことも確かである。
また、ダイワファルコンは、去年の中山記念において、シルポートの大逃げから大きく離れた2番手という単騎逃げと同じ絶好の展開に恵まれながらも2着に敗れており、能力的にはナカヤマナイトより下の評価が正しい。
よって、第88回中山記念の競馬予想においては、ダイワファルコンが好走するためには展開などの助けが必要と判断すべきである。
一方、朝日チャレンジカップ組からは、1着のアルキメデス(岩田康誠)が第88回中山記念に出走する。
アルキメデスの朝日チャレンジカップの勝利という結果は、着差以上に余裕のある内容であったが、一線級不在のメンバー構成に恵まれたことも確かである。
よって、第88回中山記念の競馬予想においては、4連勝中で底を見せていない点を考慮しても、アルキメデスに押さえ程度の評価を与えれば十分と判断している。
一方、白富士ステークス組からは、1着のエアソミュールが第88回中山記念に出走する。
エアソミュールの白富士ステークスの勝利という結果は、
余裕がありながらも2着に2馬身差をつける楽勝であった。
ただし、白富士ステークスはかなり弱いメンバー構成に恵まれたことも確かである。
よって、第88回中山記念の競馬予想においては、重賞では通用していないエアソミュールが好走するためには相当の展開の助けが必要と判断すべきである。
以上のように、競馬理論の競馬予想では、第88回中山記念に出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、枠順、展開、調教及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第88回中山記念の最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第88回中山記念の予想をお楽しみに。
開催日:2024/02/25
| 着順 | 馬番 | 馬名 | MI | 性別 | 馬齢 | 斤量 | タイム | 基 | KP | BP | AP | TP |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 8 | マテンロウスカイ | 78 | セン | 5 | 57 | 01:48.1 | 82 | -2 | -2
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0
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0
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| 2 | 7 | ドーブネ | 75 | 牡 | 5 | 57 | 01:48.4 | 79 | -2 | -2
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0
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0
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| 3 | 4 | ジオグリフ | 76 | 牡 | 5 | 58 | 01:48.5 | 78 | 0 | -2
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0
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0
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| 4 | 3 | ソールオリエンス | 81 | 牡 | 4 | 58 | 01:48.6 | 77 | 2 | 2
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0
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0
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| 5 | 13 | マイネルクリソーラ | 76 | 牡 | 5 | 57 | 01:48.8 | 75 | -2 | 2
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1
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0
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| 6 | 11 | タイムトゥヘヴン | 72 | 牡 | 6 | 57 | 01:48.9 | 74 | -2 | 0
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0
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0
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| 7 | 9 | エルトンバローズ | 73 | 牡 | 4 | 57 | 01:49.0 | 73 | 0 | 0
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0
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0
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| 8 | 16 | ホウオウリアリティ | 67 | 牡 | 6 | 57 | 01:49.2 | 71 | -2 | -2
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0
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0
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| 9 | 10 | ラーグルフ | 70 | 牡 | 5 | 57 | 01:49.3 | 70 | -2 | 2
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0
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0
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| 10 | 12 | ボーンディスウェイ | 69 | 牡 | 5 | 57 | 01:49.4 | 69 | -2 | 2
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0
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0
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| 11 | 5 | ヒシイグアス | 71 | 牡 | 8 | 58 | 01:49.4 | 69 | 0 | 2
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0
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0
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| 12 | 2 | ソーヴァリアント | 65 | 牡 | 6 | 57 | 01:49.4 | 69 | -2 | -2
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0
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0
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| 13 | 14 | エエヤン | 68 | 牡 | 4 | 57 | 01:49.5 | 68 | 0 | 0
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0
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0
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| 14 | 15 | テーオーシリウス | 59 | 牡 | 6 | 57 | 01:50.2 | 61 | -2 | 0
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0
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0
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| 15 | 1 | レッドモンレーヴ | 54 | 牡 | 5 | 58 | 01:50.9 | 54 | 0 | 0
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0
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0
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| 16 | 6 | イルーシヴパンサー | 23 | 牡 | 6 | 57 | 01:54.0 | 23 | -2 | 2
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3/1(土)オーシャンＳ3/2(日)中山記念・チューリップ賞※更新をお待ちください
過去5年のトラックバイアス
2/25(日)中山
雨で芝のイン有利度が増す
2/26(日)中山
開幕週
2/27(日)中山
開幕週
2/28(日)中山
開幕週
3/1(日)中山
開幕週
2/24(日)中山
開幕週
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25/2/22 19:04 更新