20周年
TOP > 重賞コラム > 26/9/27 (日) 安田記念
【安田記念】
作成日: 2022/05/31 更新日: 2025/10/20

記事と併せて動画もご覧ください

東京コース1600mの特徴

最初のコーナーまでの距離も最後の直線も長く、基本的には枠順や脚質の有利・不利は少ないコース。

2022年「安田記念」出馬表
26/9/27 (日) 安田記念(GⅠ)/東京/定量/1600m(左・芝)
スクロール→

閲覧するにはログインまたはメルマガ登録が必要になります。

今週は、フルゲート18頭に対して21頭もの出走登録馬があった春のマイル王決定戦安田記念(2022年)の予想について解説する。

 

短距離戦線では断然の存在だったグランアレグリアが引退したこともあり、今年の安田記念は、中心馬不在の混戦模様である。

 

去年のマイルチャンピオンシップでグランアレグリアの2着に好走したシュネルマイスターが人気となりそうだが、遠征で惨敗を喫した直後という上に、3歳馬セリフォスなど多彩なメンバー構成で、馬券的には面白い一戦となりそうである。

 

そこで、競馬理論の競馬予想では、安田記念の出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。

 

まずはドバイターフ組

3着のヴァンドギャルド(岩田康誠)・8着のシュネルマイスター(ルメール)が出走登録している。

 

ヴァンドギャルド

ドバイターフの3着という結果は、勝ったパンサラッサとクビの上げ下げで負けただけであり、ほぼ勝ちに等しい内容であった。

 

ただし、ヴァンドギャルドは、日本国内の成績を見る限り、日本のG1では通用していない。

 

よって、安田記念の予想においては、ヴァンドギャルドに高い評価は不要である。

 

シュネルマイスター

ドバイターフの8着という結果は、初の海外遠征で力を発揮できなかっただけであり、度外視可能である。

 

なお、シュネルマイスターは、NHKマイルカップ馬であり、去年の安田記念においても、3歳馬ながら3着に好走している。

 

更に、シュネルマイスターは、マイルチャンピオンシップでグランアレグリアの2着に走っており、グランアレグリアが引退した今となっては人気になるのも当然である。

 

よって、安田記念の予想においては、シュネルマイスターにかなり高い評価を与えるべきだが、能力が抜けているわけでもないので、絶対視までは禁物である。

 

NHKマイルカップ組

4着のセリフォス(藤岡佑介)が出走を予定している。

 

セリフォス

NHKマイルカップの4着という結果は、休み明け且つハイペースを早め先頭で押し切りを狙ってのものであり、負けて強しの内容であった。

 

また、セリフォスは、朝日杯フューチュリティステークスにおいて、1番人気ながら2着に敗れてしまったが、後の日本ダービー馬となるドウデュースが強すぎただけであり、3歳のマイル戦線ではトップクラスであることは疑いの余地がない。

 

よって、安田記念の予想においては、3歳馬の54キロの有利な斤量を考慮すると、セリフォスにも高い評価を与えるべきだが、今年の3歳世代のレベルについては走ってみなければわからないというのが正直なとこでもある。

 

ヴィクトリアマイル組

2着のファインルージュ・3着のレシステンシア(横山武史)5着のソングライン(池添謙一)の合計2頭が出走登録している。

 

ファインルージュ

ヴィクトリアマイルの2着という結果は、直線で前の馬に躓く大きな不利を受けており、あの不利を受けて2着にまで追い込んだのは立派の一言である。

 

また、ファインルージュは、東京新聞杯でも仕掛けが遅れて2着に敗れただけであり、いずれも力負けではない。

 

よって、安田記念の予想においては、負けて強しの競馬を繰り返しているファインルージュにも高い評価を与えて当然である。

 

レシステンシア

ヴィクトリアマイルの3着という結果は、ロザムールが4着に残る前残りの展開に恵まれた感が強いので、レース内容としての価値は低い。

 

よって、安田記念の予想においては、レシステンシアが好走するためには楽に逃げるだけでなく前が止まらない馬場など、相当の助けが必要と判断すべきである。

 

ソングライン

ヴィクトリアマイルの5着という結果は、海外遠征帰りであった上に、3コーナーで躓く不利を受けてのものであり、こちらも着順以上に強い内容であった。

 

また、ソングラインは、去年のNHKマイルカップでシュネルマイスターとハナ差の2着に走っており、能力的には互角である。

 

よって、安田記念の予想においては、ソングラインにもシュネルマイスターやファインルージュと互角の評価を与えるべきである。

 

東京新聞杯組

1着のイルーシヴパンサー(田辺裕信)が出走を予定している。

 

イルーシヴパンサー

東京新聞杯の勝利という結果は、直線一気で突き抜けて2馬身近い差をつける強い内容であったが、2着のファインルージュ及び3着のカラテの不利に助けられたことも確かである。

 

なお、イルーシヴパンサーは、4連勝中と能力的にも底を見せていない。

 

よって、イルーシヴパンサーにとっては急激にメンバーが強化する安田記念が試金石の一戦になりそうである。

 

高松宮記念組

1着のナランフレグ(丸田恭介)・2着のロータスランド(ミルコ・デムーロ)・14着のダイアトニック(岩田康誠)・15着のサリオス(レーン)の合計4頭が出走登録している。

 

ナランフレグ・ロータスランド・ダイアトニック・サリオス

日本の競馬は、2000m~2400mをピークに、距離が伸びても短くなってもレースのレベルが下がるので、スプリント戦線は、マイル戦線よりもレベルが低い。

 

よって、マイルチャンピオンシップの予想においては、ナランフレグ、ロータスランド、ダイアトニック及びサリオスに高い評価は不要である。

 

中山記念組

7着のダノンザキッド(川田将雅)が出走を予定している。

 

ダノンザキッド

中山記念の7着という結果は、1番人気を裏切ってしまったが、開幕週のイン有利の馬場で出遅れた上に外枠からの発走で終始外を回らされてのものであり、度外視可能である。

 

なお、ダノンザキッドは、ホープフルステークスを制して、クラシックの最有力候補と言われ、皐月賞で1番人気に推されたが15着に敗れてしまった。

 

しかしながら、ダノンザキッドは、マイル戦線に照準を合わせると、マイルチャンピオンシップで3着に好走しており、復調気配をうかがわせていた。

 

よって、安田記念の予想においては、ダノンザキッドの巻き返しにも注意を払うべきである。

 

マイラーズカップ組

1着のソウルラッシュ(浜中俊)・2着のホウオウアマゾン(坂井瑠星)・5着のエアロロノア(幸英明)・7着のカラテ(菅原明)の合計4頭が出走登録している。

 

ソウルラッシュ

マイラーズカップの勝利という結果は、出遅れていつもより後方からの競馬となってしまったが、直線一気で差し切る強い内容であった。

 

なお、ソウルラッシュは、マイル戦線に路線変更してからは4連勝中と能力的には底を見せていない。

 

よって、安田記念の予想においては、急激なメンバー強化を考慮しても、ソウルラッシュに押さえ程度の評価は与えるべきである。

 

ホウオウアマゾン・エアロロノア・カラテ

マイラーズカップの敗戦は、ソウルラッシュに力負けであった。

 

よって、安田記念の予想においては、さらなるメンバー強化を考慮すると、ホウオウアマゾン、エアロロノア及びカラテに高い評価は不要である。

 

以上のように、競馬理論の予想では、安田記念に出走を予定している有力各馬の能力を分析した。

 

この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、安田記念(2022年)の最終的な予想を決断する。

 

 

過去10年の連対馬一覧表

年度

着

馬番

馬名

馬齢

人気

騎手

2021

1

11

ダノンキングリー

牡5

8

川田将

2

5

グランアレグリア

牝5

1

Cルメ

3

13

シュネルマイスター

牡3

4

横山武

2020

1

11

グランアレグリア

牝4

3

池添謙

2

5

アーモンドアイ

牝5

1

Cルメ

3

6

インディチャンプ

牡5

2

福永祐

2019

1

5

インディチャンプ

牡4

4

福永祐

2

2

アエロリット

牝5

3

戸崎圭

3

14

アーモンドアイ

牝4

1

Cルメ

2018

1

10

モズアスコット

牡4

9

Cルメ

2

4

アエロリット

牝4

5

戸崎圭

3

1

スワーヴリチャード

牡4

1

Mデム

2017

1

14

サトノアラジン

牡6

7

川田将

2

16

ロゴタイプ

牡7

8

田辺裕

3

6

レッドファルクス

牡6

3

Mデム

2016

1

6

ロゴタイプ

牡6

8

田辺裕

2

8

モーリス

牡5

1

Tベリ

3

10

フィエロ

牡7

6

内田博

2015

1

6

モーリス

牡4

1

川田将

2

13

ヴァンセンヌ

牡6

3

福永祐

3

12

クラレント

牡6

12

田辺裕

2014

1

10

ジャスタウェイ

牡5

1

柴田善

2

12

グランプリボス

牡6

16

三浦皇

3

11

ショウナンマイティ

牡6

10

北村宏

2013

1

10

ロードカナロア

牡5

1

岩田康

2

2

ショウナンマイティ

牡5

3

浜中俊

3

16

ダノンシャーク

牡5

12

Cデム

2012

1

4

ストロングリターン

牡6

2

福永祐

2

3

グランプリボス

牡4

13

内田博

3

8

コスモセンサー

牡5

15

松岡正

出走登録馬

馬名

馬齢

前走

馬名

馬齢

前走

シュネルマイスター

牡4

ドバイターフ(G1)

8着

ロータスランド

牝5

高松宮記念(G1)2着

イルーシヴパンサー

牡4

東京新聞杯(G3)1着

タイムトゥヘヴン

牡4

京王杯スプリングC(G2)3着

ファインルージュ

牝4

ヴィクトリアマイル(G1)2着

サリオス

牡5

高松宮記念(G1)15着

ダノンザキッド

牡4

中山記念(G2)7着

カラテ

牡6

マイラーズカップ(G2)

7着

セリフォス

牡3

NHKマイルカップ(G1)4着

ホウオウアマゾン

牡5

マイラーズカップ(G2)

2着

ソウルラッシュ

牡4

マイラーズカップ(G2)1着

カフェファラオ

牡5

フェブラリーS(G1)1着

ソングライン

牝4

ヴィクトリアマイル(G1)5着

ジャスティンカフェ

牡4

湘南S(3勝クラス)1着

レシステンシア

牡5

ヴィクトリアマイル(G1)3着

ヴァンドギャルド

牡5

ドバイターフ(G1)3着

ナランフレグ

牡6

高松宮記念(G1)1着

エアロロノア

牡5

マイラーズカップ(G2)

5着

Q1:シュネルマイスターの評価

ドバイターフ(G1)から1番人気8着のシュネルマイスター、7番人気3着ヴァンドギャルドが出走予定です。パンサラッサが逃げて勝った(同着)レースですが、シュネルマイスターは好位を走っていたと思うのですが、伸びませんでした。ヴァンドギャルドは大外を伸びてきました。シュネルマイスターはマイルチャンピオンシップ2着で、昨年は全て馬券内で安定していましたが、敗因はなんでしょうか?海外ということでマスターは度外視しますか?

Q2:イルーシヴパンサーの評価

東京新聞杯(G3)勝ち馬のイルーシヴパンサーが出走予定です。初の古馬重賞戦でしたが後方から大外を追い込んで4連勝です。この時2着のファイルルージュはヴィクトリアマイル2着、 3着のカラテは中山記念2着、13着のホウオウアマゾンはマイラーズC2着と考えると、今年の東京新聞杯はレベルが高かったと考えていいのでしょうか?この時の勝ちっぷりを評価する人は多いようで、イルーシヴパンサーは人気になりそうです。マスターの評価を教えてください。

Q3:高松宮記念組の評価

高松宮記念(G1)から8番人気1着のナランフレグ、5番人気2着のロータスランド、1番人気6着のレシステンシア、4番人気15着のサリオスが出走 予定です。ナランフレグは内枠を生かし、直線では前も上手く空いて勝ちました。ロータスランドは先行して粘り、レシステンシアはハナに立ちましたが脚が止まってしまいました。サリオスは距離短縮しましたが伸びず、短距離は合わなかったという人もいるみたいです。マスターはスプリントよりマイルを走る馬の方がレベルが高いといつも言っていますが、今年マイルでも通用しそうな馬はいるでしょうか?

Q4:3歳セリフォスの挑戦

今年は3歳世代から、朝日FSで1番人気2着、NHKマイルカップ(G1)で1番人気4着のセリフォスが出走予定です。 NHKマイルカップは休み明けでかなり掛かっていましたが、先行して内目を追走し粘りました。3歳馬は斤量にも恵まれ古馬(牡馬)より4キロ軽いです。昨年は同じローテーションでシュネルマイスターが3着でした。マスターは今回上位評価しますか?

Q5:ダノンザキッドの評価

中山記念(G2)から4番人気2着のカラテ、1番人気7着のダノンザキッドが出走予定です。カラテは後方外目追走で勝ち馬のパンサラッサには離されましたがよく追い込みました。ダノンザキッドはスタートで立ち上がり、外枠から外目を捲って脚を使ってしまったように見えました。マイルチャンピオンS(G1)では中団馬混みから伸びて3着と好走しています。人気になるけれど成績が安定しない印象がありますが、マスターの評価を教えてください。またカラテとの比較だったらどちらを上にとりますか?

Q6:ヴィクトリアマイル(G1)の評価

ヴィクトリアマイルから3番人気2着のファインルージュ、6番人気3着のレシステンシア、2番人気5着のソングラインが出走予定です。ファインルージュは直線で不利がありバランスを崩し、絶対無理と思いましたが立て直して追い込んでいました。ソングラインもコーナーで躓きましたが よく追い込みました。レシステンシアは先行してよく粘りました。マスターの評価を教えてください。

Q7:マイラーズC(G2)の評価

マイラーズCから6番人気1着のソウルラッシュ、1番人気2着のホウオウアマゾン、5番人気6着のエアロロノア、2番人気7着のカラテが出走予定です。ソウルラッシュはスタート悪く後ろからでしたが追い込んで勝ち、距離短縮してから4連勝中です。ホウオウアマゾンは2番手の好位から直線でも伸びました。エアロロノアは出遅れ、カラテは終始馬に挟まれ、直線では内側の馬に寄られ、落鉄もありかみ合わない競馬となりました。マイラーズC組はどの馬も人気にならなそうですが、マスターが買いたい馬はいますか?

Q8:カフェファラオの評価

フェブラリーS(G1)で2番人気1着のカフェファラオが出走予定です。先行してスムーズな競馬で勝ちました。芝は昨年の函館記念(1番人気9着)以来ですが、芝の適正はどうでしょうか?また、以前マスターは「地方のダートも合わなそうだし、使うところがない馬」と言っていたと思います。もし椎名さんが馬主ならどこのレースに出したいですか?

 

出走予定馬のマスター指数推移(MI)

※ 馬名をクリックすると濃く線が表示されます(複数選択可能)

昨年の「安田記念」レース結果

開催日:2025/06/08

スクロール→
着順 ↕ 馬番 ↕ 馬名 ↕ mi ↕ 性齢 ↕ 斤量 ↕ タイム ↕ 基 ↕ KP ↕ BP AP TP
1 10 ジャンタルマンタル 84 牡4 58 01:32.7 84 0 0 0 0
2 7 ガイアフォース 82 牡6 58 01:32.9 82 0 0 0 0
3 13 ソウルラッシュ 82 牡7 58 01:33.0 81 0 1 0 0
4 18 ブレイディヴェーグ 81 牝5 56 01:33.0 81 0 0 0 0
5 4 ウインマーベル 79 牡6 58 01:33.1 80 0 0 0 -1
6 9 シャンパンカラー 80 牡5 58 01:33.2 79 0 1 0 0
7 8 エコロヴァルツ 79 牡4 58 01:33.2 79 0 0 0 0
8 11 サクラトゥジュール 79 牡8 58 01:33.2 79 0 0 0 0
9 14 ウォーターリヒト 79 牡4 58 01:33.3 78 0 1 0 0
10 3 マッドクール 77 牡6 58 01:33.3 78 0 0 0 -1
11 17 ジュンブロッサム 78 牡6 58 01:33.4 77 0 1 0 0
12 1 シックスペンス 77 牡4 58 01:33.4 77 0 0 0 0
13 12 ロングラン 74 セ7 58 01:33.7 74 0 0 0 0
14 2 ダディーズビビッド 73 牡7 58 01:33.8 73 0 0 0 0
15 5 レッドモンレーヴ 72 牡6 58 01:33.9 72 0 0 0 0
16 6 グラティアス 70 牡7 58 01:34.1 70 0 0 0 0
17 16 トロヴァトーレ 70 牡4 58 01:34.1 70 0 0 0 0
18 15 ホウオウリアリティ 71 牡7 58 01:34.1 70 0 1 0 0
展開図
今週のトラックバイアス
中山
芝
ややイン有利
ダート
フラット
雨の影響ありそう 15時間前
阪神
芝
フラット
ダート
フラット
先週と同じ想定 15時間前
安田記念
過去5年のトラックバイアス
2026
6/7(日)東京
芝
フラット
開催替りも芝はフラット
2025
6/8(日)東京
芝
フラット
芝はフラットに移行
2024
6/2(日)東京
芝
フラット
重馬場も雨の影響なし
2023
6/4(日)東京
芝
フラット
2022
6/5(日)東京
芝
フラット
2021
6/6(日)東京
芝
フラット
2020
6/7(日)東京
芝
フラット
2019
6/2(日)東京
芝
イン有利

以下のフォームから新規メルマガ会員登録すると、毎週のトラックバイアス情報やマスター指数(MI)に関する情報が閲覧できます。

メルマガ会員登録するにはメールアドレスを入力して、「メールを受け取る」ボタンを押してください

※迷惑メールに紛れていないかご確認ください