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こんばんは!玉嶋です。
早速ですが、今週末の『マイラーズカップ』予想のポイント、番付について、玉嶋の見解をお届けします。
マイラーズC 番付(あいうえお順)
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横綱
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大関
セリフォス
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関脇
ソウルラッシュ
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小結
エアロロノア
エエヤン
コレペティトール
セッション
ソーヴァリアント
トゥードジボン
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前頭
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十両以下(3勝クラス以下)
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番付の意味
1ランク差
→枠順、トラックバイアス、展開次第では逆転可能。
2ランク差
→枠順、トラックバイアス、展開に恵まれても逆転困難。
秘密兵器
→過去のレースから、番付上位と互角に渡り合える可能性を秘めた馬。
※番付は、過去のレースにおける最大出力を評価する指標であり、この序列の通り決着することを示すものではありません。
MI値 特設サイト▼
https://www.keibariron.com/miv
マイラーズC フルオープンMI値▼
https://www.keibariron.com/news/69847.html
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マイラーズC 前残り?
東京新聞杯では『内有利』TBと分析し、◎ウインカーネリアンからの馬連ながしで穴があいた。マイラーズCは開幕週。東京新聞杯と同様『やや内有利』TBならば、穴をあけるチャンスだろうか?
まず、考えるべきは、 セリフォスとソウルラッシュ 。いずれも、東京新聞杯2着だったウインカーネリアンと同等『関脇』以上の馬である。マスクトディーヴァも同様に『関脇』だったが、『やや内有利』TBに泣き、差し損ねて不発。その結果、穴があいた。
マイラーズカップ はどうか?
東京新聞杯は、『内有利』トラックバイアス且つ、レースをコントロールしたのが『関脇』ウインカーネリアン。前残りで穴があく条件が揃った結果。一方、マイラーズカップはセリフォス、ソウルラッシュ以外は『小結』以下と、やや小粒。
トラックバイアスについては、蓋を開けてみないことには何とも言えないが、東京新聞杯はかなり内が有利だった。ここまで極端なトラックバイアスにならない限りは、前残りで穴があく可能性はさらに低くなる。
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福島牝馬S コラム
テーマ:牝馬限定G3の稼ぎ方
牝馬限定のG3や、低レベルな重賞の稼ぎ方は、大別して2つのポイントがある。2023年は◎ステラリア 他、2022年はアナザーリリック他。いずれも絞り込み型フォーメーションで的中。
1つ目のポイントは、上記2Rの通り。シンプルに、強いメンバーを相手に戦ってきた馬を狙っただけ。強い馬が人気のない時に狙うのは、馬券で稼ぐ基本技術の1つである。
レベルの低い重賞やハンデ戦等の場合、競馬ファンの多くが「荒れる」と先入観を持っているため、人気が割れる。その結果、強い馬をガバガバのオッズで買えるということ。2023年のマーメイドS も、上記と同様のレースパターン。
ここからが本題。
今年の福島牝馬Sのメンバーは混戦。先程挙げたステラリアや、牝馬限定重賞ならボコボコ勝てるレベルのビッグリボンやウインマイティークラスの馬は、このレースにはいない。
2つ目のポイントは、混戦であること前提に、どう考えても人気のない馬から『不的中上等』で穴をあけにいくことである。先程述べた通り、福島牝馬Sのようなレースは、マイラーズカップのようなハイレベルな別定G2とは毛色が異なり、ファンの多くが荒れると思っている。
中途半端な人気の割れ方だと、荒れたように見えても『配当やっす』のオチが待っているので、その場合は見送り妥当(あまり過剰な期待はせず、ダメそうなら無理せず撤退)。大事なことなので繰り返すが、パターン1よりも馬券で稼ぐハードルが高いことを念頭に置いておく必要がある。
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以上を踏まえて、当日の枠順、馬場状態、オッズを確認して検討します。
メルマガ作成者:
玉嶋亮
メルマガ発行人:
予想屋マスター事務局
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30代半ば/本業:士業/大学から本格的に競馬を始める。予想屋マスターを知り、理論的な競馬の分析に目覚める。リトル予想屋マスターを目指し、予想法を徹底的にコピーした。時間の制約があるため、芝オープンのみにフィールドを限定している。凱旋門賞の単勝万馬券、AJCCの288万円等の的中実績あり。「単勝多点」「変則フォーメーション」等多彩な馬券術に定評がある。「競馬の教科書」は個人出版ながら異例のベストセラー。「別冊」は予想屋マスターとの共著で再びベストセラー。日本一の競馬作家になるのが夢。Twitter(keiba_tamashima)