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『七夕賞』予想のポイント・番付、必勝コラム ことりのYUKI氏 ~玉嶋亮の競馬予想コラム Vol.106

2024/07/08 更新

※こちらは玉嶋亮連載メルマガのバックナンバーです。メルマガ登録をすると最新の記事がメールで届きます。

 

こんばんは!玉嶋です。

 

早速ですが、今週末の『七夕賞』予想のポイント、番付について、玉嶋の見解をお届けします。

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必勝コラム YUKI 回収率127%

 

●自己紹介

 

皆さん初めまして。YUKIと申します。年齢は33歳です。2歳の息子と0歳の双子の娘がいます。某お笑い芸人のYouTubeを見て「面白そうだ」と思い立ち、2021年の有馬記念から競馬を始めました。仕事と育児でなかなか競馬に費やす時間が取れないので、無駄を徹底的に省いた最小の工数(手間)で最大の成果を得ることをモットーとしています。

 

・2023年の成績

回収率:130%/購入R数:不明/的中率:10% ※データが残っていないため、概算。

 

・2024年の成績

回収率:127%/購入R数:47R/的中率:32%

 

2024年6月末まで 成績まとめ▼

https://x.com/yuki38380522/status/1808412264254632372?t=WGTliPB8Kf2GbTkFGQQLyg&s=19

 

2023年は俗に言う「ビギナーズラックだったな」と感じているので、タイトルは玉嶋さんと協議した上で、敢えて平均を取らず小さい方の数字『127%』をタイトルにしました。

 

2023年を振り返ると、穴馬の三連系が的中した結果、上振れによって大幅に回収率を跳ねましたが、的中率が極めて低かったです。当時は「競馬ってそういうもの」という認識はありましたが、あの一発がなかったと思うとゾッとします。

 

数字だけ見れば回収できているから結果としてはOKなのですが、何故当たったか?何故外れたか?明確になっていなかったので「このままでは勝ち続けられない」と危機感を持っていました。そこで、2024年からは論理的に予想をしようと決意しました。

 

●2023年と2024年で変えたこと

 

①予想ファクターの単純化

②ルーティンの確立(1週間単位)

 

それぞれ詳細に記載します。

 

①予想ファクターの単純化に関して

 

2023年:ありとあらゆる情報(オッズ/パドック/過去⚫︎年のデータ/陣営コメントetc...⇒とにかく、何でもかんでも手を出していました。

 

2024年:能力比較/トラックバイアス/展開 のみ

 

要は、後からなんとでも言えてしまうようなことや、分かろうとしても分からないことは、予想ファクターから一切排除し、単純化しました。

 

結局のところ、パドックを見ても分かった気になっただけで、何も分かりません。調子の良し悪しも同様で、馬が言葉を喋りでもしない限りは分かりません。過去⚫︎年のデータはいくらでも都合の良いように切り取れます。

 

少し脱線しますが、競馬を覚えたての頃に『オッズ』が予想ファクターになっていたのは、今では笑い話ですが、マジです(笑)。「イクイノックスは人気しすぎてて面白くない」と能力そっちのけで穴を狙いにいってよく返り討ちにあっていました。予想ではなく「こうなって欲しい」希望だったと、当時を振り返ると苦い思い出です。

 

ー玉嶋コメントー

 

笑い話にしてくれていますが、2023年ジャパンカップで、「馬券を買う」のが予定調和になっていた人が圧倒的に多かったです。G1の雰囲気や熱に流されるのは、良くないですね。買えそうな買い目がないのが直感的に分かるなら、その時点で見送り妥当です。

 

ジャパンカップ 見送り妥当▼

https://x.com/keiba_tamashima/status/1728671656560955791?t=Bzle7IPWMRnpcTcEWTu4Ww&s=19

 

ーつづきー

 

一方、『(1)能力比較』『(2)トラックバイアス』『(3)展開』は、いずれも論理的に説明がつくファクターです。

 

「⚫︎⚫︎だから▲▲になる可能性が高そう」等、確率論と理詰めで予想を構築することができます。

 

それだけではなく、(1)(2)(3)のメリットは、レース後にフィードバックすることが可能なことです。例えば、パドックでデキの良し悪しをレース前に論じたところで、結局それがどこまで正しかったのか?競走能力へどれほどの影響を与えたのか?検証のしようがないのです。

 

当たるも八卦。当たらないも八卦。パドックがたまたま良く見えた馬が好走することもあれば、凡走することも。逆も然り。これって結局やってやりっ放しの予想でしかないし、いつまで経ってもやってやりっ放しの予想を繰り返すだけだから、永遠に進歩しません

 

予想したことを回顧(分析)するルーティンを毎週毎週グルグル繰り返していけば、「この馬の能力はこれくらい(能力比較)」「この日の東京はイン有利(トラックバイアス)」「こういう時は、こういうこと起きる(展開)」の精度がどんどん上がっていきます。パドックや色々なファクターを使って、やってやりっ放しの予想らしきことをしていた頃とは雲泥の差であり、毎週手応えや自分の成長を感じることができるので、楽しいのもセットで付いてきます。やってやりっ放しの予想を繰り返しているようでは、この充実感は得られません。

 

週末までに能力比較を済ませておいて、それをベースにトラックバイアスと展開を掛け合わせて最終予想をするのが今では当たり前になりました。玉嶋さんやマスターも言っていますが、どちらか一方に傾倒せずにバランスを上手く取るのに気をかなり遣っています。

 

能力比較 MI値▼

https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/B0CW18SYL2?storeType=ebooks

 

トラックバイアス▼

 

ー玉嶋コメントー

 

その通りで、どちらか一方だけでは予想は完結せず、両輪で回していくことが大事です。

 

ーつづきー

 

「なんで明らかに強い馬が負けることがあるんだろう?」と2023年の頃は疑問とモヤモヤが残るこちもしばしばでしたが、2024年に入ってリアルタイムTB情報をチェックに取り入れることにより改善できました。

 

リアルタイムTB情報▼

 

ここで、2024年に上手くいった事例を2つ紹介します。

 

●事例① 2024年 東京新聞杯

 

東京新聞杯ではイン有利TBが強烈に働き、ウインカーネリアンを本命としてサクラトゥジュールとの馬連で高配当をゲット。マスクトディーヴァとジャスティンカフェが敗れる結果になりました。

 

東京新聞杯では、TBを上手く読み切った上で初めて高配当を獲れたので、成功体験として予想の手応えを感じました。

 

●事例② 2024年 中山記念

 

同様に、インが有利なTBだった中山記念では内枠を引いて先行力のあるジオグリフを本命にし、インが有利なTBに寄せて最終予想を組み立てました。紐にドーブネとマテンロウスカイを仕込んで三連複の高配当。人気を背負ったソールオリエンスが敗れる結果となりました。

 

これらの成功体験により、この『予想ファクターの単純化』に手応えを感じました。

 

競走能力に影響を与えやすいファクターに注力することで、間違った努力をすることなく効率的に成果へと繋げることができています。

 

② 週のルーティンの確立に関して

 

2023年:場当たり的。当時はトラックバイアスの概念がなかったので、週中の印をほぼそのままスライドして最終予想へ。トラックバイアスも見ずに本命を決めたら一直線。今思えば猪突猛進型でした。

 

2024年:定常業務的に曜日毎にやることを決めて、土曜日までに能力比較をやるルーティンに変えました。また、この段階では、レース発走の直前まで印を確定しないことが肝要です。

 

ー玉嶋コメントー

 

トラックバイアスが分からない状況で、決められないから決めないというのは、正しいと思います(私もそうです)。人間って、一旦決めてしまったことを白紙に戻すのって、凄くエネルギーを使います。だから、トラックバイアスが見えてくるまで、ノラリクラリと最終的な結論を出さないのが正しいプロセスです。予想をある程度固めておいて、想定した馬場と違うから、馬券を買わないというアプローチでも良いと思います。

 

ーつづきー

 

大まかな1週間の流れとそれぞれのフェーズでのポイントをセットで記載します。

 

①月〜水:出走馬の能力比較と番付作成

 

★ポイント★

過去レースを見直す際は必ず『当時のTBがどうだったのか?』をマスターのTB表を確認する。また、この時点で消し馬を確定させたり印を確定させることは避ける(TBだけではなく、枠順が確定しておらず展開バイアスの予想もできないため)。

 

②木:玉嶋さんから送付されるメルマガコラムにて番付チェックと見直し

 

★ポイント★

自分で作成した番付と玉嶋さんが作成した番付に乖離があれば、潔く玉嶋さんの番付を採用する。プロの見解を優先する。

 

③金:枠順確認をし、印をTB別に考える。

 

★ポイント★

イン有利TBになった場合の印と、内外フラットTBどちらでも対応できるよう、両方の印パターンを大まかに考えておき、どうなっても狼狽えないように準備。

 

※外有利TBは滅多にないのでこの時点では考慮しない。

 

④土日:当日の芝レース、マスターのTB表をチェックし印の最終決定と馬券組み立て。

 

★ポイント★

ここで初めて印を確定させる。TVにずっと張り付いて競馬を観ているわけにもいかないので、子供が昼寝している間や、スキマ時間を上手く捻出し、JRA-VANで土日のレースをチェック。

 

上記のように、1週間の動きを確立させています。まとめると、能力比較・番付作成→見直しと修正→TB毎に印の叩き台を作成→当日のTBを確認し印の最終決定の流れです。

 

⚫︎最後に

 

『能力比較』『トラックバイアス』『展開』に注力するようになってから、着実に実力がついてきた手応えを感じており、予想精度が飛躍的にアップし安定感も出てきたと強い手応えを感じています。今年の目標はプラス30万の達成です。先のことは分かりませんが、良い結果を出せるよう、下半期もやるべきことを手を抜かずにやり切って、良い結果を求めたいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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七夕賞 番付(あいうえお順)

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横綱

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大関

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関脇

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小結

アラタ

キングズパレス

ノッキングポイント

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前頭

ダンディズム

 

※以下作成中

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MI値 特設サイト

マスター指数(mi)

 

● フルオープンMI値▼

七夕賞2024のMI値一覧

 

番付の意味

 

1ランク差

→枠順、トラックバイアス、展開次第では逆転可能。

 

2ランク差

→枠順、トラックバイアス、展開に恵まれても逆転困難。

 

秘密兵器

→過去のレースから、番付上位と互角に渡り合える可能性を秘めた馬。

 

※番付は、過去のレースにおける最大出力を評価する指標であり、この序列の通り決着することを示すものではありません。

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●七夕賞 マクリ

 

https://x.com/keiba_tamashima/status/1808273828638085510?t=eHG8yEN15ue8OqRvlx6r0Q&s=19

 

ーつづきー

 

去年よりも先行馬が揃った。先週の開幕週ラジオNIKKEI賞時点でTBは『内外フラット』(去年は開幕週時点で『ややイン有利』)。

 

去年は、前を行くセイウンハーデスをあまりに野放しにして前残りの展開バイアスが働いたというのもあるが、去年よりはマクリや差しが決まる可能性は高い。

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以上を踏まえて、当日の枠順、馬場状態、オッズを確認して検討します。

 

メルマガ作成者:

玉嶋亮

メルマガ発行人:

予想屋マスター事務局

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玉嶋亮 公式HP 全6タイトル▼

https://tamashimaryo.wixsite.com/my-site

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この記事を書いた人
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