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『大阪杯』有力馬解説
アラタ
https://twitter.com/keiba_tamashima/status/1640119690923249664?t=csZvlL3f95EYL_HE4vtkSA&s=19
ヴェルトライゼンデ
https://twitter.com/keiba_tamashima/status/1640118224393236481?t=n4u_XQ1a61AugWGh9FirJQ&s=19
キラーアビリティ
https://twitter.com/keiba_tamashima/status/1640480612942503936?t=5m3p4YyV5lVKuQ2gDUD6ww&s=19
ジェラルディーナ
https://twitter.com/keiba_tamashima/status/1640195587399389184?t=wZzzrJJTdutjG-23UBcwqw&s=19
ジャックドール
⇒以下のコラム参照
スターズオンアース
https://twitter.com/keiba_tamashima/status/1640280112376725505?t=i6Sn25iEFIddiHtJ9VGKeQ&s=19
ヒシイグアス
https://twitter.com/keiba_tamashima/status/1640483984965783554?t=w_jNIiYM5foshxt5q1qONg&s=19
マリアエレーナ
https://twitter.com/keiba_tamashima/status/1640655965585567744?t=UHG76nZju8i-76KxAxfSTQ&s=19
https://twitter.com/keiba_tamashima/status/1640878103760359425?t=9gKAFSiSTnb0FEpAXn0Dmg&s=19
G1予想 ポイント
『能力比較』『馬場読み』をやって、いつも通りの予想をするのは、オープンクラスだろうとG1だろうと変わりません。その中で「特にG1では、ここに気を遣う」ポイントを解説します。
引き合いに出すのはジャックドール。金鯱賞、札幌記念を勝っている強い馬です。『競馬の教科書』でも解説したり、上記2レースで複勝チャレンジを2回成功させたりし、私の評価は非常に高いです。
https://twitter.com/keiba_tamashima/status/1640478278002823169?t=BLKBLxOcqVa2Tce54oZ-VA&s=19
この馬の特徴は、スピード、スタミナ、先行力、加速力が高いレベルで具備されているということです。したがって、別定G2ではそう簡単に崩れません。しかも、金鯱賞は単騎逃げで、直線まで被されない楽な競馬で、札幌記念も番手に控えたとは言え、3,4コーナーまでマクってくる馬がいない状態に加えて、雨上がりの内前有利TB(競馬の教科書 第7章 トラックバイアスより)。
本当に良い馬です。
問題はここから。
ジャックドールは、別定G2をボコボコ勝つためには十分な能力があって、かつ先述した能力バランスが取れている馬ですが、G1レベルになると突出したものがありません。
例えば、スピードならイクイノックスやドウデュースにはまったく歯が立ちません。今回のメンバーが相手でも、ジェラルディーナ、スターズオンアース、ヒシイグアス、プログノーシス、マリアエレーナらのスピードには及びません。
スピードがないのなら、スピードを削ぎにいくロングスパートのような競馬をすれば良いのでは?
理屈はそうですが、金鯱賞、札幌記念ともに、どちらもマイペースに近いレースで結果を残した一方で、早めに被せてこられた大阪杯では直線で垂れて5着に敗れました。前例を考慮すると、早めに仕掛けてスタミナ勝負に持ち込めば、大阪杯のように垂れてしまうリスクを抱えることになります(垂れてしまえば、惨敗もある)。去年の天皇賞秋では、藤岡佑介騎手の遅い仕掛けが随分と叩かれましたが、ガス欠を起こさないで4着には持ってきました(ほぼ序列通り)。流石にちょっと引っ張りすぎな感はありましたが、ギリギリまで後続を引き付けて、この馬がガス欠を起こさないようにした藤岡佑介騎手の判断は無難であり、悪くなかったと思います(ゲームや遊びで騎手をやっている訳ではない。仕事だから、無難にこなせないと、次から使ってもらえなくなる)。
仮に、タイトルホルダーやキタサンブラック級のスタミナがあれば、藤岡佑介騎手も残り800から仕掛けていく作戦を執りやすかったと推察しますが、早めに動き垂れて惨敗でもしたら、全責任が騎手にきます。
以上より、何が言いたいかと言うと、ジャックドールは能力のバランスが取れていて非常に良い馬なのですが、イクイノックス、ドウデュースのような突出したスピードや、能力的には若干下パンサラッサのような突出したスタミナがありません。これは余談ですが、パンサラッサの場合、スタミナ特化型であるため、大逃げのような作戦が立てやすく(それしか勝機がない)、そういう意味では、騎手は乗りやすいだろうと推察します。
G1を勝つ馬のほとんどが、高い能力を持っているのは大前提として、突出した『スピード』なり『スタミナ』なり長所を持っています。
2022年 G1結果一覧
https://www.jra.go.jp/datafile/seiseki/replay/2022/g1.html
去年のG1結果一覧を載せますが、ほとんどの馬がメンバーの中で突出した『スピード』或いは『スタミナ』を持っています。タイトルホルダーのように、両方ともG1レベルの馬もごく稀にいますが(タイトルホルダーは、ジャックドールよりもスピード、スタミナとも上)。
私がG1の予想をする際は、『スピード』『スタミナ』の傑出度を検証します。特に、G1の1着は特別です。G1ですから、ほとんどのレースは複数の馬が拮抗していて、上手くハマった馬が勝ちます。どういう展開になっても、『スピード』『スタミナ』が傑出していないと、勝つのは難しいです(現代競馬の場合は、スピード偏重が多い)。
それでは、ここでジャックドールが勝ち切るとしたら?を考えてみたいと思います。
①単騎逃げ
②Mペース
③3,4コーナーでマイペース
④内前有利TB
他にもありますが、代表的な4つを挙げました。①②③④で、要はかなり恵まれる必要があるということです。但し、そうは言っても強いには強いので、あとは枠順、オッズとの兼ね合いです。
『大阪杯』番付
横綱
大関
ジャックドール
ヒシイグアス
関脇
ヴェルトライゼンデ
ジェラルディーナ
スターズオンアース
ダノンザキッド
プログノーシス(前走昇格)
マリアエレーナ
小結
アラタ
キラーアビリティ
ノースブリッジ
ポタジェ(前走降格)
マテンロウレオ
ラーグルフ
前頭以下
ヒンドゥタイムズ 他
番付の意味
1ランク差
→枠順、トラックバイアス、展開次第では逆転可能。
2ランク差
→枠順、トラックバイアス、展開に恵まれても逆転困難。
秘密兵器
→過去のレースから、番付上位と互角に渡り合える可能性を秘めた馬。
※番付は、過去のレースにおける最大出力を評価する指標であり、この序列の通り決着することを示すものではありません。
『大阪杯』馬券の方針
●書店リスト 全国297店舗
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30代半ば/本業:士業/大学から本格的に競馬を始める。予想屋マスターを知り、理論的な競馬の分析に目覚める。リトル予想屋マスターを目指し、予想法を徹底的にコピーした。時間の制約があるため、芝オープンのみにフィールドを限定している。凱旋門賞の単勝万馬券、AJCCの288万円等の的中実績あり。「単勝多点」「変則フォーメーション」等多彩な馬券術に定評がある。「競馬の教科書」は個人出版ながら異例のベストセラー。「別冊」は予想屋マスターとの共著で再びベストセラー。日本一の競馬作家になるのが夢。Twitter(keiba_tamashima)