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『京都記念 番付』『新年必勝コラム かずま編』~玉嶋亮の競馬予想コラムVol.34

2023/02/14 更新

 

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◆かずま 年間収支

https://twitter.com/kazuma_maamaa/status/1608462848551964673

 

◆自己紹介

 

やあみんな。かずまだよ。脱サラして競馬YOUTUBERになり、馬券生活をしていた男だよ。そのときは馬券で養育費を払っていたよ笑。

 

専業で一年間活動したのち、セラピストをやってみたくなったという理由で、なんの当てもないまま競馬YouTuberを引退してヒプノセラピストになったという経歴だよ😎(当時のYouTuber友達から「せっかく登録者一万人行ったのにもったいない!」とめっちゃ止められたよ笑🤣✨)

 

現在は趣味で競馬の予想をしているよ😊

 

承認欲求のために予想を披露しているので、「すごい!」「天才!」「頭いい!」と言われるとめちゃめちゃ喜ぶ小さい男だよ笑🤣✨

 

バツ2独身子供3人で女癖が悪いのが玉に瑕だよ笑笑

 

◆1週間のルーティン

▼日曜夕方(予想)

基本的に競馬が大好きだから、日曜日の夕方には大体の予想は終わっているよ笑🤣✨ハンデ戦のレースも、ハンデは気にしないままでいったん予想だけするよ😊✨こまかい印の上下はハンデが出てから微調整するかな。日曜日夜の予想のまま大穴を獲ることもしょっちゅうあるよ笑🤣✨

 

▼週中

私生活でトラブルがなければ笑、Bookersの記事を書くことがあるけど、その際は全頭にコメントを書き込むことにしているよ。

 

これが実際すごく大事で、それぞれの馬の特徴や買い要素、または消し要素を言語化することで、レースが「見える」ようになっていくよ。

 

言語化を繰り返すことによって予想の精度は上がっていくし、買う・買わないをより深く確かな根拠をもって判断できるから、たとえ外したとしてもメンタルのブレが軽減されるんだ。

 

分析の手法やファクターは人それぞれだから、そこは口を挟まないけれども、公の場で発表しなくてもいいから・メモ書き程度で構わないから、それを自分の言葉で表現してみよう。どんなファクターを使うのであれ、それだけで回収率は上がると思うよ。

 

▼日曜夕方(回顧)

予想は日曜の夕方に始まっているよ。それは回顧という作業があるからだね。

 

でも基本的にはそんなに時間はかからないかな。なぜなら慣れているからね。初心者の人は最初は大変かもしれないけど、徐々に慣れていって効率が上がるから大丈夫だよ。

 

レースの結果を見て、「なぜ外れたのか」「なぜあの穴馬は好走したのか」と分析をすることが大事だよ。それも言語化だね。

 

そして敗因分析をするときには、「敗因分析には正解がない」ということを心して覚えておこう。完璧な敗因分析は誰にもできないということなんだ。だから、誰かの言ったもっともらしい言葉も、鵜呑みにしないで「本当か?」という視点を忘れずに持っていてほしい。どんな仮説も半年~1年の時間をかけて証明されるものなのだから。

 

というか、誰かの回顧を見る前に、まずは自分のなかで仮説を立ててから見るということが大事だね。自分なりの見方を徐々にでいいから確立していくと、競馬がより面白くなるし、他人の予想に左右されなくなるからね。

 

▼木曜

出走馬が固まった時点で、気分が乗れば記事を書くよ。木曜日時点で枠順が決まる前の予想をいったん組み立てておくかな。どの馬がハナを獲るのか、とか、逃げ馬がどれくらいの頭数なのか、とかね。

 

▼金曜

レースの枠順が出るから、展開予想をして、最終的な結論を出すよ。個人的には金曜日の夜にもう馬券を買うよ笑🤣✨

 

▼土曜

トラックバイアスをチェックして、日曜日の馬券を買うよ。

 

◆2022年の成績(参戦レース数、的中率、回収率、勝てるようになって生活や心境の変化は?)

 

基本的に置きに行った予想はせず、どれだけ連敗をしても「勝てる=控除率の壁を超えられる」予想をするように心がけてるよ。

 

たかが1レース、10レース、100レース外しても、101レース目で大勝して辻褄を合わせるのが穴党という買い方だからね。

 

そのかわりレートを一定にすることが必要だよ。

 

調子がいいからとレートを上げるとすぐに資金は尽きるし、逆に弱気になってレートを下げるとせっかくハネたときに回収できないからね。

 

的中率を犠牲に回収率を取るスタイルなら、まずメンタルの強化が必要だってことだね

 

中途半端なメンタルなら本命党の方が競馬は楽しいと思うよ。なんてったって当たるからね。そのことは覚えておこうね。

 

たまに「あれは買えた」「なんで買わなかったんだ」と後悔する人も多いけど、そういう人は言語化が不十分だよ。

 

買わなかったのには理由があるんだよ。それは自分の中で確信が持てなかったり、自信がなかっただけというのが大半なんだよ。そういう人はその瞬間を100回やっても絶対買ってないから、「買えた」わけはないんだよ。その認識を持つだけで、「なんだ後悔する必要がないんだな。だって買えてないもん」と心の健康を保つことができるんだ。自分の思考や判断を客観視し、正しく認識することで穴党として成長できるし、メンタルが一定に保たれるから、厳しくジャッジしてみてね。後悔する必要のないことでうじうじ悩むのはやめよう。

 

また「軸にする馬を間違えた」「穴馬を軸にしないで1人気と2人気の馬を軸にしてれば当たってた」と後悔する人も多いけど、そんな買い方をしてたらその瞬間は当たって勝てても、トータルで見たら絶対負け越すからね。そんな後悔はしなくていいし、そんな思考回路では競馬で一生勝つことができないよ。

 

むしろ言いたいのが「この外し方でよかった」と胸を張れということだね。

 

大した根拠もなく人気馬を軸にした置きに行った買い方で当てるより、自分なりの根拠をもって穴馬を軸にして買う方が、よっぽど勝ち組に近い思考回路を持っているのだから。

 

ただそのやり方で回収率が低いのなら、それは予想の精度が単純に低いということ。だからその場合は負けても笑って許せるレートで、試行錯誤を繰り返しながら予想の精度を上げていくのが先決だよ。

 

競馬は考えて買えば、かならず結果が出るよ。1週間や1ヶ月では結果が出なくても、長期でならせば違いが出るよ。だからちゃんと考えて馬券を買ってみよう。

 

◆2023年の計画(予算、カテゴリー(芝orダート、クラス))

趣味でやってるから細かくは決めてないけど、今まで通り「期待値の取れないレースは買わない」「メインレースしか予想しない・買わない」の2つのルールを守ってやっていくよ。

 

◆その他

競馬はあくまでも楽しむもの。苦しんでまでやるものじゃない。そのことだけは忘れちゃいけないよ。競馬を楽しもう。

 

(原文ママ)

 

玉嶋亮

勝負師の厳しさがビシビシと伝わってくる大変良いコラムでした。馬券で最も大切なことは何か?これは私の持論ですが、予想屋として最も大事な素養は、誰も見向きもしていない馬であっても、自信を持ってそこへ強く打ち込めるか?だと思っています。打ち込むだけではなく、高いレートで、です。

一般的には、穴になればなるほどレートを下げる人が多いようですが、それでは勝つのが難しいのが馬券です。私のことを理論派と思っていらっしゃる方が多いと思いますが、実は暴力的な闘争心を秘めた武闘派です(コラムは、論理的に書きますが。。。)。論理的に予想をして、馬券で攻める時は徹底的に攻める。論理と思い切りの良さのバランスが大事と思っています。

そこまで自信を持つために必要なことは何でしょうか?『護摩業』『滝行』のような修行でしょうか?そうではなく、「俺は、誰よりも考え抜いているから、絶対に勝てる」と言い切れるところまで悩み抜くことだと思っています。

 

新春の必勝コラムは全6回で配信してきて、今回で無事に最終回を迎えることができました。読んでくださった方々から沢山の反響を頂戴しております。最後に、協力してくださった皆様、どうもありがとうございました。

 

『京都記念』有力馬

 

※並びは想定人気順

 

・ドウデュース

皐月賞の内容は、後方に控えて、3,4コーナーで大外を回し、かなりの距離ロスを被った。ジオグリフ、イクイノックスに後塵を拝したものの、僅差の3着。どちらかと言われると恵まれたジオグリフより内容は上で、スタートから道中で、やや掛かり気味に脚を使ったイクイノックスとは同等クラスの内容。

 

続くダービーでは、不遇な内容とは一変してスムーズなレース内容で、一段後ろにいたイクイノックスを完封。結果的に位置取りの差でしかなく、この2頭に有意な差はない。現役最強クラスの2頭と言って良い。スムーズならこれくらいのパフォーマンスを出せるということ。

 

また、皐月賞で大外を回しながらポジションを上げていって僅差まで詰めたこと、弥生賞で絶望的な不利を受けながら僅差まで詰めたこと、『加速力』『コーナリング』ともに現役トップクラスであるイクイノックスをダービーで完封したことより、ドウデュースは、小回りコースで成績が悪いが、たまたま巡り合わせが悪かっただけであり、『加速力』『コーナリング』に関しては問題を抱えていない。

 

今回は開幕週であり、差し損ねが懸念されるが、馬なりで3,4コーナーでポジションを押し上げられる機動力がある上に、最大13頭立てであることを考慮すると、直線を向く頃には先頭を射程圏内に捉えられる可能性が高いと予想する。

 

・エフフォーリア

この馬の最大出力は、2021年の有馬記念と天皇賞秋であることは、この2レースで年度代表馬を決定付けたことから議論の余地はない(大関相当)。

 

一方で、2022年の3走はパフォーマンスを落とした。2022年の有馬記念では、馬なりで先行し、外から被せられずに道中を運んだが、一列後ろにいたイクイノックスにアッサリ交わされた。そこまでならまだ良いが、ボルドグフーシュ、ジェラルディーナ、イズジョーノキセキにも後塵を拝した(関脇相当)。

 

復調を窺わせる内容であり、普通の別定G2くらいなら勝てるだけのパフォーマンスは出せると考えられる(関脇相当)。

 

しかし、今回はイクイノックスと双璧のドウデュースがいて、その時点で普通の別定G2より手強い相手。それを超えて1着を獲りきるのはハードルが高い上に、復権を期待する機運が高まっているのが気掛かりである。

 

MTPの算出では、過去5走まで遡るため、今回に限っては、私の評価とは乖離が生まれる可能性が極めて高いと考えている。

 

・キラーアビリティ

https://twitter.com/keiba_tamashima/status/1622896899530563584?t=wGmQZqfEoHkhc1PE_Ufupg&s=19

 

・プラダリア

https://twitter.com/keiba_tamashima/status/1623094434270441473?t=aUvrPTWs8-SgAf-Mt0EW6w&s=19

https://twitter.com/keiba_tamashima/status/1615109806767079429?t=Zvf7wY8YKlHNttUYQr0jzQ&s=19

 

『京都記念』展望

ドウデュースが中心であることは、疑う余地がありません。その中で、特に競馬ファンの関心が高そうなのがエフフォーリアの復活です。

 

ドウデュース 単勝2倍(想定)

エフフォーリア 単勝5倍(想定)

 

どう考えるか?私なりの見解を書きたいと思います。以下の番付に示す通り、今回からエフフォーリアの番付を1ランク下げて関脇としました。

 

エフフォーリアが10倍付くなら、思い切って1着付けにするのもアリですが、これくらいのオッズ差なら、素直にドウデュースを上位に取ります。

 

また、下記の番付が合っている前提で話をすると、エフフォーリアは2着候補の一角でしかなくて、『関脇』『小結』は混戦と見ています。

 

番付通り決着すれば、エフフォーリアが上位に食い込んで『復活』の場面があってもおかしくはないと考えています。

 

逆の言い方をすると、エフフォーリアが馬券圏内の椅子取りゲームに敗れて圏外に飛ぶ可能性も低くはありません。大事なことなので繰り返しますが、『関脇』『小結』は混戦です。

 

ほぼ答えを言ってしまいましたが、以上を考慮すると、馬券の組み方が見えてくるはずです。ただ、ドウデュースが人気を被る可能性は極めて高いので、馬券を買えないレースになる可能性は低くありません。

 

番付(あいうえお順)

ーーー

横綱

ーーー

大関

ドウデュース

ーーー

関脇

エフフォーリア(降格)

キラーアビリティ

プラダリア(昇格)

ユニコーンライオン

(作成中)

ーーー

小結以下

キングオブドラゴン

マテンロウレオ

(作成中)

ーーー

 

番付の意味

 

1ランク差

→枠順、トラックバイアス、展開次第では逆転可能。

 

2ランク差

→枠順、トラックバイアス、展開に恵まれても逆転困難。

 

秘密兵器

→過去のレースから、番付上位と互角に渡り合える可能性を秘めた馬。

 

※番付は、過去のレースにおける最大出力を評価する指標であり、この序列の通り決着することを示すものではありません。

 

以上を踏まえて、当日の枠順、馬場状態、オッズを確認して検討します。

 

メルマガ作成者:

玉嶋亮

メルマガ発行人:

予想屋マスター事務局

 

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この記事を書いた人
玉嶋亮

30代半ば/本業:士業/大学から本格的に競馬を始める。予想屋マスターを知り、理論的な競馬の分析に目覚める。リトル予想屋マスターを目指し、予想法を徹底的にコピーした。時間の制約があるため、芝オープンのみにフィールドを限定している。凱旋門賞の単勝万馬券、AJCCの288万円等の的中実績あり。「単勝多点」「変則フォーメーション」等多彩な馬券術に定評がある。「競馬の教科書」は個人出版ながら異例のベストセラー。「別冊」は予想屋マスターとの共著で再びベストセラー。日本一の競馬作家になるのが夢。Twitter(keiba_tamashima)

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