
最初のコーナーまでの距離も最後の直線も長く、基本的には枠順や脚質の有利・不利は少ないコース。

今週は、フルゲート18頭に対して20頭の出走登録馬があった春のマイル王決定戦安田記念(2026年)の予想について解説する。ジャンタルマンタルが格の違いを見せつけた去年と異なり、今年は、ジャンタルマンタル不在で混戦模様だが、馬券的には面白そうなメンバーとなった。そこで、競馬理論の競馬予想では、安田記念の出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。
マイラーズカップ組
アドマイヤズーム
マイラーズカップの勝利は、スローペースの前残りの展開を2番手追走から押し切っただけで、レース内容の価値は高くない。また、アドマイヤズームは、朝日杯フューチュリティステークスを制しているが、こちらもスローペースを先行する展開に恵まれての勝利だったこともあり、その後のレースでは人気を裏切り続けた。よって、安田記念においては、マイラーズカップの勝利で人気になりそうな点を考慮すると、アドマイヤズームに過大評価は禁物である。
ドラゴンブースト
マイラーズカップの2着は、トラックバイアスこそフラットだったものの、好位のインで脚をためる展開に恵まれており、レース内容の価値は高くない。また、ドラゴンブーストは、大阪城ステークスも制しているが、弱いメンバー構成と展開に恵まれた。よって、安田記念においては、さらなるメンバー強化を考慮すると、ドラゴンブーストに高い評価は不要である。
オフトレイル
マイラーズカップの5着は、前残りの展開で0秒2差まで追い込んだ点は立派だが、インで脚をためる展開に恵まれた感もある。なお、オフトレイルは、マイルチャンピオンシップにおいて、2着のガイアフォースと僅差の4着と、ジャンタルマンタル不在のメンバーでは上位の能力を示した。よって、安田記念においては、展開の助けがあれば、オフトレイルも好走可能と判断すべきである。
シックスペンス
マイラーズカップの7着は、中団の外目追走から伸びを欠いており、大きな差こそないものの見所もなかった。なお、シックスペンスは、G2を3勝している実績馬だが、G1では通用していない。よって、安田記念においては、G1の厳しい展開が無向きのシックスペンスに高い評価は不要だが、気分よく走れそうな場合にのみ押さえ程度の評価は与えるべきである。
シャンパンカラー
マイラーズカップの9着は、見所がなかった。なお、シャンパンカラーは、東京新聞杯において、スムーズな競馬ならば勝っていたと思わせる内容で走っており、展開さえハマれば一線級相手でも通用する能力を秘める。よって、安田記念においては、外の差しが届く展開になるようであれば、シャンパンカラーにも押さえ程度の評価は与えるべきである。
ウォーターリヒト
マイラーズカップの13着は、前残りの展開で能力を発揮できなかったので度外視可能である。なお、ウォーターリヒトは、展開がハマらないときには惨敗するが、去年の東京新聞杯の勝ち馬であり、さらにはマイルチャンピオンシップで3着の実績がある。また、ウォーターリヒトは、今年の東京新聞杯においても、不利がありながら、トロヴァトーレと僅差で走っている。よって、安田記念においては、差しが届く展開になるようであれば、ウォーターリヒトにもそれなりの高い評価を与えるべきである。
ロングラン
マイラーズカップの敗戦は全く見どころがなかった。また、ロングランは、それ以前のレースにおいて、G1で通用する走りをしていない。よって、安田記念においては、ロングランに高い評価は不要である。
エプソムカップ組
トロヴァトーレ
エプソムカップの勝利は、中団追走からきっちりと差し切ったことは立派だが、G1の狭間の弱いメンバー構成にも恵まれた。なお、トロヴァトーレは、東京新聞杯も制しており、堅実に力をつけている。よって、安田記念においては、メンバー強化であるものの、トロヴァトーレにもそれなりの高い評価を与えるべきである。
ステレンボッシュ
エプソムカップの2着は、好位追走からトロヴァトーレにこそ差されてしまったが、復調気配をうかがわせる内容であった。ただし、ステレンボッシュが2着だったことからも、エプソムカップ組はメンバー的なレベルが低かった可能性も否めない。一方で、ステレンボッシュは、桜花賞馬であり、もともとの能力は低くないが、この世代の牝馬はレベルが低かったことも確かである。よって、安田記念においては、さらなるメンバー強化を考慮すると、ステレンボッシュに高い評価は不要である。
ドバイターフ組
ガイアフォース
ドバイターフの6着は、海外遠征のため度外視可能である。なお、ガイアフォースは、安田記念及びマイルチャンピオンシップで2着に好走しているだけでなく、富士ステークスではジャンタルマンタルを破っている。よって、安田記念においては、ジャンタルマンタル不在のメンバー構成を考えると、ガイアフォースに高い評価を与えて当然である。
大阪杯組
セイウンハーデス
大阪杯の5着は、好位のインを追走する展開に恵まれてのものであるが、対戦メンバーを考えると立派である。また、セイウンハーデスは、エプソムカップを圧勝した後、天皇賞、ジャパンカップに挑戦したがメンバーが強すぎた。よって、安田記念においては、メンバーが急激に弱くなったことを考慮して、セイウンハーデスの激走には注意を払うべきである。
レーベンスティール
大阪杯の6着は、4コーナーで手応え抜群で上位に進出する脚は見どころがあったので内容は悪くない。また、レーベンスティールは、毎日王冠及び中山記念を制しており、実績的には互角以上である。一方で、レーベンスティールは、しらさぎステークス及びマイルチャンピオンシップで惨敗しているように、マイルの速い流れは不向きな感もある。よって、安田記念においては、気分よく走れそうな場合にのみ、レーベンスティールにもそれなりの評価を与えるべきである。
京王杯スプリングカップ組
ワールズエンド
京王杯スプリングカップの勝利は、楽に逃げる展開に恵まれており、レース内容の価値は高くない。よって、安田記念においては、距離延長及びメンバー強化を考慮すると、ワールズエンドに高い評価は不要である。
セフィロ
京王杯スプリングカップは、他の路線と比較すると、メンバー及びレース内容が低調であった。よって、安田記念においては、京王杯スプリングカップで敗れているセフィロに高い評価は不要である。
シリウスコルト
京王杯スプリングカップは、他の路線と比較すると、メンバー及びレース内容が低調であった。よって、安田記念においては、京王杯スプリングカップで敗れているシリウスコルトに高い評価は不要である。
NHKマイルカップ組
アスクイキゴミ
NHKマイルカップの2着は、ロデオドライブにゴール寸前で差し込まれてしまったが、レース内容としては互角以上で、3歳世代のマイル戦線ではトップクラスの能力を示した。よって、安田記念においては、3歳馬のレベル次第で、アスクイキゴミも通用しそうである。
高松宮記念組
パンジャタワー
高松宮記念の4着は、好位のイン追走から伸びを欠いており、少し残念な内容であった。なお、パンジャタワーは、去年のNHKマイルカップ馬だが、去年のNHKマイルカップ組は条件級でも敗戦しており、レースのレベルは低かった。よって安田記念においては、パンジャタワーに高い評価は不要である。
まとめ
マイラーズカップを制したアドマイヤズームが人気を集めそうだが、この馬が勝つときはスローペースで先行した時だけであり、ペースが上がれば人気を裏切りそう。ジャンタルマンタル不在ということもあり、大混戦模様なので、馬券的には面白いレースになりそう。以上のように、競馬理論の予想では、安田記念に出走を予定している有力各馬の能力を分析した。この分析結果に、展開、調教、枠順、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、安田記念(2024年)の最終的な予想を決断する。
※ 馬名をクリックすると濃く線が表示されます(複数選択可能)
開催日:2025/06/08
| 着順 ↕ | 馬番 ↕ | 馬名 ↕ | mi ↕ | 性齢 ↕ | 斤量 ↕ | タイム ↕ | 基 ↕ | KP ↕ | BP | AP | TP |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 10 | ジャンタルマンタル | 84 | 牡4 | 58 | 01:32.7 | 84 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 2 | 7 | ガイアフォース | 82 | 牡6 | 58 | 01:32.9 | 82 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 3 | 13 | ソウルラッシュ | 82 | 牡7 | 58 | 01:33.0 | 81 | 0 | 1 | 0 | 0 |
| 4 | 18 | ブレイディヴェーグ | 81 | 牝5 | 56 | 01:33.0 | 81 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 5 | 4 | ウインマーベル | 79 | 牡6 | 58 | 01:33.1 | 80 | 0 | 0 | 0 | -1 |
| 6 | 9 | シャンパンカラー | 80 | 牡5 | 58 | 01:33.2 | 79 | 0 | 1 | 0 | 0 |
| 7 | 8 | エコロヴァルツ | 79 | 牡4 | 58 | 01:33.2 | 79 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 8 | 11 | サクラトゥジュール | 79 | 牡8 | 58 | 01:33.2 | 79 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 9 | 14 | ウォーターリヒト | 79 | 牡4 | 58 | 01:33.3 | 78 | 0 | 1 | 0 | 0 |
| 10 | 3 | マッドクール | 77 | 牡6 | 58 | 01:33.3 | 78 | 0 | 0 | 0 | -1 |
| 11 | 17 | ジュンブロッサム | 78 | 牡6 | 58 | 01:33.4 | 77 | 0 | 1 | 0 | 0 |
| 12 | 1 | シックスペンス | 77 | 牡4 | 58 | 01:33.4 | 77 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 13 | 12 | ロングラン | 74 | セ7 | 58 | 01:33.7 | 74 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 14 | 2 | ダディーズビビッド | 73 | 牡7 | 58 | 01:33.8 | 73 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 15 | 5 | レッドモンレーヴ | 72 | 牡6 | 58 | 01:33.9 | 72 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 16 | 6 | グラティアス | 70 | 牡7 | 58 | 01:34.1 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 17 | 16 | トロヴァトーレ | 70 | 牡4 | 58 | 01:34.1 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 18 | 15 | ホウオウリアリティ | 71 | 牡7 | 58 | 01:34.1 | 70 | 0 | 1 | 0 | 0 |

過去5年のトラックバイアス
6/8(日)東京
芝はフラットに移行
6/2(日)東京
重馬場も雨の影響なし
6/4(日)東京
6/5(日)東京
6/6(日)東京
6/7(日)東京
6/2(日)東京
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